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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
塔92 3/1 10–15ページ

世界を変えた1週間

「エホバのみ名によって来るのは祝福された者!」―マタイ 21:9。

1 対照的などんな二つのグループが,昨年の8月に生じた幾つかの出来事の影響を受けましたか。

「世界を揺るがした痛ましい3日間」。1991年8月にマスメディアが掲げたこのような見出しは,世界が数日で大混乱に陥る場合もあるという事実を強調しています。確かに8月の終わりの何日かは,世だけでなく,「彼ら(は)世のものではない」とイエスが言われたグループにとっても極めて波乱に満ちた時でした。そのグループは今日,エホバの証人として知られています。―ヨハネ 17:14。

2,3 (イ)戦雲が垂れこめていたにもかかわらず,ザグレブでは自由がどのように際立たせられましたか。(ロ)オデッサでは,強い信仰がどのように報われましたか。

2 初めてユーゴスラビアで開催されることになったエホバの証人の国際大会が,8月16日から18日にかけて予定されていました。後になって分かったことですが,その大会は,今にも内戦が始まろうとしている国で開かれたエホバの民の大規模な大会の最初のものともなりました。地元の証人たちは,近隣の地域から来た自発奉仕者たちと一緒に2か月間骨折って働き,ザグレブのハスク・グラダンスキー・サッカー競技場をすっかり改装していました。競技場は染みひとつない清潔な場所,「神の自由を愛する人々」大会を開くのに理想的な場所となっていました。外国からの何千人もの代表者たちが出席を計画しており,その中には米国からの600人も含まれていました。内戦の暗雲が濃くなるにつれ,「アメリカ人は絶対に来ない」といううわさが広まりました。しかし,彼らは来たのです。他の多くの国々からの代表者たちも来ました。1万人の出席が見込まれていましたが,最終日には競技場に何と1万4,684人もの人がいました。出席者全員は「集まり合うことをやめたり」しなかったため豊かな祝福を受けました。―ヘブライ 10:25。

3 ザグレブ大会が終わってからの三日間,ソビエト連邦ではクーデターが起きましたが,結局失敗に終わりました。そのころ,神の自由を愛する人々は,ウクライナ共和国,オデッサでの大会の最終的な準備を行なっていました。大会は開けるでしょうか。兄弟たちは強い信仰を抱いて競技場の全面改装の仕上げを行ない,代表者たちは続々とやって来ました。まるで奇跡によるかのようにクーデターは終わりました。喜びに満ちた大会が8月24日と25日に開かれ,1万2,115人が出席し,最高出席者数の16%にあたる1,943人がバプテスマを受けたのです。これらの新しい証人たちは,長年忠誠を保ってきた人々と共に,エホバに全く依り頼んでその大会に来たことを歓びました。―箴言 3:5,6。

4 東ヨーロッパの証人たちは,イエスが示されたどんな型に従ってきましたか。

4 これら忠実な証人たちは,わたしたちの模範であるイエス・キリストが示された型に従っていました。イエスは,ユダヤ人が自分を殺そうとしていた時でさえ,エホバが命じられた祭りへの出席を決してなおざりにされませんでした。イエスが最後の過ぎ越しのためにエルサレムに上られた際,それらのユダヤ人は神殿内のあちこちに立って,「あなた方の意見はどうだ。彼は祭りには全く来ないと思うか」と言っていました。(ヨハネ 11:56)しかし,イエスは確かに来られたのです。イエスが来られたことにより,最高潮において人間の歴史の流れが逆転する1週間のための舞台が整いました。では,その1週間,つまりユダヤ暦のニサン8日から14日の目立った点を幾つか振り返ってみることにしましょう。

ニサン8日

5 イエスは西暦33年ニサン8日にベタニヤに向かわれた際,どんなことを承知しておられましたか。

5 この日,イエスと弟子たちはベタニヤに到着します。イエスはベタニヤにある愛する友ラザロの家で6晩過ごすことになります。イエスは少し前にラザロを死人の中からよみがえらせたばかりです。ベタニヤはエルサレムの近くにあります。イエスは既に弟子たちだけにこう知らせておられます。「ご覧なさい,わたしたちはエルサレムに上って行きます。そして,人の子は祭司長や書士たちのもとに引き渡され,彼らはこれを死罪に定め,ついで,これを愚弄し,むち打ち,かつ杭につけるために諸国民の者たちに引き渡すでしょう。そして,三日目に彼はよみがえらされます」。(マタイ 20:18,19)イエスは,ご自分が今やひどい苦痛を伴う試練に直面しなければならないことを十分承知しておられます。しかしイエスは,最後の試みのその時が近づいても,ご自分の兄弟たちに愛をこめて仕える点で,少しも努力を惜しまれません。わたしたちも,「キリスト・イエスにあったこの精神態度」を常に抱いていたいものです。―フィリピ 2:1-5。ヨハネ第一 3:16。

