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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1990
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イエスの生涯と宣教

ぶどう園の例えを使って正体をあばく

イエスは神殿におられます。だれの権威で物事を行なうのかを言うようにと迫ってきた宗教指導者たちをろうばいさせたばかりです。イエスは,宗教指導者たちがまだ困惑している間に,「あなた方はどう考えますか」とお尋ねになります。それから例えを使って,彼らが実際にはどんな人間かを示されます。

イエスはこう語られます。「ある人に二人の子供がいました。彼は一番目の者のところに行って,『子供よ,今日,ぶどう園に行って働きなさい』と言いました。この者は答えて,『行きます,父上』と言いましたが,出かけて行きませんでした。二番目の者に近づいて,彼は同じことを言いました。この者は答えて,『行きません』と言いました。後ほど彼は後悔して出かけて行きました」。「この二人のうち,どちらが父の意志を行ないましたか」と,イエスはお尋ねになります。

「後の者です」と,イエスに反対する者たちは答えます。

そこでイエスは,「あなた方に真実に言いますが,収税人や娼婦たちがあなた方より先に神の王国に入りつつあるのです」と説明されます。実際のところ,収税人や娼婦たちは,初めのうちは神に仕えることを拒んでいましたが,ちょうど二番目の子供のように後悔して,神に仕える者となりました。一方,宗教指導者たちは,一番目の子供のように,神に仕えると公言していましたが,イエスは彼らについてこう言われます。『[バプテスマを施す人]ヨハネが義の道をもってあなた方のところに来たのに,あなた方は彼を信じませんでした。ところが,収税人や娼婦たちは彼を信じました。あなた方は,それを見ながら,あとから後悔して彼を信ずるようにはなりませんでした』。

イエスは次に,これら宗教指導者が失敗者とされる理由は,単に神への奉仕を怠っているという点だけではないことを示されます。そうです,彼らは神に仕えないばかりか,実際には邪悪でよこしまな者たちなのです。イエスはこう語られます。「ある人,つまり家あるじがいました。その人はぶどう園を設け,その周りに柵を巡らし,その中にぶどうの搾り場を掘り,塔を立て,それを耕作人たちに貸し出して,外国へ旅行に出ました。実りの季節が巡って来たとき,彼は自分の実りを得ようとして耕作人のもとに奴隷たちを派遣しました。ところが,耕作人たちは彼の奴隷たちを捕まえ,ひとりを打ちたたき,もうひとりを殺し,もうひとりを石打ちにしました。彼は再びほかの奴隷を最初より大ぜい派遣しました。しかし彼らはこれらにも同じことをしたのです」。

「奴隷たち」とは,「家あるじ」であるエホバ神がご自分の「ぶどう園」の「耕作人たち」のもとにお遣わしになった預言者たちのことでした。耕作人とは,イスラエル国民を代表する,主立った人たちのことで,聖書は,イスラエル国民が神の「ぶどう園」であることを明らかにしています。

イエスはこう説明されます。「耕作人たち」は「奴隷たち」を虐待して殺してしまったので,「最後に彼[ぶどう園の持ち主]は,『わたしの息子なら尊敬するだろう』と言って,自分の息子を彼らのもとに派遣しました。その息子を見ると,耕作人たちは互いに言いました,『これは相続人だ。さあ,こいつを殺してその相続財産を手に入れよう!』そうして彼を捕まえ,ぶどう園から追い出して殺してしまったのです」。

ここでイエスは,宗教指導者たちに対し,「それで,ぶどう園の持ち主が来るとき,これらの耕作人をどうするでしょうか」とお尋ねになります。

宗教指導者たちは,「その者たちは悪らつですから,惨めな滅びをもたらし,そのぶどう園をほかの耕作人たち,納めるべき時に実りを納める者たちに貸し出すでしょう」と答えます。

こうして宗教指導者たちは,それとは知らずに自分たちに対する裁きを宣告します。彼らも,エホバが所有しておられたイスラエル国民という「ぶどう園」で働く,イスラエル人の「耕作人たち」の一部だからです。エホバはそのような耕作人たちに対し,真のメシアであるみ子に対する信仰という実りを納めるよう期待しておられます。彼らはそのような実を実らせていなかったので,イエスはこう警告されます。「あなた方は聖書[詩編118編22,23節]の中で読んだことがないのですか。『建築者たちの退けたその石が主要な隅石となった。これはエホバから生じたのであり,わたしたちの目には驚嘆すべきものである』とあるのです。このゆえにあなた方に言いますが,神の王国はあなた方から取られ,その実を生み出す国民に与えられるのです。また,この石の上に落ちる人は粉々になるでしょう。これがその上に落ちる人は,みじんに砕かれるでしょう」。

書士や祭司長たちは,自分たちのことが言われているのに気づき,義にかなった「相続人」であるイエスを殺そうとします。そのため,神の王国の支配者となる特権は,一国民としてのイスラエル人から取られ,『ぶどう園の耕作人』となる新しい国民,ふさわしい実を生み出す国民が形成されます。

宗教指導者たちは,イエスを預言者だとみなしていた群衆を恐れ,この時にはイエスを殺そうとしません。マタイ 21:28-46。マルコ 12:1-12。ルカ 20:9-19。イザヤ 5:1-7。

◆ イエスの最初の例えに出て来る二人の子供は,だれを表わしていますか。

◆ 二番目の例えの,「家あるじ」,「ぶどう園」,「耕作人たち」,「奴隷たち」,そして「相続人」とは,それぞれだれのことですか。

◆ 『ぶどう園の耕作人たち』はどうなりますか。彼らに代わってだれが耕作人になりますか。

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