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  • 『神はひとりの人よりすべての国民を造り給うた』
    ものみの塔 1956 | 12月1日
    • 努めません。ただ,神によつてこの世の亡ぼされることを待望んでいるだけです。この世の亡ぼされた後に来る新しい世では,偏見とか,人種差別とか,差別待遇は全く無くなるのです。

      ヱホバの証者の伝道している事柄は,来るべきこの新しい世の良いたよりなのです。ヱホバの証者があなたのお家に来るとき,証者の話を聞きますか。証者を家の中に招じ入れて,聖書を研究しますか。もしあなたがカトリック信徒であるなら,是非ともそうすべきです。牧師オブライエンはそうすすめているからです。それはカトリック信徒の義務である,とオブライエン牧師は語つています。

      『証者の成員たちは,単純で教養がなく,生真面目な人たちが多い。彼らは食物に飢えているが,残滓を食べさせられているのだ。彼らの熱心は,もつと良い事柄の為に用いられるべきだ。我々は彼らを家の中に迎え入れて,その覚えこんでいる聖句をいくらか引用させるべきである。それから,我々は聖書から,キリストの神なること,またキリストの教会が地上で設立されたこと,そして全人類を教える権利がキリストにより教会に委ねられたこと,かつ「世の終」まで常に教会と共にいる,というキリストの約束,などに関する絶対明白な証拠を彼らに示さねばならない。悪い方向に導かれている証者は極めて不愉快な者であり,また議論好きな者かもしれぬ。しかし,子たちである彼らのためにキリストは死に給うたのである。キリストは彼らを愛し,御自分の群の中に彼らを入れたい,と欲して居られる。彼らは我々の兄弟である故,我々は彼らを愛し,彼らに対して忍耐を持ち,彼らの為に祈り,そして彼らをキリストに導くよう援助しなければならない。』

      カトリックの人々がこの助言に注意を向けて従うようにと,ヱホバの証者は希望しています。ヱホバの証者は,カトリック信徒のお家に入つて,自分たちの音信を告げるのを特権と考えます。またカトリックの人が証者に示す聖書の証明に耳を傾けることも特権と考えます。そのように研究し合うことによつてのみ真理を学ぶことができ,そしてヱホバは善意を抱くすべての人々 ― 国籍,人種,言語,または皮膚の色に係りなく ― を御自分の群に集められるのです。神を求める人々は,みな平等であり,神の目からも見ても,また神の真の民の目から見ても好ましいものです。なぜなら,『神はひとりの人よりすべての国民を造り給うて,地の全面に住まわせ』たからです。―使行 17:26,新世。

  • カトリックの神学校からヱホバの証者に
    ものみの塔 1956 | 12月1日
    • カトリックの神学校からヱホバの証者に

      次の事柄は私の経験した物語りです。私がカトリック宗教の牧師になろうと準備していた時からヱホバの証者になる時までの経験談です。

      若い頃の私は,生気に充ち,カトリック宗教に対する憧れで一杯でした。ハバナ地区にあつた故郷の町アロヨ,アレナスに赴任した新しい熱心な牧師は,私をよく助けてくれました。おかげで,私は教会には欠かさず出席し,またカトリック行動青年団にも参加しました。この牧師は,また大人のためにコロンブスの騎士団をも組織しました。この両方の群から選ばれた二人の者は,サンカロスとサンアンブロミオの神学校に通いましたが,私はその一人でした。私にとつては光栄至極のように感ぜられたのです。なぜと言えば,カトリック教会は神の崇拝と真理を守り,有している,と私は考えたからでした。

      しかし,告白いたしますが,時折り疑問を持つことがありました。例えば,神は殺人してはならない,と言われているのに,なぜちがつた国のカトリック信徒は互に殺し合うのだろう,というような問題について疑問を感じたのです。或日,その理由を牧師に聞いてみたところ,『しかし,殺そうという考えを抱いて鉄砲を撃たない。』という答でした。成程とは思いましたが,どうもしつくりした気持になれませんでした。

      約5年のあいだ,私は牧師の補佐として奉仕しました。それから後になつて,私は牧師志願者の一員としてベレンに派遣されました。ベレンは,『霊的な冥想所』として有名なカトリックの学校です。私たちは5日間沈黙を守らねばならず,一言も語つてはならないのでした。そして,カトリック教会の『聖徒』の生活について考えたり,読んだりしていました。或る晩のこと,この冥想所で,食後に出された皿一杯のアイス・

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