ニサン9日

6 ニサン9日の晩にマリアは何をしましたか。また,イエスはユダに何と言われましたか。

6 日が沈んでニサン9日が始まると,イエスは以前らい病人だったシモンの家で食事をとられます。ラザロの姉妹マリアがイエスの頭と両足に高価な香油を注ぎ,謙遜に自分の髪の毛でイエスの両足をふいて乾かすのは,この家でのことです。ユダが異議を唱えると,イエスは,「彼女をそのままにしておきなさい。わたしの埋葬の日を見越して彼女がこの習わしを守れるようにするためです」と言われます。祭司長たちは,大勢のユダヤ人がベタニヤへ行き,イエスに信仰を持つようになっていることを聞くに及んで,イエスとラザロの殺害を企てます。―ヨハネ 12:1-7。

7 ニサン9日の朝,エホバのみ名はどのように尊ばれましたか。イエスはどんなことを予告されましたか。

7 朝早く,イエスはエルサレムに向けて出発されます。群衆が迎えに出て行って,やしの枝を振りながら,「救いたまえ! エホバのみ名によって来たる者,イスラエルの王こそ祝福された者!」と叫びます。その時イエスは,ろばに乗って同市に上ることにより,ゼカリヤ 9章9節の預言を成就されます。イエスはエルサレムの近くまで来られると,エルサレムのために涙を流して,ローマ人がエルサレムを先のとがった杭で包囲し,完全に破壊することを予告されます。その預言は37年後に著しい成就をみることになりました。(これは,古代エルサレムの型に倣って背教してきたキリスト教世界にとっての不吉な前兆ともなっています。)ユダヤ人の支配者たちはイエスが自分たちの王になることを望みません。彼らは怒りの気持ちを込めて,「見なさい,世は彼に付いて行ってしまった」と言います。―ヨハネ 12:13,19。

ニサン10日

8 ニサン10日に,イエスはどのようにエホバの祈りの家に対する深い敬意を示されましたか。その後,どんなことが起きましたか。

8 イエスは再び神殿を訪れます。イエスは貪欲な商人や両替屋たちを追い出されますが,そうされるのは2度目です。商業主義,つまり「金銭に対する愛」はエホバの祈りの家にあってはならないのです。(テモテ第一 6:9,10)イエスは間もなく亡くなることになっています。そのことを例えで説明するために,イエスは一粒の種をまくことについて話されます。最初の種は死にますが,それは芽を出し,たくさんの穀粒をつけた茎を生み出します。同様に,イエスの死は,結果として,イエスに信仰を働かせる大勢の人に永遠の命をもたらすことになります。イエスは死が迫っていることを考えて心を悩ませ,ご自分の死によってみ父のみ名の栄光が示されるよう祈られます。それに答えて神の声が天から,「わたしはすでにその栄光を示し,さらにまたその栄光を示す」と雷のように鳴り響き,居合わせた人々は皆それを聞きます。―ヨハネ 12:27,28。

ニサン11日 ― 活動に満ちた日

9 (イ)ニサン11日の朝早くに,イエスは背教したユダヤ人に有罪宣告を下す点で,どのように例えをお用いになりましたか。(ロ)イエスのたとえ話と一致して,どんな人たちが壮大な機会を逸してきましたか。

9 イエスと弟子たちは再びベタニヤを出発し,活動に満ちた一日を始めます。イエスは三つの例えを用いて,背教したユダヤ人が有罪宣告を受けている理由を示されます。これより前にイエスは実を結ばないいちじくの木をのろわれましたが,今では枯れているその木の状態は,不信仰で実を生み出さないユダヤ国民を表わすものです。イエスは神殿に入ると,主人のぶどう園の下劣な耕作人たちがどのようにして最終的に主人の息子である相続人までも殺してしまうかを描写されます。これは,ユダヤ人がエホバからの信頼を裏切り,その裏切りがイエスの殺害によって最高潮に達することを表わしています。イエスは,王 ― つまりエホバ ― が取り決めた婚宴のことも述べられます。王が招いた客たち(ユダヤ人)は自分本位の言い訳をして出席を断わります。そのため,招待は外部の者 ― つまり異邦人 ― に差し伸べられ,そのうちのある者たちはこたえ応じます。しかし,婚礼の衣を着ていないところを見つけられた人は投げ出されます。その人は,キリスト教世界の偽クリスチャンたちを表わしています。イエスの時代の多くのユダヤ人が招かれましたが,天の王国を相続する,証印を押された14万4,000人の一員となるために「選ばれる者は少ない」のです。―マタイ 22:14。啓示 7:4。

