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斧聖書に対する洞察,第1巻
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啓示 20章4節には,「イエスについて行なった証しのため,また神について語ったために斧で処刑された」天の王国の相続者たちのことが出て来ます。政治国家が処刑を行なうのに斧を用いることもありましたから,このことは人間の政府がこれら神の忠節な僕たちを生きるに値しない者として裁いてきたことを意味しているに違いありません。
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手聖書に対する洞察,第2巻
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エホバはイスラエル人に,ご自分の言葉を「しるしとして[彼らの]手に」くくるべきであるとお告げになりました。(申 6:6-8; 11:18)また,シオンをご自分のたなごころに刻んだと言われましたが(イザ 49:14-16),その意味は,絶えず思い出し,注意を向けているということです。同じような意味で,エホバはご自分の契約をとらえている宦官にご自分の家で「記念物」(または,場所; 字義,「手」)を与えると述べておられます。(イザ 56:4,5)聖書は神の崇拝者たちが象徴的な意味で自分の手に「エホバのもの」という言葉を書くことによって,自分たちがエホバの奴隷であることを示すと述べています。(イザ 44:5)同様に,人の手はその人が仕える者のため仕事を行なうのに使われるので,右手に「野獣」の「印」があるということは,「野獣」とその「像」に対して注意を払い,専心を示し,活発な支持を与えることを象徴しているのでしょう。―啓 13:16,17; 14:9,10; 20:4。
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