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    聖書に対する洞察,第1巻
    • 例証されている神の原則 エサウの性格を見ると,約束の胤の父祖としてヤコブが選ばれたのは,エホバ神の側の気まぐれな選択とか道理を欠いた偏愛によるものではないことがはっきり分かります。エサウは霊的な物事に対する認識を欠いており,おまけに肉の欲望を満たそうとする傾向が強かったため,約束の胤の直系の先祖となるにはふさわしくありませんでした。ですから,エホバはご自分の預言者マラキを通して,「それでもわたしはヤコブを愛し,エサウを憎んだ」と言われたのです。エサウは,ヘブライ 11章に挙げられている,雲のような忠実な証人たちの中には含まれていません。その章でパウロは,『信仰によって,アブラハムは,自分と共にその同じ約束の相続人であるイサクやヤコブと共に天幕に住んだ』と述べています。―マラ 1:2,3; ヘブ 11:8,9; 12:1。

  • 予知,あらかじめ定める
    聖書に対する洞察,第2巻
    • パウロは,エホバが『ヤコブ[イスラエル]に対する愛とエサウ[エドム]に対する憎しみ』を抱いておられるという言葉をマラキ 1章2,3節から引用しています。それは,ヤコブとエサウの時代よりもずっと後に書かれた言葉です。ですから聖書は必ずしも,エホバがその双子に対して彼らの誕生前からそのような見方をしておられたということを述べているわけではありません。子供の全般的な性向や気質の多くが,それぞれの親の提供した遺伝的要素によって受胎の時に決まるというのは,科学上の既定事実です。神がそうした要素をご覧になれるのは自明なことであり,ダビデは,エホバが「胎児のときのわたしをも」ご覧になったと述べています。(詩 139:14-16。伝 11:5も参照。)エホバがその二人の少年に関する物事をあらかじめお定めになる際に,神のそうした洞察力がどの程度影響したかは分かりませんが,いずれにしても,エホバがエサウよりヤコブを選ばれたこと自体は,エサウやその子孫のエドム人を滅びに定めるものではありませんでした。のろわれたカナン人の中にさえ,神の契約の民と交わる特権を得,祝福を受けた人がいました。(創 9:25-27; ヨシュ 9:27。「カナン,カナン人」2項を参照。)しかし,エサウが涙ながらに「考えの変化」を切に求めたことは,長子の特別な祝福がすべてヤコブのもとにとどまるという父親イサクの決定を変えさせようとする試みにすぎず,それは成功しませんでした。したがってそれは,エサウが神のみ前で物質主義的な態度に関して悔い改めたことを暗示するものではありませんでした。―創 27:32-34; ヘブ 12:16,17。

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