10-12 (イ)イエスはなぜユダヤ教の僧職者たちを譴責されましたか。イエスはそれら偽善者たちにどんな痛烈な非難を浴びせましたか。(ロ)背教したユダヤ人に対して,最終的にどのように裁きが執行されましたか。

10 偽善的なユダヤ教の僧職者たちはイエスを捕らえる機会を探し求めます。しかしイエスは,彼らがわなにかけようとして行なう幾つもの質問にお答えになり,人々の前で彼らを狼狽させられます。何という背信的なユダヤ人宗教家たちなのでしょう。イエスは少しも容赦することなく彼らを譴責されます。彼らは目立つことや独特な服装,また「ラビ」とか「父」などといった仰々しい称号を切望します。それは,現代の多くの僧職者たちと似ています。イエスは,「だれでも自分を高める者は低くされ,だれでも自分を低くする者は高められるのです」という法則を述べられます。―マタイ 23:12。

11 イエスはそれらの宗教指導者たちを痛烈に非難されます。イエスは強い調子で「あなた方は災いです!」と7回言い,彼らを盲目の案内人また偽善者と呼ばれます。そしてその度に,その有罪宣告の明確な理由を述べられます。彼らは天の王国に入る道をふさいでいます。彼らが改宗者をわなにかけると,その改宗者は恐らく以前のゆゆしい罪か狂信のために既に滅びを受けることになっているため,2倍もゲヘナに行くべき者となります。イエスは,「愚か者,また盲目の者たちよ!」と断言されます。それは,パリサイ人たちが神殿での清い崇拝を維持することよりも神殿の金のほうに注意を向けているからです。彼らは貪ったはっか,いのんど,クミンの十分の一を納める際に公正と憐れみと忠実を無視し,律法の重大な事柄を無視します。儀式上の洗いが彼らの内面的な汚れを除くことは決してありません。それを成し遂げることができるのは,ささげられようとしているイエスの犠牲に対する信仰によって清められた心だけです。彼らの内面的な偽善と不法は,どんな「白く塗った」外面も偽りであることを示しています。―マタイ 23:13-29。

12 そうです,まさに昔の「預言者たちを殺害した者たちの子」であるパリサイ人たちは本当に災いです。彼らは蛇,またまむしらの子孫であり,ゲヘナの裁きに定められています。彼らがイエスだけでなくイエスの遣わす者たちも殺すからです。これは「この世代に」執行される裁きです。その成就として,エルサレムは37年後に完全に滅ぼされました。―マタイ 23:30-36。

13 今日のどんな状況は,神殿の寄付に関してイエスが述べられた事柄を反映していますか。

13 イエスは神殿を去る前に,宝物庫に小さな硬貨二つ,つまり「自分の持つ暮らしのもとすべて」を入れた貧しいやもめをおほめになります。申し訳程度の寄付しか入れない貪欲な富んだ人々とは何と対照的なのでしょう。今日のエホバの証人もその貧しいやもめのように,世界的な王国の業を支えまた拡張するために時間や精力や資金を喜んでささげます。自分の教会員から財産を巻き上げて個人的な富の帝国を築く,不道徳なテレビ福音伝道師たちとは何と異なっているのでしょう。―ルカ 20:45-21:4。

ニサン11日が終わりに近づく

14 イエスはどんな悲しみを言い表わされましたか。イエスは弟子たちのさらに踏み込んだ質問にどのようにお答えになりましたか。

14 イエスはエルサレムと同市の人々のために涙を流され,「『エホバのみ名によって来るのは祝福された者!』と言うときまで,あなた方は今後決してわたしを見ないでしょう」と言明されます。(マタイ 23:37-39)その後,彼らがオリーブ山の上で座っている時のこと,イエスの親しい弟子たちがそのことについて尋ねると,イエスは答えて,王国の権能を帯びたご自身の臨在とサタンの邪悪な事物の体制の終結とを特色づけるしるしを述べられます。―マタイ 24:1-25:46。マルコ 13:1-37。ルカ 21:5-36。

15 裁きのためのご自分の臨在に関して,イエスはどんなしるしをお与えになりましたか。それはいつから成就していますか。

15 イエスは,神殿に対してやがて執行されるエホバの裁きに言及する際,それが事物の体制全体の終結における将来の大惨事の予型であることを示唆されます。イエスの臨在のその時は,空前の規模の戦争の勃発,飢きん,地震,疫病,また愛の欠如や不法などによって特色づけられます。それは1914年以来,この20世紀の世界にまさに当てはまってきたのです。

