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    聖書に対する洞察,第2巻
    • 前述の事柄に照らして,コリント会衆内の重大な淫行の事件に関するパウロの指示をどのように考えることができますか。パウロはこう言いました。「わたしとしては,体ではそこにいなくても,霊においてはそこにおり,あたかもそこにいるかのように,このようなことをした人をすでにきっぱりと裁きました。……あなた方は内部の人々を裁き,外部の人々は神が裁かれるのではありませんか。『その邪悪な人をあなた方の中から除きなさい』とあります」。その後,パウロは今の生活上の事柄を裁くことと彼らが自分たちのために「裁きの座に着かせる」人々について語りました。―コリ一 5:1-3,12,13; 6:3,4。ヨハ 7:24と比較。

      パウロはイエス・キリストの使徒として権威を付与されていたので,諸会衆の清さや福祉に対して責任を負っていました。(コリ二 1:1; 11:28)それで,統治体の任命を受けて会衆内で権威を持っていた人たちに手紙を書きました。(使徒 14:23; 16:4,5; テモ一 3:1-13; 5:22)それらの人たちには,会衆が神のみ前で清いものとして良い立場を保てるようにする責任がありました。神の律法の甚だしい公然たる違犯行為がなされた前述の事件で裁きを行なった人たちは,自らを神の律法の裁き人にしていたのでもなければ,自分たちの意志にしたがって律法を制定していたのでもありません。彼らは神から与えられた律法の境界線を踏み越えていたわけではありません。彼らは偉大な法令授与者により与えられた律法にしたがって行動し,淫行を汚れた行ないとして糾弾していたのです。神の律法によれば,そのような汚れたことを習わしにする人たちは神の王国に入ることができません。(コリ一 6:9,10)そのような人々はキリストの会衆との交わりの内にとどまるのにふさわしい人たちではありませんでした。しかし,それにしても,会衆の清さを保つ責任のある男子たちは,汚れた人たちを追放することにより,立法者であられる神が悔い改めずにそのような歩みを続ける者に執行なさる処罰,すなわち死刑を執行していたのではありません。―ロマ 1:24-27,32。

  • 復しゅう
    聖書に対する洞察,第2巻
    • クリスチャン会衆において クリスチャン会衆の世話をし,汚れやエホバの恵みを失うことから会衆を守るため,イエス・キリストのもとで使徒たちが任命されました。使徒パウロは神から与えられた自分の権威に調和して,分裂や「偽使徒」による問題を経験していたコリントの会衆に手紙を書き,「一切の不従順に対して直ちに処罰を加える[「復しゅうをする」]用意を整えている」と述べました。―コリ二 10:6,行間; 11:13; 13:10。

      会衆の世話をするよう任命された年長者たちは,「復しゅう」を遂げる権限を与えられましたが,それは公正をもたらすための,また会衆を神のみ前で義にかなった状態に建て直すための措置を講じる権限であり,行なわれた悪行を正すことによってそうしたことを行ないました。コリント会衆を治めていた成員は,パウロに正された後にそのことを行ないました。ですから,パウロは彼らにあてた2番目の手紙の中で,「そのことが,何という真剣さをあなた方のうちに生み出したのでしょう。……そうです,悪を正すこと[「復しゅう」]を!」と書きました。これらの人たちはパウロの最初の手紙を受け取った後,敬虔な悔い改めを示して,その手紙の中で言及されていた邪悪な者を追い出し,エホバのみ前で物事を正すためにできる限りのことをしました。(コリ二 7:8-12,行間)しかし,それらの人たちはその悪行者に対して公正の要求する全面的な罰 ― モーセの律法のもとにいた裁き人の特権であった,その者を死に処するという全面的な復しゅう ― を施行する権限は与えられていませんでした。(レビ 20:10; ヘブ 10:28)彼らは悔い改めないそのような悪い人を会衆から追放したに過ぎません。(コリ一 5:13)そのような人は,もし悔い改めないままでいるなら,ついには自分の悪い行ないに対する全面的な処罰を受けて永遠の死を被ることになったでしょう。(ヘブ 10:29,30)事実,淫行のような不義を行なうクリスチャンは危険な立場にあります。「エホバはこうした事すべてに対して処罰を科する方[字義,「復しゅう者」]だから」です。―テサ一 4:3-6,行間。

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