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  • 目ざめよ! 1995
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目ざめよ! 1995
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失意のあまり死ぬことがありますか

残念ですが,失意のあまり死ぬということはよくあることです。配偶者を亡くしたばかりの,見たところ健康そうなお年寄りが,突然倒れて,数日あるいは数週間もしないうちに亡くなります。死因ですか。友人たちは,「失意(英文,broken heart; 字義,心臓破裂)だ」と言います。

これは比喩的表現以上のもののようです。研究者たちはずっと前から,ストレスが解消されないと,心臓の拍動を乱し,発作すら引き起こす化学物質が,心臓にどっと送り込まれるということを知っていました。しかし,この過程が脳の中で一体どのように始まるのかは依然としてなぞのままです。

米国,メリーランド州ボルティモア市のジョンズ・ホプキンズ大学医学部の神経学者,スティーブン・M・オッペンハイマーは,心臓と感情を結びつける働きをする脳の一部位を確認したと考えています。その島皮質は大脳の小さな部位で,呼吸や心臓の拍動などの機能を制御する自律神経系と,怒りや恐怖や快感などの感情を処理する辺縁系が接触するところです。オッペンハイマー博士は,ネズミの島皮質を刺激すると,人間に突然心臓細動が生じる時に見られるのと同様な心臓の筋肉の損傷が生じることに気づきました。また,人間の島皮質に刺激を与えたところ,やはり脈拍数や血圧は変化することが分かりました。こうした研究の結果は,失意(英文字義,心臓破裂)のあまり死ぬ可能性が確かにあることを示唆しています。

イエス・キリストの死因の一つは心臓破裂だったと言う人がいます。イエス・キリストについては,「そしりがわたしの心[英文字義,心臓]を破りました。その傷は治りません」と預言されていました。(詩編 69:20)これらの語句は文字通りに解釈すべきものでしょうか。そうかもしれません。イエスは亡くなるまでの何時間かの間,肉体的にひどく苦しめられただけでなく,感情的にも大変苦しまれたからです。(マタイ 27:46。ルカ 22:44。ヘブライ 5:7)その上,イエスが亡くなられた直後,槍で刺された際に傷口から「血と水」が流れた理由の説明となるのは心臓破裂かもしれません。心臓,あるいは大血管が破裂したとすれば,血液は胸腔か心膜腔のどちらかに流れ込んだと考えられます。心膜とは心臓をゆるく包んでいる,体液の入った膜のことです。そのどちらかを刺したとすれば,「血と水」のように見えるものが流れ出たことでしょう。―ヨハネ 19:34。

もちろん,イエスが比較的早く亡くなられたことには,イエスを杭につけた方法や,その前までイエスが耐えておられた虐待を含め,ほかにも種々の要因がかかわっていたことは疑えません。そのような緊迫した状況のもとでイエスが忠節を保たれたことを,わたしたちはどれほど感謝していることでしょう。結果として,イエスはみ父エホバにより大いに高められました。(フィリピ 2:8-11)その上,イエスは,楽園<パラダイス>となる地上でわたしたちが永遠に生きることを可能にしてくださったのです。―ヨハネ 17:3。啓示 21:3,4。

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