16,17 イエスは世界情勢のどんな進展について述べられましたか。クリスチャンはその預言にどのように反応すべきですか。

16 「世の初めから今に至るまで起きたことがなく,いいえ,二度と起きないような大患難」の時が最高潮となります。その大患難はノアの日の大洪水と同じほど破壊的なものとなるので,イエスは世の営みに没頭することがないよう警告なさいます。「それゆえ,ずっと見張っていなさい。あなた方は,自分たちの主がどの日に来るかを知らないからです」。この主人の臨在の期間中に警告を響きわたらせ,霊的な食物を豊かに供給するために,主人が,油そそがれた「忠実で思慮深い奴隷」を任命しておられることを,わたしたちは心から喜べます。―マタイ 24:21,42,45-47。

17 この20世紀にわたしたちは,「地上では,海のとどろきとその動揺のゆえに逃げ道を知らない諸国民の苦もん」があり,『同時に人々が,人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失う』のを見てきました。しかし,イエスはわたしたちに,「これらの事が起こり始めたら,あなた方は身をまっすぐに起こし,頭を上げなさい。あなた方の救出が近づいているからです」と告げておられます。また,わたしたちに注意を与えて,「食べ過ぎや飲み過ぎまた生活上の思い煩いなどのためにあなた方の心が押しひしがれ,その日が突然,わなのように急にあなた方に臨むことがないよう,自分自身に注意を払いなさい」と述べておられます。わたしたちはいつも目ざめていることによって初めて,イエスの臨在の際に,是認されて「人の子」イエスの前に立つことができるのです。―ルカ 21:25-28,34-36。

18 十人の処女とタラントに関するイエスの例えからどんな励みを得ることができますか。

18 イエスは現代の出来事に関する巧みな予告を終えるにあたり,三つの例えを話されます。最初に,十人の処女のたとえ話の中で,『ずっと見張っている』必要性を再び強調なさいます。次に,奴隷たちとタラントの例えの中で,『主人の喜びに入るように』という招待によって勤勉さがどのように報われるかを示されます。これらのたとえ話の中で予表されている油そそがれたクリスチャンだけでなく,ほかの羊もこれらの生き生きとした描写から多くの励みを得ることができます。―マタイ 25:1-30。

19,20 現代のどんな喜ばしい関係が,羊とやぎに関するイエスの例えの中で際立っていますか。

19 3番目の例えは,到来して天の栄光の座に座られた後の,王国の権能を帯びたイエスの臨在に関するものです。それは,諸国民を裁き,地上の人々を二つの群れに分ける時です。一つは羊のような柔和な人々から成る群れであり,もう一つはやぎのような頑固な人々から成る群れです。羊は自分たちが王の兄弟たち,つまり世の終わりのこの時に地上にいる油そそがれた残りの者たちの支えになることを示すために,特別な努力を払います。これらの羊は命の報いを受けますが,感謝の念に欠けるやぎは離れて永遠の滅びに入ります。―マタイ 25:31-46。

20 わたしたちは,事物の体制のこの終結の時におけるほかの羊と王の兄弟たちとの実にすばらしい関係を見ています。王の臨在が始まった時には,油そそがれた残りの者が業の主力となっていましたが,今では,熱心な何百万ものほかの羊が神の地上の僕たちの99.8%を占めています。(ヨハネ 10:16)そしてほかの羊も,自分たちが,忠誠を保つ油そそがれた者たちの仲間として『飢え,渇き,裸,病気,投獄』を喜んで忍耐する者であることを示してきました。a

ニサン12日

21 ニサン12日に何がどのように勢いを増しましたか。

21 イエスを殺そうとする企てが勢いを増します。ユダが,神殿にいる祭司長たちのもとにやって来て,銀30枚と引き替えにイエスを裏切ることに同意します。このようなことさえ預言されていました。―ゼカリヤ 11:12。

ニサン13日

22 ニサン13日にどんな準備が整えられましたか。

22 イエスは恐らく祈りと黙想のためにベタニヤにとどまり,「これこれの人」を捜し出すために弟子たちをエルサレムへ遣わされます。その人の家の大きな階上の部屋に,弟子たちは過ぎ越しの用意を整えます。(マタイ 26:17-19)ニサン13日の日が沈むと,イエスは歴史上最も重大な祝いのために,その部屋で弟子たちと一緒になられます。ニサン14日には何が待ち受けているのでしょうか。次の記事でその点を扱います。

[脚注]

a 次の記事は,わたしたちが,油そそがれた小さな群れとほかの羊との密接な関係をなお一層よく認識するための助けになるはずです。

どのように要約しますか

□ ニサン8日から10日にかけて,ある人たちはどのようにイエスをもてなし,また歓迎しましたか

□ ニサン11日に,イエスは偽善的な僧職者たちの正体をどのように暴かれましたか

□ イエスはどんな重大な預言をされましたか。その預言は今日どのように成就していますか

□ ニサン12日と13日に,事態はどのように最高潮に向かって進展してゆきましたか

[12ページの図版]

イエスは,小さな硬貨二つ,つまり自分の持つものすべてを寄付した貧しいやもめをおほめになる

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