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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2012
塔12 2/1 14ページ

ご存じでしたか

イエスの時代の葬式では本当にフルートが演奏されたのでしょうか。

■ 聖書によると,フルートは祭りの時に演奏されました。(列王第一 1:40。イザヤ 5:12; 30:29)また,葬式の時にも演奏されました。葬式に関して言及されている楽器は,フルートだけです。マタイの福音書によれば,イエスは,あるユダヤ人の支配者から,死にそうになっている娘をいやしてほしいと頼まれました。ところが,その支配者の家に着いてみると,「フルートを吹く者たちや騒々しく騒ぎまわる群衆」がいました。その子がすでに死んでいたからです。―マタイ 9:18,23。

そうした習慣に関するマタイの記録は正確でしょうか。聖書翻訳者ウィリアム・バークレーはこう述べています。「古代世界の大半の地域,すなわちローマ,ギリシャ,フェニキア,アッシリア,パレスチナなどでは,フルートの物悲しい音色は,必ずと言っていいほど死や悲劇を連想させた」。タルムードによれば,西暦初期には,ユダヤ人の男性が妻を亡くした場合,たとえ非常に貧しくても,その死を悼むためにフルート奏者二人と泣き女一人を雇いました。1世紀の歴史家であるフラビウス・ヨセフスの記録によると,西暦67年にガリラヤのヨタパタがローマ軍に征服され,そこの住民が虐殺されたという知らせがエルサレムに届くと,「嘆く者たちの多くが,葬送歌の伴奏のためにフルート奏者たちを雇い」ました。

イエスの傍らで処刑された悪行者は,どんな罪を犯したのでしょうか。

■ 聖書は,それら悪行者を「強盗」と呼んでいます。(マタイ 27:38。マルコ 15:27)一部の聖書辞典が述べているとおり,聖書には犯罪の種類別に異なる語が出てきます。ギリシャ語クレプテースは,発覚を免れようとして密かに行動する盗人を指して用いられました。この語はユダ・イスカリオテに使われています。弟子たちの金箱からこっそり盗んでいたからです。(ヨハネ 12:6)一方,レーステースという語は,普通,暴力を振るって強盗を働く者を指し,時には革命や暴動を起こす者あるいはゲリラを指して用いられることもありました。イエスと共に処刑された男たちは,後者の範疇に入ります。事実,記録によれば,その一人は,「我々(は)自分のした事に対する相応の報いを受けている」と言いました。(ルカ 23:41)その言葉からすると,単なる盗みで有罪とされたのではないようです。

それら二人の強盗と同じく,バラバもレーステースと呼ばれています。(ヨハネ 18:40)そのバラバが単なる盗人などでなかったことは,ルカ 23章19節から明らかです。そこには,この男が「市内で起きたある暴動と殺人のかどで獄に入れられていた」とあるからです。

ですから,イエスと共に処刑された悪行者たちは,強盗を働いただけでなく,扇動にも,さらには殺人にも関係していた可能性があります。いずれにせよ,ローマ人総督ポンテオ・ピラトはそれらの者を,杭につけて処刑するべき者とみなしたのです。

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