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祝福をいただくための試みものみの塔 1956 | 2月15日
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の許す度に直接証言の業を行つたり,又は自分の家を,宮崇拝の集会所に提供したり,あるいはヱホバの業のために他の重要な援助をすることによります。金銭や品物を寄附できる金持は,それでもう事足りた,と考えてはなりません。金銭を寄附するからといつて,霊的な寄附をする必要がなくなるわけではありません。私たちは,伝道したり,又は集会所や野外奉仕の家から家の業で,自分の信仰を公やけに言い表わさなければならないのです。すべての宮崇拝者たちは,『御国のこの良いたより』を,全国民の証として全地に伝道すべきです。そして,私たちは伝道を支持したり,又は自分自らその業に参加することにより,霊的な什一をすべて納めなければなりません。―マタイ 24:14,新世。
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試みをして後の祝福された結果ものみの塔 1956 | 2月15日
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試みをして後の祝福された結果
1 イスラエル人がマラキの言葉を聞いて,什一のすべてを納めたとき,何が起りましたか? そのことは,ネヘミヤがユダを統治している時,どのように示されましたか?
イスラエル人がマラキの言葉を聴いて,什一のすべてを宮の倉に納めたとき,どんな結果が生じましたか? 祭司とレビ人たちは,その割当通り一人残らず,規則正しく宮仕えをなし,そして人々の霊的な必要物に注意を払い,人々と神との関係を良い状態に保ちました。キリスト前455年,ユダ地方の総督ネヘミヤが,エルサレムの石垣を再建して完成した後の時代に,それについての良い例があります。『その日,倉のもろもろのへやをつかさどる人々を選び,ささげ物,初物,十分の一など律法の定めるところの祭司およびレビ人の分を町々の田畑にしたがつて取り集めて,へやに入れることをつかさどらせた。これは祭司およびレビ人の仕えるのを,ユダ人がよろこんだからである。彼らは,ダビデおよびその子ソロモンの命令に従つて,神の勤め,および清め事の勤めをした。歌うたう者および門を守る者もそのように行つた。……また,ゼルバベルの日およびネヘミヤの日には,イスラエル人はみな歌うたう者と門を守る者に日々の分を与え,またレビ人に物を選別して与え,レビ人はまたこれを聖別してアロンの子孫に与えた。』(ネヘミヤ 12:44-47,新口)イスラエル人は,宮の奉仕が滞りなく全く行われ,しかも奉仕の地位がことごとく充されているのを見てよろこびました。彼らは,自分の献げた寄附によつて,そのことが行われ,そして宮の僕たちが扶養されたために,よろこびを感じました。それから12年の後,ネヘミヤはこの宮の支持を再興し,レビ人の宮の僕たちを各々の地位につけ,そして,すべてのユダ人をしてレビ人を物質的に支持させました。(ネヘミヤ 13:10-14)そのとき,ユダは再びよろこびました。
2 (イ)ユダがよろこんだように,ヱホバの証者はどのようによろこびますか?(ロ)国家の農業上の状態は,宮の僕たちにどのような影響を及ぼしましたか?
2 同じことは,今日のヱホバの証者にも言えます。神の召の言葉に注意を払つて霊的な什一を納めるとき,私たちもよろこびます。そのとき,活動的で良く支持された宮の僕たちの数が増すために,宮の崇拝が増加するからです。1919年以来,霊的イスラエルの残れる者は,霊的な什一を納めてきたため,『王なる祭司』の成員の数は,1931年までに充足し,大祭司イエス・キリストの体の14万4000人の成員の地位は充たされました。霊的な什一を納めることにより,家の倉には食物が豊富に貯えられ,そしてヱホバの家は必らず繁栄します。そして,宮の僕たちは,いわば,必要な食物と衣服を持つことになり,自分たちの宮の義務を行うことができます。むかしのイスラエルで,たとえ什一が納められた時でも,もし畠の産物が少いなら,それに従つて什一も少くなり,従つて宮の僕たちの物質的な支持も少くなりました。それでは,どうなりますか?
3 ここで,ヱホバの契約は,どのように表立つてきましたか? どのようにヱホバを試みることは,什一のすべてを納めることでしたか?
3 ここで,ヱホバの契約が表立つてきました。その契約によると,もしヱホバの民が忠実であるならば,畠の産物が乏しくて,その結果少い什一しか納められないということは決してありませんでした。ヱホバの民が,自分たちの分を果すなら,ヱホバも御自分の分を果します。彼らが従順にも什一のすべてを納めることは,彼らの神である彼を試すこと,又は調べることである,と神は言われました。それは,神がその契約における御自分の分を果しているか,どうかを試すことでした。これは,神に対する正しい試みであつて,悪をなすよう神を誘惑するものではありません。悪または愚かなことを為して,神を試みることではありません。(マラキ 3:15。マタイ 4:5-7)それは,愛と信仰の中に,契約
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