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  • わたしたちは終わりの日にいるのですか
  • 目ざめよ! 1995
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目ざめよ! 1995
目95 4/22 4–8ページ

わたしたちは終わりの日にいるのですか

「対処しにくい危機の時代」という表現は,ギリシャ語のカイロイ カレポイを訳したものです。(テモテ第二 3:1)カレポイという語は,字義的には「獰猛な」を意味する語の複数形で,脅威や危険といった考えを伝えています。ある聖書注解者によると,この語は「悪による猛攻撃」を指します。ですから,過去の時代も混乱を経験してきましたが,「終わりの日」は途方もなく凶暴な時代となります。テモテ第二 3章13節が述べているように,「邪悪な者とかたりを働く者とはいよいよ悪に進み(ます)」。

この言葉はわたしたちの時代のことを述べているのでしょうか。テモテ第二 3章2節から5節に記録されている幾つかの具体的な証拠を分析して,わたしたちが終わりの日にいると言えるかどうか,調べてみましょう。

『人々は金を愛する者となる』― テモテ第二 3:2。

詐欺は,US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌の言う,「狂乱的経済犯罪」となっています。米国では,医療詐欺の被害額だけで年間500億㌦(5兆円)から800億㌦(8兆円)に上ります。残念なことに,そのような不正行為は日常茶飯事になっています。倫理リソースセンターのゲーリー・エドワーズ所長の言葉を借りると,わたしたちは「時に不正行為を称賛する文化」の中にいます。同所長の説明によれば,「我々は悪者,うまく立ち回る人,体制の甘い汁を吸ってうまく処罰を免れる実業家などを英雄視する」のです。

『ごう慢な者となる』― テモテ第二 3:2。

ごう慢な人は他の人を軽べつの目で見ます。このことは今日の人種や国家の関係した偏見に実にはっきりと見られます。「標的となるのは常に少数者である」と,カナダのトロントのグローブ・アンド・メール紙は述べています。「ドイツでは人種暴動が増加し,米国ではクー・クラックス・クラン団の動きが活発になり,トロントの街角やユダヤ教の会堂はかぎ十字の落書きで汚されている」。カナダ・ユダヤ人議会の議長であるアービング・アベラは,「人種暴動はどこにおいても,つまり,スウェーデンでも,イタリアでも,オランダでも,ベルギーでも,またドイツでも生じている」と述べています。

『親に不従順な者となる』― テモテ第二 3:2。

「騒々しく,けんかばかりしている,無礼な悪がきの世代を育てたのは団塊の世代だ,と考えている人は少なくない」と,トロント・スター紙は述べています。家庭で始まった反抗は,しばしば学校にも飛び火します。ある教師の観察によると,わずか4歳の子供たちでさえ口答えをします。この女性は,「教師は教えるよりも行状を扱うほうに時間をかけている」と述べています。もちろん,若者全部が反抗的だというわけではありません。しかし,経験豊かなハイスクールの教師,ブルース・マグレガーの言葉を借りれば,「一つの傾向として,若者たちは何事に対してもほとんど敬意を示さなくなっている」のです。

『自然の情愛を持たない者となる』― テモテ第二 3:3。

終わりの日には,家庭 ― 他のどこよりも自然の情愛が満ちているべきところ ― が著しく崩壊することになっていました。ニューヨーク・タイムズ紙は,「家庭内暴力は米国の女性の死亡や負傷の原因の第1位を占めており,交通事故とレイプと強盗を合わせたよりも大きな被害をもたらしている」と報じています。子供に性的ないたずらをするのは,大抵その家の信用されている家族です。高い離婚率,お年寄りに対する虐待,妊娠中絶なども,「正常な人間の情愛に全く欠ける」人が多いことを裏づけています。―「フィリップス訳」。

『粗暴な者,善良さを愛さない者となる』― テモテ第二 3:3。

「若い殺し屋たちには殺しの動機などそれほど必要ではない。……大勢の子供たちは『特別な理由もなく』他の人間を撃ち殺すという考えを喜んで受け入れた」と,新聞のコラムニストであるボブ・ハーバートは書いています。親の中にさえ道徳感覚に欠けているように思える人がいます。何人の少女と性関係を持てるかを競っていた十代の少年の一グループが摘発された時,一人の父親は次のような意見を述べました。「うちの子は,あのくらいの年頃の血気盛んなアメリカの少年ならだれでもするようなことをしただけだ」。

『神を愛するより快楽を愛する者となる』― テモテ第二 3:4。

推定によれば,ティーンエージャーは宗教団体と過ごす1時間につき15時間を電子メディアに費やしています。アルトゥーナ・ミラー紙は,「今日では,ショッピングセンターや学校の廊下で繁栄するマスメディア主導型の文化がティーンエージャーの生活を支配している。次に影響力があるのは家族で,最下位は教会である」と報じています。ミラー紙はさらに,「もし両親が不在で,教会が沈黙しているなら,若者の生活に対して最も大きな影響力を持つのはマスメディアである」と述べています。

『敬虔な専心という形を取りながらその力において実質のない者となる』― テモテ第二 3:5。

聖書の真理には人生を変える力があります。(エフェソス 4:22-24)しかし,極めて罪深い行為が宗教を隠れみのにして行なわれる場合もあります。悲劇の一例は,僧職者による児童の性的虐待です。ニューヨーク・タイムズ紙によると,米国のある法律家は「司祭にいたずらされたと言う依頼人のために,27州で係争中の訴訟200件を扱っていると語って」います。実際,これらの僧職者が示している敬虔な専心という形,つまり見せかけはどれも偽善にすぎないことが,彼らの邪悪な業によって暴露されています。

終わりの日に関する他の証拠

テモテ第二 3章2節から4節は,人々が次のようになるとも述べています。

□ うぬぼれる者

□ 冒とくする者

□ 感謝しない者

□ 忠節でない者

□ 容易に合意しない者

□ 中傷する者

□ 自制心のない者

□ 裏切る者

□ 片意地な者

□ 誇りのために思い上がる者

『あなたの臨在のしるし』

イエスは亡くなる少し前に,「あなたの臨在と事物の体制の終結のしるしには何がありますか」という質問を受けました。(マタイ 24:3)イエスは終わりの日の特徴となる状況や出来事を具体的に述べられました。その幾つかを検討してみましょう。

「国民は国民に,王国は王国に敵対して立ち上が(る)」― マタイ 24:7。

「20世紀は ― 一般的には社会が進歩し,貧しい人々の生活に対する政府の関心が高まった世紀であるにもかかわらず ― 機関銃や戦車,B-52,核爆弾,そして最終的にはミサイルによって支配されてきた。他のどの時代のものよりも血生臭く破壊的な戦争がその特徴となってきた」―「歴史の里程標」。

『そこからここへと地震がある』― マタイ 24:7。

今世紀中に,イタリア,イラン,インド,中国,チリ,トルコ,日本,ペルーの各地でマグニチュード7.5から8.3の地震が発生しました。

『恐ろしい光景がある』― ルカ 21:11。

近年はぞっとするような出来事が幾つも生じています。ですから人々の生活を支配している感情を一つ挙げるとしたら,それは恐れでしょう。人々は戦争,犯罪,汚染,病気,インフレ,また自分の安全や命そのものを脅かす他の多くの事柄を恐れています。

「食糧不足」― マタイ 24:7。

「救援隊が争っているうちに飢餓の影が迫る」。これはニュー・サイエンティスト誌に掲げられた大見出しです。米国の元大統領によると,今後20年以内に地球は飢きんによって荒廃させられる恐れがあります。その記事は,「こうしたぞっとするような予測にもかかわらず,豊かな国が発展途上国の農業開発に与える援助の総額は激減している」と指摘しています。

『そこからここへと疫病がある』― ルカ 21:11。

ある専門家委員会によると,米国政府のエイズに対する闘い ― 年間5億㌦(500億円)以上の経費がかかる ― はぶざまな失敗と呼ばれてきました。200ないし300人ほどの患者を対象に研究を行なっているドナ・スウィート博士は,「わたしたちはエイズのために働き盛りの世代をそっくり失いつつある」と警告しています。米国では,25歳から44歳までの男性の死因の中でエイズが第1位を占めています。

「不法が増す」― マタイ 24:12。

2,500人の若者を対象にした米国の調査によると,過去30日間のある時点で銃を携帯したことのある人は15%,過去1年間に銃で撃たれた人は11%,他の人を撃ったことのある人は9%であることが明らかになりました。

前途には何があるか

これまで見てきたように,人間は進むべき道からはるかに外れ,平和な世界からは程遠いところにいます。規模だけを考えても,上記のような事態は前例のないものです。確かに,人間家族は自分たちが不慣れな土地にいることに気づいています。終わりの日と呼ばれる時代を通過しているのです。

では,この先どのような時代がやって来るのでしょうか。

[4ページの図版のクレジット]

Michael Lewis/Sipa Press

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