ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔59 2/1 43–45ページ
  • ヱホバの証者の神の御心国際大会

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • ヱホバの証者の神の御心国際大会
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1959
  • 副見出し
  • 今日神の御慈愛をあじわう
  • 奉仕に富むの日
  • 恐れなき宣教の日
  • 『御心が地上になるように』の日
  • 神の御国の日
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1959
塔59 2/1 43–45ページ

ヱホバの証者の神の御心国際大会

歴史上最大の洗礼式

今日神の御慈愛をあじわう

水曜日の朝,何千という受洗希望者が,『神の御心による洗礼』という話を聞くためにJ・H・イネロスの前に着席していました。この群衆の正確な人数はすぐには分りませんでしたが,受洗希望者が起立するように言われた時,はじめて彼らがヤンキー野球場の端から端にみちていたことが分りました。この大いなる群衆が立ち上つた時,大きな喜びがわれるような長い拍手の中に湧き起りました。子供たちや,夫や,妻や,父や母がヱホバの側に立つたのを見て,多くの人の目に喜びの涙があふれていました。祈りがすんでから,受洗希望者たちは秩序正しく野球場を出て,60台のバスに分乗してオーチャード・ビーチに行き,そこで洗礼を受けました。彼らが球場から出て行く時,球場にいた人々は,『ヱホバの側に立て』を歌いました。しかし,受洗者の数が,ペンテコストの日に洗礼を受けた者の数の2倍で,1953年の国際大会の時の受洗者数よりも2496名も多い,7136名であることが分つた時,この出来事に対する喜びは倍加されたようでした。非常な喜びが人々の心にあふれました。大会はまさにヱホバのあわれみを味わつていたのです。

その午後行われたN・H・ノアの話『古きを倒して新しきを立てよ!』は,予言者エレミヤが,現在の古い世の終りと神の立てたまう新しい世の始まりをいま伝道している,キリストの油そそがれた追随者たちの残れる者を予影していたという事実を中心にしたものでした。

この心を湧き立たせる話の終りに当つて,N・H・ノアは,15万282人の出席者に,イザヤ書,エレミヤ記,エレミヤ哀歌を含むヘブル語聖書の新世界訳(英文)第4巻を発表しました。

ノアはその晩ふたたび,『たくみさをもつて羊を飼う』という題で話しました。この話で彼は,主の羊の霊的必要物を正しく世話するという会衆内の監督の責任を強調しました。またF・W・フランズは,『自分の歩みに厳重な注意を払う』という主題で話し,『私たちは常に神の御前にいると考えて歩まねばなりません。神の日はあらゆる場所にあつて,よい者も悪い者も常に見守つておられるからであります。』と語りました。

奉仕に富むの日

『奉仕に富む』という木曜日の主題にふさわしく,多くの大会出席者たちは,野外奉仕を行うために,方々の集合場所に集まりました。そしてプラカードや招待ビラや,戸別伝道によつて,ニューヨーク市はもう一度大証言を受けました。この野外奉仕に参加した大会出席者たちは,もう少し詳しく知りたいとか聖書研究をしたいという善意者をたくさん見つけ出しました。

木曜日の午後人々は,『私たちの霊的パラダイスを維持する』というノア兄弟の話を,大きな関心をもつて待ちかまえていました。ノアは,14万5488人という大聴衆に向かい,ペンテコストの日に,聖霊がキリストの弟子たちに下つて,彼らが神の霊的子とされた時,『霊的パラダイスが確立されました』と話しました。しかし,使徒の死後,この霊的パラダイスはながつづきしませんでした。彼らが死んでから『悪魔が,クリスチャンに霊的パラダイスを失わさせた』ことをノアは指摘し,新しい本『失楽園から復楽園まで』の出版を発表しました。

恐れなき宣教の日

恐れなき宣教という主題は,金曜日に,1つの決議によつて強調されました。決議に先だつてF・W・フランズは『この大会はなぜ決議を行うか』という題で講演しました。すこぶる多くの人種や国民が集まつていたので,彼はこの大会を『キリスト教徒人間家族大会』と呼びました。彼はまた,人類の平和の希望として神の御国を支持するかわりに,国際連合こそ平和の希望であると主張する牧師たちを非難しました。

F・W・フランズのこの講演についで,N・H・ノアによつてすばらしい決議が,19万4418人の出席者に提出されました。決議は提出され,賛成を受け,出席していた群衆により熱意をもつて採決されました。

