ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 共産主義の指導者は聖書の真理を恐れる
    ものみの塔 1956 | 5月1日
    • ています。なぜなら,奴隷労働者は安いもので,共産主義労働者よりも安くつくからです。

      ソヴエット政府は,奴隷労働者たちを実際恐れています。ロシヤの収容所のまわりは,鉄条網で取りかこまれ,猛犬を連れている警備兵がいつも見張つています。死の道とは,収容所のまわりの幅3米の空間地のことです。その地に踏みこむ者は,何の質問も受けずに即座射殺されてしまうか,または猛犬に引き裂かれてしまいます。共産主義者は,堕落した国家を強めるために,奴隷の男や女を必要としました。同時にまた彼らは自分たちの奴隷を恐れています。彼らは自分たちの奴隷を愛しておらず,双隷たちも自分の主人を愛していません。

      ロシヤは恐怖の中に生活する国です。ロシヤは,収容所をも恐れています。この兄弟に起きた事柄は,他のロシヤの囚人全部にも言えるものです。囚人を3ヶ月か4ヶ月ぐらい一つの収容所に入れておいてから,こんどは別の収容所に移します。約4000人ぐらいいる収容所では,二,三日置きに200人が転送され,その後に新しい囚人が入れられます。ロシヤの指導者たちは,大勢の囚人たちが収容所内で組織をつくるのではないか,と心配しています。もし,囚人たちが組織をつくるとなると,何時かは警備兵をも倒してしまい,自分たちの地を獲得するようになるのではないか,と恐れているのです。支配者たちは何という生活をしているのでしよう。彼らは,人間を恐れていて,ヱホバ神を恐れていないのです。彼らの憎んでいる本,すなわち神の言葉は,全く真実です,『貧者を虐ぐる者は,その造主を侮るなり。』― シンゲン 14:31。

      このヱホバの証者は,刑に服し,特赦によつて予定よりも二,三年早く釈放された時に,自分の家に帰りました。ところが,その兄弟の妻は,兄弟が捕えられてから二,三ヵ月の後,あまりの悲しさに死んでしまつたのです。子供たちは,別の家に引き取られていました。でも,ヱホバの御国奉仕に献身している兄弟たちの許に戻つたこの兄弟は,非常によろこびました。いまこの兄弟の心からの望みとは,ヱホバの御国の良いたよりを伝道することです。なぜなら,この古い世には希望は全くない,とこの兄弟は知つているからです。共産主義者たちは,聖書の真理を恐れています。しかし,真理を持つていたために,この兄弟は,ロシヤの奴隷収容所にいる期間中ずつと自由を感じることができました。イエスは,次のように言われています。『義のために迫害されてきた人たちは,さいわいである。天国は彼らのものである。』― マタイ 5:10,新口。(次号につづく)

  • その21 神権宣教の教育すすむ
    ものみの塔 1956 | 5月1日
    • ヱホバの證者の近代歴史

      その21 神権宣教の教育すすむ

      予言者エレミヤは今日のヱホバの証者の残れる者を予影しておりましたが,彼はこう予言しました。『見よ,私はきよう,あなたを万民の上と,万国の上に立て,あなたに,あるいは抜き,あるいはこわし,あるいは滅ぼし,あるいは倒し,あるいは建て,あるいは植えさせる。』(エレミヤ 1:20,新口)背教のキリスト教国をばくろする烈しい審判の業はすすんでいましたが,1942年はその転換の年となつています。

      1941年8月6-10日までのセント・ルイスの大会で,ジェー・エフ・ルサフォードは尨大な聴衆11万5000名に講演をしました。この聴衆数は彼のいままでの講演のうちの最大のものです。この席上新しい本『子供』が公やけにされ,誰が全宇宙の統治権を持つているかが明らかにされました。この頃ものみの塔協会会長の健康もとみに衰退しておりました。ついに1942年1月8日ヂェー・エフ・ルサフォードは死亡しました。彼の協会の会長としての長い25年と2日の奉仕の幕が閉ぢられたのです。『忠実な証者』という題で『ものみの塔』にのせられた記事からの要点を次にかかげましよう。

      『神権政治を待ち望む凡ての人々へ,1942年1月8日,我らの愛する兄弟,ジェー・エフ・ルサフォードは,神権政府の勇敢な戦士として,また神の御言葉の奉仕者としての地上の生涯を忠実に了えた。1940年7月のデトロイトの大会以前から重態になつていたルサフォード兄弟について,あなたたちは深く心配して,神に祈つてきたが,彼の死亡をここに発表する。ルサフォード兄弟は死の直前まで働くことを切望していたが,実際その通りに実行した。幸いにも主は彼を生きながらへさせて,1942年の『ヱホバの証者の年鑑』を完結させたが,その報告によるとかつてない最大の証言が達成されたことが判明している。この年の書籍及び冊子の配布は総合計,3603万595冊に達している。ルサフォード兄弟がいつも心がけていたことは,ヱホバの名と彼の御国を宣明すること,ヱホバとの契約を守る

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする