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朝鮮からの報告ものみの塔 1954 | 4月15日
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者たちがニュー・ヨークのヱホバの証者の新世社会の大会に出席したということです。一人の朝鮮の姉妹は合衆国に残り,今ギレアデの学校にいます。朝鮮にいるすべての兄弟たちは,その姉妹が帰国するのを待つています。そして,同姉妹が彼らを多く助けて,ヱホバの目的についてのより良い理解をあたえ,はたらきを行うということを期待しています。朝鮮からの代表者たちがアメリカにいた時に,国際連合の数人の役人に話すことができました。また朝鮮の兄弟たちは,朝鮮に滞在している国連の軍隊のある者たちに伝道することができるので非常に幸福です。京城にいる一人の軍曹は,宣教の活動するのに1ヵ月のあいだに,約50時間ぐらい奉仕しています。その軍曹は,兄弟たちを非常に助けています。
6月に,59名の人は京城で洗礼をうけました。一人のアメリカ陸軍中尉と兵籍に入つている者は朝鮮の兄弟たちと共に洗礼をうけました。これらの兵士たちは,朝鮮にくる以前には,真理を開く機会はまつたくありませんでした。真理について,いま朝鮮で何が起るかということを知つている人は誰もおりません。しかし,ヱホバの民のはたらきが前進しつづけるということについては,疑いはありません。多くの新しい,そして未じゆくな伝道者がいますので,制度には大きな問題が残つています。新しい奉仕年度の始まるとともに,協会は支部を朝鮮に開くでしよう。これは制度を助け,朝鮮の人々により多くの祝福をもたらすということは間ちがいないことです。
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正確な知識によつて生命を得るものみの塔 1954 | 4月15日
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正確な知識によつて生命を得る
今日の学校は,現在の政治的,社会的,経済的そして科学の問題に学生の興味を向けさせ,助長させるのを目的として居ります。公共の問題を知性を以つて,そして活潑に討議する生徒の能力を発展させようと学校は努力して居ます。そして,また学生がより大きな知識を得,活動的な市民になる準備としての熟練と行儀態度を理解させるような努力が為されています。簡単に言うならば,学校は学生を導いて成熟させ,成熟した男女の熟練と知性の両方を広めるよう組織されています。そのような男女に対して,国家は,工業と政治の指導権を委ねて居ります。前記のことと対照する時,正確な知識の学校は,政治的でも,またどんな意味にしろこの世的なものではありません。そして,その知識は,この世的の教科書に基いて居りません。その知識は,聖なる神の教科書,すなわち聖書に基いて居ります。その学校の目的は異つて居ります。その性質は,政治的なものではありません。それは,学生をして『この組織制度に従う』ことのないよう強く促し,心を入れ変えて新しくなり,『神の良く,受け入れられる全き意志』を自ら証明するようにと促して居ます。(ロマ 12:2,新世)実際に,正確の知識の学校は,世の友とならぬようにと生徒を教えます。世の友は,自ら神の敵になる者であると,その学校は注意を与えます。(ヤコブ 4:4)この世の智慧は『愚かで』,獣的で,悪鬼に属するものであると,その学校は教えます。(コリント前 1:20。ヤコブ 3:15)その学校は,現在の唯物的な風潮とは見解を異にして居り,人類の霊的な必要物について多く強調して居ります。そして『パンだけで人は生きるのではなく,ヱホバの口より出る言葉によつて人は生きる。』と述べます。(申 8:3)その学校の主な目的は,このようなものです。すなわち,学生を訓練して神の奉仕者と成らせ,学生を援助して全能者が誰であるか,その全能者の目的は何であるか,彼の最高至上性をどのように認識し得るかを知らせます。また学生を助けて,彼の言葉を信じさせ,彼の約束に信仰を持たせ,そして新しい世の社会に相応しい生活をさせることであります。
それにつけ加えて,正確な知識を得ることは,ヱホバが遣わされた方,すなわち彼の子イエス・キリストについての学生が学ぶことをも意味します。このことは,二・三の聖句を記憶すること以上のことをも意味します。これは,イエス・キリストは何故地上に来なければならなかつたか,何故人間として苦悩を受け,そして不名誉の死を遂げねばならなかつたかを学ぶことを意味します。それは,イエスの死の価値について彼の死が私達にとつて,何を意味するかについて,またイエスは何故大祭司と王になることは必要であつたか,そしてどのように彼はこのすべての事を為し遂げたかを理解し認識することを意味します。
正確な知識を得ることは,生活に於ける個人の立場と目的について,また人間の創造者との関係について,そして神を崇拝する者としてその人に何が要求されているかについて,その人が理解せねばならぬ重要性を包含して居ります。生活に於ける最も大きな誡しめとして,神への愛と隣人への愛をそれは強調して居ります。―マタイ 22:37-4。
神の教科書から正確な知識を得る者は,その教科書は全く十分であるということを知つて居ります。何故ならば『聖書のすべては神により霊感されたものであつて,教えや,戒めや,物事を正しくする事,そして義しいことを訓練する事に有益なものである。それは神の人が,すべての善い業に対して全き備えをして十分
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