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偉大な教え手から学ぶ
学ぶ 17章 92–96ページ

17章

どうすれば幸福になれますか

トウモロコシ畑に太陽の光が差し,空に虹がかかっている

エホバが「幸福な神」なのはなぜですか

わたしたちはみな,幸福になりたいと思っていますね。― でも,ほんとうに幸福な人は多くありません。なぜでしょうか。― それは,幸福の秘けつを学んでいないからです。ふつう,物をたくさん手に入れたら幸福になれると考えられています。しかし,物をたくさん手に入れても,いつまでも幸福でいられるわけではありません。

幸福の秘けつとして大切なことがあります。偉大な教え手は,『受けるよりあたえるほうが幸福である』と言いました。(使徒 20:35)さあ,どうすれば幸福になれますか。― そのとおりです。人に何かをあたえたり,人のために何かをしてあげることです。知っていましたか。―

その点についてもう少し考えてみましょう。おくり物をもらう人は幸福ではないとイエスは言いましたか。― そうは言われませんでした。おくり物をもらうのは好きですね。― だれでも好きです。良い物をもらうと,幸せな気持ちになります。

しかしイエスは,あたえるほうがずっと幸福であると言いました。では,だれよりも多くのものを人々にあたえたのはだれだと思いますか。― そのとおりです。エホバ神です。

聖書は,神が『すべての人に命と息とすべての物をあたえておられる』と述べています。神は天からの雨や日光もあたえておられます。そのおかげで植物が育ち,人間は食べ物を手に入れることができます。(使徒 14:17; 17:25)聖書がエホバを「幸福な神」と呼んでいるのも不思議ではありません。(テモテ第一 1:11)神が幸福であられる理由はいくつかありますが,その一つは,だれかに何かをあたえるということです。ですから,わたしたちも,何かをあたえるなら幸福を味わえます。

女の子が男の子とそのお母さんにクッキーをあげている

クッキーをぜんぶ一人で食べてしまうことよりも,もっと幸福を味わえるのはどうすることですか

では,人にどんなものをあたえることができるでしょうか。例を挙げてみてください。― おくり物はお金のかかることもあります。お店で売っている物をおくり物にするときは,お金をはらわなければなりません。ですから,そういうおくり物をしたければ,買えるだけのお金をためなければならないでしょう。

しかし,お店で買った物でなければおくり物にできないというわけではありません。例えば,暑い日に飲むコップ一杯の水はほんとうにおいしいものです。ですから,のどのかわいた人におくり物として水を上げれば,あたえることから幸福を味わえます。

いつか,お母さんと一緒にクッキーを焼くことがあるかもしれません。楽しいでしょうね。できたクッキーをぜんぶ一人で食べてしまうこともできますが,それよりももっと幸福を味わえるのは,どうすることだと思いますか。― そのとおりです。少しでも友達にプレゼントすることができます。いつか実際にやってみたいと思いますか。―

偉大な教え手も使徒たちも,あたえるなら幸福を味わえることを知っていました。その人たちは他の人に何をあたえたのでしょう。― 世界中でいちばん良いものです。神についての真理を知っていたので,そのような良いたよりをみんなに喜んで伝えました。そのようにしてあたえても,そのためのお金をはらってもらったりはしませんでした。

ある日のこと,使徒パウロとその親友である弟子ルカは,一人の女の人に会いました。その女の人も,あたえることによって幸福を味わいたいと思っていました。出会ったのは,ある川のほとりです。パウロとルカは,そこが祈りの場所だと聞いて出かけて行ったのです。行ってみると,確かに,何人かの女の人が祈りをささげていました。

パウロはその人たちに,エホバ神と神の王国に関する良いたよりを伝え始めました。その一人がルデアという女の人で,よく注意をはらっていました。それからルデアは,良いたよりを聞けてとてもうれしいということを示すため,何かしたいと思いました。そこでパウロとルカに,『もしみなさんが,わたしをエホバに忠実な者と見てくださったのでしたら,わたしの家に入ってとまっていらしてください』と強くすすめ,とにかく自分の家に来てもらうようにしました。―使徒 16:13-15。

ルデアはパウロとルカたちを自分の家に招いている

ルデアはパウロとルカに何と言っていますか

ルデアは神のしもべである二人を喜んで自分の家にむかえました。エホバとイエスについて,またどうすれば永遠に生きることができるかについて学ぶのを助けてくれたその人たちを大切にしたかったのです。パウロとルカに食べ物や休む場所を提供できて,ルデアは幸福でした。このようにルデアは,心からあたえたいと思ったので,あたえることによって幸福を味わいました。そのことを忘れてはなりません。おくり物をしなくてはいけないよ,とだれかに言われることがあるかもしれません。でも,心からそうしたいと思っていなければ,あたえても幸福を味わえません。

ルデアはパウロとルカたちに食べ物や休む場所を提供できて,幸福に感じている

ルデアがパウロとルカに食べ物などを提供して幸福に感じたのはなぜですか

例えば,自分が食べたいお菓子を持っているとします。もしわたしが,少しほかの子に上げなさいと言ったら,喜んでそうしますか。― では,大好きな友達に会ったとき,お菓子を持っているとしましょう。だれに言われなくてもお菓子をその友達に分けてあげたいと思えたなら,幸福を味わえるのではないでしょうか。―

わたしたちは,だれかをほんとうに好きになって,その人に何でも上げたい,自分の分はなくてもよいと思うようになることがあります。神への愛が深まると,わたしたちは神についてそのように感じるはずです。

貧しい女の人は2つの小さな硬貨を神殿に寄付している

この貧しい女の人が,持っているぜんぶのお金をあたえて幸福に感じたのはなぜですか

偉大な教え手は,そのように感じていた一人の貧しい女の人を知っていました。その女の人がエルサレムの神殿にいるのを見たのです。その人は二つの小さな硬貨しか持っていませんでした。それでぜんぶでした。でも,それを二つとも寄付として,つまり神殿のためのおくり物として箱に入れました。だれかから言われてそうしたのではありません。そこにいたほとんどの人は,その女の人のしたことに気づきもしませんでした。女の人は自分がしたいと思ったので,また,エホバをほんとうに愛していたのでそうしたのです。あたえることができて,その人は幸福でした。―ルカ 21:1-4。

あたえる方法はいろいろあります。いくつか思いつきますか。― 心からしたいと思ってあたえるなら,幸福を味わえます。ですから,偉大な教え手は,『いつもあたえなさい』と教えているのです。(ルカ 6:38)そのようにするなら,みんなを幸福にすることができます。そして,だれよりも自分が幸福になります。

次の聖句を読んで,あたえることが幸福をもたらすことについてもう少し調べましょう。マタイ 6:1-4。ルカ 14:12-14。コリント第二 9:7。

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