-
正しい戦争をなすものみの塔 1956 | 9月15日
-
-
16 『戦することをわが手に教え,闘うことをわが指に教え給うわが磐ヱホバは讃むべきかな。』(詩 144:1)まつたく,闘うための武具,敵についての知識,戦を押し進めるための力と勇気,これらのものはみな賢明なヱホバによつて備えられたものです。しかし,私たちも,自分の分を果さなければなりません。普通の戦をするためには訓練が必要です。同じく,霊的な戦にも訓練は必要です。ヱホバは私たちの必要としているものを知つておられ,私たちの必要物に気づかれています。しかし,私たちはヱホバの御準備を用いなければなりません。ヱホバの御準備とは何ですか。研究,交わり,そして奉仕です。それぞれは,私たちに備えをなし,武装をなさせるのに是非必要なものです。研究といえば,熱心で絶えず行う個人的な研究と会衆の研究に積極的に参加することの両方を意味します。そのすべては,戦のために私たちを備えさす訓練計画の一部です。交わりをすることにより,私たちは励ましと確信を得,かつ兄弟たちの心からの支持を必らず得ます。もし一人で立つなら,誰も戦の勝運を持たないでしよう。それで,交わりは是非必要なものです。また奉仕をしている時に,私たちは自分の武具を調べ,知識を強め,そして御霊の剣を用いるのに慣れてきます。ヱホバのこれらの備えを十分に用いなさい。そして,あなたの出来得るすべての事を為してからは,神は勝利に必要なものを供給せられるでしよう。なぜなら,『私たちは,この宝を土の器の中に持つている。その測り知れない力は,神のものであつて,私たちから出たものでない。』からです。―コリント後 4:7-11,新口。
-
-
真理のための戦士ものみの塔 1956 | 9月15日
-
-
真理のための戦士
『信仰と正しい良心とを保ちながら,りつぱに戦いぬきなさい。ある人々は,正しい良心を捨てたため,信仰の破船に会つた。』― テモテ前 1:18,19,新口。
1 宣教の資格を持つ人は誰ですか。
あなたは,真理のためヱホバの戦士の隊伍に参加し得る資格を持つていますか。男でも女でも,若い者も年老いた者も,ヱホバの奉仕に献身する人は,もし要求を守るなら,誰でもその資格を持ちます。パウロは『キリスト・イエスの正しい種類の兵士』であることについて語りました。私たちが正しい戦を行わねばならぬように,神の是認を受けるためには正しい種類の兵士でなければならず,また宣教に献身しなければなりません。かつ,宣教にともなう苦しみや迫害,そしてよろこびや祝福に分け与らねばならないのです。『キリスト・イエスの正しい種類の兵士として,悪を苦しむのに分け与りなさい。』(テモテ後 2:3,新世)人が実際にどの種類の兵士であるかは,戦のときに示されます。その人は自分に割当てられた任務を良く果しますか。あるいは,集会には欠席しており,奉仕に
-
-
外面だけの宗教ものみの塔 1956 | 9月15日
-
-
外面だけの宗教
アメリカ合衆国で教会の会員は増加しています。しかし,すべての牧師がそのことに満足を感じているわけではありません。その中のひとりに,アメリカ連合ユダヤ会の会長チャールス,ロセンガーテンがいます。彼はこう語っていました,『私は,数が増したからといつて進歩しているとは思わない。深みが加わつてこそ進歩したものと思う。もちろん,数が増すことはけつこうなことではあるが,しかし生活の諸問題に対する宗教的な答が必要になつたために,そういうことになつたのであつて,その必要が充たされたから数が増したというわけではない。』さらに,ロセンガーテンはこうつけ加えて話しました,『宗教は祈り以上のものである。宗教は四旬祭儀式以上のものである。宗教は我々のすべてと,人間のすべてを献身することである。』
-