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必要な円熟にむかつて熱心に努めるものみの塔 1957 | 8月15日
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ました。理解と能率の面で,改善しつづけなさい。必要な円熟さを得る為に真実に努めなさい。そうすれば,「他の者を教える正しい資格」は,増しつづけて行きます。この制度内の新しい一人一人が,自分の学んだ真理を,他の者を教えるだけの正しい資格を持つ忠実な人々にゆだねるとき,少数のクリスチャン会衆は強力なものになりました。真のクリスチャンは,みな巧みに神の言葉を用いるよう進歩し,そしてクリスチャン奉仕者として円熟しなければなりません。さらに,『あなたがたが実を豊かに結び,そして私の弟子となるならば,それによつて,私の父は栄光をお受けになるであろう』といわれたイエスの言葉を念頭に置いています。どんな資料は,この円熟さを得しめてこの実を産出せしめる助けになりますか。次の記事は答えています。―ヨハネ 15:8,新口。
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基礎のクリスチャン出版物を認識するものみの塔 1957 | 8月15日
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基礎のクリスチャン出版物を認識する
『義しき者の心は答うべきことを研究する』― シンゲン 15:28,欽定訳
1,2 御国伝道者は,どのようにしてその奉仕に有能になりますか。このことはなぜ必要ですか。
二人のヱホバの証者は,神の御国の音信をたずさえて家から家に伝道していました。1軒の家で家の人は異論を申し立てました。新しい伝道者はその異論に答えることができません。円熟している別の伝道者が前に出て聖書からその質問に答えたため,家の人は十分に納得しました。それで,真理を良く宣べ伝えただけでなく,その二人の持つていたクリスチャン音信について良い印象を残すことができました。後になつて新しい伝道者は,『私には,あの質問にとうてい答えることができないでしよう』と語りました。しかし,円熟している伝道者は,研究と奉仕をつづけて行くなら必らずできるようになる,と力づけました。
2 御国伝道者は,みな類似の経験をしています。奉仕をする際に十分の能力を持つようになり,そのような質問に答えて大きな異論にも反論できるようになるのは,聖書と聖書出版物を研究して知識を得,それから奉仕をすることによつてその知識を効果的に用いることができるようになつたからです。前の記事で知つたごとく,真理に強くなりたいと欲する人は,研究と奉仕を省くことができません。そして,この力と円熟さは重要なものです。なぜなら,パウロの武器のごとく,私たちの戦の武器は『神のためには要塞をも破壊するほどの力ある』ものだからです。そして私たちは神の正しい知識に反して立てられた偽りの議論を崩すことができなければなりません。あなたはすることができますか。あなたは必要な円熟さを持つていますか。―コリント後 10:4,5,新口。
3 どんな報いは,忙しい伝道者の気持をすすめて,附加された研究に多くのものを費させますか。
3 兄弟が健全な知識を持つていて,質問に良く答えることができ,奉仕のときには良い証言をなし,援助と知識を求める他の兄弟から頼られるようになるとき,その兄弟の持つ理解の源については秘密なところはひとつもありません。おそらく,その兄弟にはあなたの持つ時間と同じ量の時間しかないでしよう。妻や,子供たちや,家庭があつて,その扶養ということについては他の兄弟の持つ問題と同じか,又は時にはもつと大きな問題に面するでしよう。さらに,奉仕に時間を費すために,その兄弟の毎日はあなたの毎日よりも忙しいことでしよう。しかし,その兄弟は真理にすつかり没頭しています。健全な知識を得るときに大きな幸福を感じ,そして余分に研究したことが御国の音信の提供に特別に役立つ,そして恐らく思いがけない面で役立つということに,非常によろこびます。それらの兄弟は,研究する時間がないとは言いません。必要なのは,より多くの奉仕だけでなく,より良い奉仕であると知つているからです。ヱホバの奉仕に多くの時間を費すだけでなく,その時間の中に多くのものを入れます,つまり奉仕の量を増すだけでなくその質をも増します。前進を止めるなら,後戻りし始めると知つているのです。また,学びつづけないなら,知ることを中止するとも知つています。それで,つづけて研究することにより健全な知識が可能になります。
4 あなたのクリスチャン証言を,どのように改善することができますか。
4 ヱホバの僕は,みな明白,かんたんに,そして容易に理解できる仕方で語る
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