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神の,神たる聖書に対する洞察,第1巻
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最後に,使徒はペテロ第二 1章3,4節で,忠実な油そそがれたクリスチャンは彼らに差し伸べられた「貴く,しかも極めて壮大な約束」によって,「欲情のゆえに世にある腐敗から逃れて,神の性質にあずかる者となる」ことを示しています。聖書の他の箇所でも,クリスチャンはキリストと共にキリストの苦しみ,キリストのような死,キリストのような復活を遂げて霊の被造物としての不滅性を得ることに『あずかり』,天の王国でキリストと共同の相続人になると述べられています。(コリ一 15:50-54; フィリ 3:10,11; ペテ一 5:1; ペテ二 1:2-4; 啓 20:6)ですから,クリスチャンが「神の性質」にあずかるということは,明らかに,キリストと共にキリストの栄光にあずかることです。
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肉,肉体,肉なるもの聖書に対する洞察,第2巻
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霊的な体 使徒パウロは,「物質の体があるなら,霊的な体もあります」と述べています。(コリ一 15:44)このことは使徒ペテロによって確証されています。ペテロはキリストと共同の相続人となるために召された,肉なる人間の性質を持つ人たちについて,彼らが「神の性質」にあずかる,すなわち目に見えない天における霊の命にあずかることになっている,と語っているからです。(ペテ二 1:4)そうなるには体が変化しなければなりません。というのは,「肉と血は神の王国を受け継ぐことができず,朽ちるものが朽ちないものを受け継ぐことは(ない)」からです。―コリ一 15:50-54。
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