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  • あなたが見た聖書預言の成就
    聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?
    • 「苦しみの劇痛の始まり」

      11,12 どのような意味で最初の世界大戦は「苦しみの劇痛の始まり」にすぎませんでしたか。

      11 イエスの預言の初めの部分は,「これらすべては苦しみの劇痛の始まりです」という言葉で結ばれています。この点は,第一次世界大戦に関してまさにそのとおりになりました。その大戦は1918年に終わりましたが,永続する平和をもたらすことにはなりませんでした。その後まもなく,限定的なものとはいえ,し烈な軍事行動が,エチオピア,リビア,スペイン,ロシア,インド,その他の地で相次ぎました。そして,さらにそれに続いたのがあの忌まわしい二番目の世界大戦です。それは,将兵と一般市民を合わせて5,000万人もの命を奪いました。

      12 さらに,平和のための合意や戦闘の小康も時おりあるとはいえ,人類は今なお戦闘状態にあります。1987年に伝えられたところによると,1960年以来合計81の主立った戦争が行なわれ,1,255万5,000人もの男女子供が殺りくされました。1987年には,記録に残る歴史の上でそれまでのどの年よりも多い数の戦争が行なわれました。1 その上,軍備のための支出は現在のところ毎年合計1兆ドル(約130兆円)にも達し,世界の経済をゆがめさせています。2『国民は国民に,王国は王国に敵対して立ち上がる』というイエスの預言は今まさしく成就しつつあります。戦争を象徴する赤い馬は全地にわたってその猛烈な疾駆を続けています。しかし,しるしの第二の面についてはどうでしょうか。

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    聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?
    • 14 1914年以来のどんな大飢きんはイエスの預言の成就となりましたか。

      14 幾つかの国で非常に高度な生活水準が達成されている今日の時代に,このような預言が成就しているということがあり得るでしょうか。世界全体を見渡してみると,この点の疑問はなくなるでしょう。歴史的に見ても,飢きんは,戦争や自然の災害によって引き起こされてきました。ですから,災害や戦争が普通以上に多かった今世紀が,幾たびも飢きんに見舞われてきたというのも驚くべきことではありません。地上の幾多の場所が1914年以来そのような災害を被ってきました。ある報告は,1914年以来の大規模な飢きん60以上を数え挙げていますが,それは,ギリシャ,オランダ,ソ連,ナイジェリア,チャド,チリ,ペルー,バングラデシュ,ベンガル,カンボジア,エチオピア,そして日本など,広く世界各地に及んでいます。3 これらの飢きんの中には何年も続いて,幾百万もの死者を出したものもあります。

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    聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?
    • 地震

      17 1914年の後まもなくどんな破壊的な地震が起きましたか。

      17 1915年1月13日,最初の世界大戦が始まってまだ数か月のころ,大きな地震がイタリアのアブルッツィ地方を襲い,3万2,610人もの命を奪いました。この大災害は,イエスの臨在の時代に起きる戦争や食糧不足にはさらにほかのものが伴うはずであったという点を思い起こさせます。すなわち,「そこからここへと……地震がある」とも述べられていました。戦争や食糧不足の場合と同様,アブルッツィの地震も「苦しみの劇痛の始まり」であったにすぎません。a

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    聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?
    • 20 どんな目立った流行病は,疫病に関するイエスの預言の成就の一面となりましたか。

      20 1918年から1919年にかけて,10億人もの人がスペイン風邪にかかり,2,000万人以上が死にました。この病気が奪った人命の数は,その時の世界大戦による死者の数をさえ上回っています。7 そして,「死の災厄」すなわち『疫病』は,医学上の多くの目ざましい進歩にもかかわらず,今日の世代を悩まし続けています。これはなぜでしょうか。一つには,貧しい国々が科学の進歩の恩恵に必ずしもあずかれないためです。貧しい人々は,もっとお金があれば良い治療を受けられるような病気のために苦しみ,また死んでゆきます。

  • あなたが見た聖書預言の成就
    聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?
    • a 1914年から1918年までの間に,マグニチュード8あるいはそれを上回る地震 ― アブルッツィを襲った地震より強力なもの ― は少なくとも五つありました。しかしそれらは人口の少ない地域で起きたために,イタリアの地震ほどに人々の注意を引くことはありませんでした。5

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