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    聖書に対する洞察,第2巻
    • タボルの頂上は見晴らしのきく場所なので,防備の施された都市を構えるのに最適の場所でした。そのような都市が西暦1世紀前後にそこで栄えたことを遺跡は示しています。このことは,タボルがイエスの変ぼうの場所であったという伝承を疑問視する理由となります。というのは,イエスと3人の友は「彼らだけ」,「自分たちだけ」で山にいたと記述は述べているからです。その「高大な山」とはむしろヘルモン山のことと思われます。ヘルモン山はイエスが変ぼうの少し前におられた場所である,ヨルダン源流のカエサレア・フィリピの近くにあります。―マタ 17:1,2; マル 8:27; 9:2。

  • 変ぼう
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ペテロとヤコブとヨハネが目撃した奇跡的な出来事。その中で,イエスの「顔は太陽のように輝き,その外衣は光のようにまばゆく」なりました。(マタ 17:1-9; マル 9:2-10; ルカ 9:28-36)マルコは,この時にイエスの外衣が「地上のどんな布さらし人もできないほどに白くなった」と述べ,ルカは「その顔は異なったさまにな(った)」と述べています。その変ぼうは西暦32年の過ぎ越しの後しばらくして,つまりイエスがエルサレムへの最後の旅を行なうかなり前に,ある山で起こりました。

      変ぼうの少し前,イエスとその弟子たちはカエサレア・フィリピ,つまり現在のバニヤスという村の地域にいました。(マル 8:27)キリストと使徒たちがその付近もしくはその地域を離れて「高大な山」に向かったとは考えられません。(マル 9:2)西暦4世紀ごろから伝承上,タボル山がその場所とみなされてきましたが,カエサレア・フィリピの南南西約70㌔のところにあるため,変ぼうの起きた場所とは思えません。―「タボル」1項を参照。

      一方,ヘルモン山はカエサレア・フィリピの北東わずか25㌔ほどのところにあります。それは海抜2,814㍍もあるので,「高大な山」ということになるでしょう。(マタ 17:1)したがって,この変ぼうはヘルモン山のどこかの尾根で起きたのかもしれません。現代の学者でこうした見解を持つ人は少なくありません。もっとも,聖書はそのことについて何も述べていないので,正確な場所は定かではありません。

  • 変ぼう
    聖書に対する洞察,第2巻
    • キリストはその山に登る前,ご自分の弟子たちすべてに,「人々はわたしのことをだれだと言っていますか」と尋ね,それに対してペテロが,「あなたはキリストです」と答えていました。その時イエスは,ご自分が死んで復活させられることを告げました。(マル 8:27-31)とはいえ,ご自分の弟子の中に,「人の子が自分の王国をもって到来する」,または「神の王国が力をもってすでに来ている」のをまず見るまでは「決して死を味わわない」者たちがいるとも約束されました。(マタ 16:28; マル 9:1)この約束は「六日後」(または,ルカによると「八日後」。ルカは約束した日と成就した日を含めているものと思われる)に成就しました。その日,ペテロとヤコブとヨハネはイエスに伴って「高大な山」に行き(マタ 17:1; マル 9:2; ルカ 9:28),そこでイエスが祈っている最中に彼らの前でその変ぼうは起きました。

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