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  • ヨナ
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ヨナはこのひょうたんによって憐れみに関する教訓を与えられました。ヨナはひょうたんを惜しみ,多分,なぜ枯れなければならなかったのだろうと考えたことでしょう。とはいえ,その植物はヨナが植えたものでも世話したものでもありませんでした。他方,命の創造者であり維持者でもあるエホバには,ニネベを惜しむずっと多くの理由がありました。そこの住民の価値や家畜の価値は,1本のひょうたんの価値よりもはるかに大きなものでした。それゆえ,エホバはヨナにこうお尋ねになりました。「わたしとしても,大いなる都市ニネベを,右も左も全くわきまえない十二万以上の人々に加えて多くの家畜もいるこの所を惜しんだとしても当然ではないか」。(ヨナ 4:9-11)ヨナがその要点を理解したに違いないことは,自分の体験した事柄を包み隠さず記述している点に示唆されています。

  • ニネベ
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ヨナの時代 西暦前9世紀のエホバの預言者ヨナは,ニネベの住民の邪悪さゆえにニネベに破滅が差し迫っていることをふれ告げました。しかし,王を含めて住民が悔い改めたので,エホバはこの都市を容赦されました。(ヨナ 1:1,2; 3:2,5-10)当時のニネベは『歩いて回ると三日かかる』非常に大きな都市で(ヨナ 3:3),人口は12万人を上回っていました。(ヨナ 4:11)聖書のこの描写は考古学上の証拠と矛盾していません。フランス国立博物館の館長アンドレ・パロは次のように述べています。

      「今日,ロンドンの昔の境界内の部分は『大ロンドン』― 郊外をも含む,ずっと大きな地域を表わす語 ― と呼ばれるものとは随分違うが,それと同じように,アッシリアから遠く離れたところに住んでいた人々は,『ニネベ』という言葉を聞けば,それが『アッシリアの三角地帯』として現在知られているもののことであると理解したかもしれない。……その三角地帯は北はコルサバードから南はニムルードまで広がり,集落が途切れることなく続き,26マイルほどの距離に及んでいる。……

      「フェリクス・ジョーンズはニネベの人口が17万4,000人はあったのではないかと推定している。つい最近,M・E・L・マローワンはニムルードの発掘でアシュルナジルパルの石碑を発見したが,それには彼が6万9,574人という信じ難い数の客を宴会に招いたことが記されている。マローワンは,外国人を考慮に入れたとしてもカラク(ニムルード)の人口が6万5,000人はあったのではないかと見ている。しかし,ニネベは面積がニムルードの2倍はあるので,ヨナ 4章11節の数字は間接的に確証されていると見てよいであろう」―「ニネベと旧約聖書」,1955年,85,86ページ。「ヨナ」1項; 「ヨナ書」を参照。

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