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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2007
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ただ今日のために生きる?

「わたしは未来のことなど考えない。未来はすぐそこまで来ているから」。よく引用されるこの言葉は,有名な科学者アルバート・アインシュタインが語ったものとされています。同じように感じる人は少なくありません。「将来のことを心配してどうなるのだ」とか,「今を前向きに生きればいい」,「今日のために生きよう」,「明日のことは考えるな」といった言葉を聞くことがあります。

そのような考え方は新しいものではありません。「食べて,飲んで,楽しめ。それ以外はどうでもいい」。これが古代のエピクロス派のモットーでした。使徒パウロの時代にも同じような見方の人たちがいて,「ただ食べたり飲んだりしよう。明日は死ぬのだから」と考えていました。(コリント第一 15:32)今の短い命しかない,それゆえに今の命から最大限のものを得るべきだ,という考えを広めていたのです。

とはいえ世界の多くの人の場合,今の命から最大限のものを得るとは言っても,おもしろおかしく快楽を追求するような余裕はありません。過酷な境遇に置かれており,生き延びるための必死の苦闘が生活のすべてです。そのような人にとって“明日”とはたいてい,何の希望もない暗澹たるものです。“明日”について考えても何にもならない,と思えるでしょう。

明日のために計画する?

そこまでつらい境遇にいない人も,明日のために計画することの価値をあまり認識していないかもしれません。それで,「考えても無駄だ」と言います。計画を立てても結局は幻滅したり失望したりするだけだ,と言う人もいます。古代の族長ヨブも,自分の計画があっけなく『破れて』,自分と家族に幸せな将来をもたらすはずのものが崩れ去った時,すっかり落胆してしまいました。―ヨブ 17:11。伝道の書 9:11。

スコットランドの詩人ロバート・バーンズは,苦しい状況にいるわたしたちを小さな野ネズミに例えました。鋤を使っていたバーンズは,そのネズミの巣をうっかり壊してしまいます。自分の世界がひっくり返ったネズミは命からがら逃げます。バーンズはこう考えました。『そうだ,我々は幾度となく,自分にはどうしようもない出来事に直面して自分の無力さを思い知らされる。いかに綿密な企ても,全くの水泡に帰してしまうことが多いのである』。

では,将来のために計画しても無駄なのでしょうか。そうではありません。適切な計画がないと,ハリケーンなどの自然災害に襲われた時に壊滅的な被害が生じます。だれもハリケーン・カトリーナを食い止めることができなかったのは確かですが,先見の明ともっと良い対応計画があれば,都市と住民の被害はもっと少なくてすんだのではないでしょうか。

あなたはどう思われますか。ただ今日のために生き,明日を気にしないのは,道理にかなったことでしょうか。続く記事ではその点を取り上げます。

[3ページの図版]

「食べて,飲んで,楽しめ。それ以外はどうでもいい」

[4ページの図版]

先見の明と対応計画によってハリケーン・カトリーナの被害をもっと少なくすることができたのではないだろうか

[クレジット]

U.S. Coast Guard Digital

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