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  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』

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  • 『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
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  • ハンガリー
  • チェツコソロバキヤ
  • ユーゴスラビヤ
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1957
塔57 6/1 218ページ

『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』

ハンガリー

人を埋葬する時だけ私たちは,公然と集まる事ができます。この1年の中に,かつて,改革教会に属していた86歳の姉妹は小さな村で死亡しました。この村には真理に入つている別の家族が一つしかないのです。この姉妹が死ぬ前に,村の牧師は『よくよく考えるように』と姉妹に警告しました。もし牧師の立会なしに死ぬなら,教会の鐘も鳴らさず,教会の墓地に埋葬しない,と告げたのです。姉妹はこのことにすこしも動揺せず,二,三日の後に死亡しました。だが,近くの村々から兄弟たちが来て,牧師に依頼せずに墓地に墓を掘りました。姉妹が死んで後,ヱホバの証者に対する憎しみで一杯になつていたこの牧師は,姉妹が信仰を棄てた者であつて,動物のように埋葬される,と述べました。そして,葬式に列席するよう人々をすすめました。葬式が失敗すれば良い,と望んでいたのです。『特別な葬式』があると聞いて,実に多くの人々が来ました。そして,その葬式の時にたくさんの新しい事柄を聞き,それから幾日も後までも語り合つていました。その話を聞いた後に,癌で苦しんでいた66歳の老人は,自分はヱホバの証者でないが,間もない中に死ぬだろうから,そのときヱホバの証者の葬式をして貰えればうれしい,と兄弟たちに語りました。兄弟たちは同意しました。この老人が死んだとき,その視戚たちは,牧師の司会による葬式を望みました。しかし,真理を学び始めた老人の妻は,死者の意志を尊重すべきである,と主張したのです。そのとき,素晴らしい証言がなされ,600人がその葬式に列席しました ― 村の人口の3分の2が集まつたのですから,緊急な仕事の為に畠に行つた人を除いて,ほとんどすべての人が集まつたのです。

チェツコソロバキヤ

情報提供者の助けを借りて,敵は集会や会衆の奉仕に干渉して来ました。そして,会衆内の多くの人々を散らしましたが,しかしそれらの人々は集められて御国伝道者は再び戻り,新世社会内にかたく立つようになつています。主の夕食の記念の月には,ヱホバの証者は最高数の伝道者数に達し,チェッコソロバキヤの兄弟たちの司会した家庭聖書研究の数も過ぐる奉仕年度だけでなく,今までの年月の中で最高数に達したのです。あらゆる障害にもかかわらず,ヱホバの祝福を頂くなら証言の業は更に進歩する,と信じています。しかも,全能者が御自分の正しい僕として用いて居られる忠実にして慧き奴隷と共々に一致した精神で為せる,と信じています。

ユーゴスラビヤ

次の経験は,みなさんにとつてきつと興味深いものでしよう。洗礼式のときでしたが,受洗希望者たちが水浴着を身につけて,浸礼を受ける為に立つていると,その中の一人である相当の年輩の婦人が,約30歳くらいの別の受洗希望者のところに近より『私たちは知り合いですね。』と言いました。びつくりすると共にたいへんよろこんだその青年は,その婦人を抱擁したのです。浸礼が終つて後,浸礼の責任を取つた兄弟は,この心温まる挨拶のあつた理由を尋ねました。こういうことが分つたのです。この青年は,カトリックの牧師になろうと研究していました。ところが,最初のミサを受けるすこし前に,再臨論者に会つたのです。この再臨論者は,カトリック教会のいろいろな偽りの教理に青年の注意を惹きました。牧師になろうと思つていたこの人は,それで再臨論者に加わつたのです。しかし,程無くしてこの派の偽善的な神聖さ,特に『什一』に関する物質面の偽善に気づきました。それで,非常な失望を感じながら,その派から出たのです。親族たちからは,『すべての恩寵の手段』を独り占めに持つ教会を棄てた者として,拒絶されてしまい,また再臨論者に対する信仰も揺いでしまつたこの青年は,或る日公園の中に坐つて,人類の腐敗にすつかりふさぎ込んで考えていました。その時,一人の婦人がこの青年の側に座つて,小さな冊子を読み始め,そしてその内容を青年に話し始めました。その冊子は「神の道は愛なり」という冊子だつたのです。伝道者は,青年に冊子を渡して,青年は立ち去りました。それから浸礼を受ける時まで両人は会わなかつたのです。しかし,青年は冊子の中に記されている住所宛に手紙を送り,ヱホバの証者と交り,証者の集会に定期的に出席して真理の知識が進み,そしてヱホバに献身することを決定しました。その献身を水による浸礼で象徴しようと欲したのです。そのわけで,その洗礼の場所にいたのでした。この青年に冊子を与えた婦人も,青年の前に立つていました。この婦人も浸礼を受けたかつたのです。というのは,この婦人も真理に進歩してヱホバに献身したからです。両人とも,新しい世の永遠の生命に通ずる道を歩んでいる,と知つて非常なよろこびでいつぱいでした。今は両人とも同じ会衆内にいて熱心な伝道者です。―1957年度のヱホバの証者の年鑑より。

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