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  • いただく者の『ひとつの体』
    ものみの塔 1956 | 2月1日
    • べきです。かつ,ヱホバに達する唯一つの道は,ヱホバの大祭司である主イエス・キリストの犠牲を通してである,ということを告白します。かくして,彼らは,表象物をいただく残れる者と和合し一致結合して,ヱホバの正しい一人の羊飼の下に『ひとつの群』となります。(ヨハネ 10:14-16)彼らは,残れる者と共に,主の夕食の祝いから最大の祝福をうけます。彼らは唯一つの真の神ヱホバに讃美と栄光を帰しつゝ『ヱホバの食卓』を尊いもの,またその上に供えられたキリストの犠牲は汚れなく尊いものと呼びます。

  • その15 ファシスト ― ナチスの迫害下の海外の活動
    ものみの塔 1956 | 2月1日
    • ヱホバの證者の近代歴史

      その15 ファシスト ― ナチスの迫害下の海外の活動

      ヱホバの証者の活動を国際的に眺めたとき,1934年頃には,どんな状態でしたか? ものみの塔協会の支部事務所は49ヵ国で運営されておりました。その業は,合衆国に集計された報告から判断すると,拡大され,発展していました。カトリック ― ファシスト派が欧州に勢力を得るにつれて,ヱホバの証者の上にも重圧が加わつてきたのです。イタリーにおいて,約50名のヱホバの証者は警官からのきびしい追跡をのがれて地下活動をなし,警官は文書をうけとつた人々をも逮捕しておりました。イタリヤの数名の伝道者はムッソリニーのファシスト政府により投獄されました。

      スペインにおいては,1936年から1939年までのファシスト革命以前に,少数のヱホバの証者の業は非常によく栄えていました。実に,1936年の革命戦争の最中に,スペイン人の証者は10万5570冊の聖書文書の配布を報告しています。

      ヒットラーがドイツを支配する前,協会の証言の業は目ざましい進歩をとげました。1919年から1933年にかけて,ドイツの兄弟は4800万冊の書籍と冊子及び7700万冊のドイツ語の『黄金時代』を人々の手に渡しました。1930年代に,協会は『万国証言期間』という8日間の運動をなし,この8日間は,全世界一齋に,準備された同じ証言を毎日用い,同じ出版物を配布して,証者は世界的な一致を示したのです。たとえば77ヵ国の5万8804名の伝道者は,1933年4月8日-16日まで『残れる者の祈禱』の活動を行いました。この期間中は,『危機』という冊子が配布されております。この特別期間中に,ドイツが1万9268名の伝道者を報告していることは,合衆国の2万719名と比較して大変興味あることでしよう。このように1933年には,これら二つの国は約同数の伝道者を有しておりました。しかしこの特別の週間中,ドイツは227万1630冊の文書を配布し,これは合衆国の87万7194冊の配布を超えており,ヒットラーが支配者となつた直後でも,ドイツ内で,どんなに熱心な伝道が行われていたかを如実に示しています。ヒットラーの時代前でも,カトリックからの激しい反対はありました。たとえば1931年から1932年までに,ドイツの証者を邪魔した合計2335の訴訟事件が報告されています。

      ヒットラーが独裁者として1933年1月に登場してからは,迫害は,まことに暗雲の様相を呈してきました。1933年4月の初期,警官はドイツ・マグテベルクに在つた協会の新しい大工場とベテルの家を占拠し,印刷機に封印をし,反動の証拠物件を得ようとして,建物内をくまなく捜索しました。何らの疑いあるものは発見されなかつたので,4月28日協会はふたたびその建物の所有権を回復しました。これによつて,前記の4月8日から16日までの特別期間の報告の集計を完結し得たのです。この波乱多き時代の真只中に,判事ルサフォードはドイツ訪問を決定し,事実,1933年6月に実行しました。6月25日にベルリンでは7000名の証者が参集し,特別な大会を開き,満場一致のうち,『事実の宣言』という題の決議を通過させました。これは,協会の証言の業に対し,ヒットラー及びその政府からの高圧的な干渉に,強硬なる抗議を行つたものです。政府は3日後に早速報復手段をとり,協会の所有物を再び押え,占領し,政府の命によりその印刷工場を閉鎖してしまいました。マグテベルクにあつたベテル

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