恐れなき宣教という主題は,その晩,協会の法律顧問H・C・カビントンの『妥協は忠実性の喪失に通ずる』という話によつて強調されました。彼は,『恐れこそ私たちの最大の敵です。人を恐れてごらんなさい。必ずわなに陥ります』と断言し,また,『正しいことを捨てて妥協するという習慣は,ヱホバの偉大な法廷では禁止されています』と,述べました。

同じ夜N・H・ノアは,『恐れなき奉仕者たちのための神権学校』という題で話しました。その話しによると良いたよりは今日,男子よりもより多数の姉妹によつて伝道されているということです。ノアはさらに話しをつづけて,1959年の1月から,姉妹たちが宣教学校でどのように訓練されるかを説明し,17万3079人の聴衆を喜ばせました。彼の説明によると,姉妹は,実演の形で6分間の説教をします。

『御心が地上になるように』の日

大会で行われた全部の報告の中で,最も熱意をもつて受け入れられたものの1つは,スイスのA・ルチマンの報告でした。彼は,7つの国の鉄のカーテンの中にいる10万人以上の兄弟たちの愛とあいさつをたずさえてきました。そして,ロシヤから持ち出されたテープレコーダー(私たちのロシヤ人の兄弟たちのあいさつが吹き込まれていた)を再生しました。その吹き込みはまずロシヤ人の兄弟たちの『永遠の王をほめたたえよ』の歌2節をもつてはじまり,固く立つという決意と信仰の短いメッセージで終つていました。それはまた,希望と温いクリスチャンの愛とあいさつでもありました。

土曜日の午後には,重大な瞬間がありました。『御心が地になるように』という題の講演でノア兄弟は,2番目の新しい本 ―『御心が地になるように』の出版を発表し,大会を感動させ,次いでたいへんな拍手が湧き起りました!『これはすつかり新しい本です』とノアが言つた時,非常な喜びがありました。彼はさらに,『みなさんはこの本を大いに楽しんで読まれるでしよう』とつけ加えました。

神の御国の日

さて時は午後となつて,公開講演の時間が近づいていました。この講演は,『神の御国は支配す ― 世の終りは近いか』と書いた500万枚のビラと,2万2000枚の地下鉄やバスにはりつけたサインと,2万6000枚のプラカードや窓にはりつけたサインと5万3000枚の自動車の緩衝器にはりつけたサインによつて宣伝されてきたものでした。

そして聴衆は,この喜びの良いたよりに対して少なくとも25回くらい拍手を送りました。そしてノアは次の言葉をもつて話を結びました,『今すべての善意者をして地球の政府に関し神に頼らせなさい! みな,いま支配している神の御国をたたえましよう!』

話の終りにあたつてノアは,この重要な問題を聞きに集まつた多くの人々に,彼の話した事がらを書いた小冊子を無料で贈呈することを発表しました。ノアが出席者の数を発表した時,叫びと拍手が空に満ちわたりました。出席数ですか? それは予想をはるかに超えるものでした! この大切な公開講演を聞きに集まつた記録的な群衆の数は,実に25万3922人を下らなかつたのです!

大会中にこれほどの話しがあつたでしようか。聴衆は50以上の多くの拍手によつて応答しました。ノアは何という心の踊る話をしたのでしよう! 彼は案内係りに色刷りの絵葉書を21万778人の出席者に,くばらせてニュースを発表しました。それは明らかに拡大を示す証拠でした。というのは,その絵葉書は,今のブルックリン・ベテルと増築を予定されている新しいベテルの家のすばらしい絵だつたからです。力強い拍手が起りました。ノアが新しい訓練計画を発表した時,さらに多くの拍手が起りました。それは地域の僕,巡回の僕,会衆の僕がベテルに集められて,特別訓練を受けるということでした。

ギレアデは存続するでしよう。しかし教育計画は拡大されねばなりません。方々の国にある支部の家は,特定の人々を訓練するのに使用されるでしよう。

この拡大に関するニュースは,大会にふさわしい最高潮でした! 実に91種類の印刷物が,54の異なつた言葉で出版されたのです。まことに大会出席者たちは,ヱホバの証者の神の御心国際大会が,彼らに『御旨を行うために,すべての良きものを』備えたことを感じとりました。―ヘブル 13:21,新口。史上最大のクリスチャン大会が歌とノア兄弟の祈りによつて終つた時,代表者たちは,ヱホバの証者であることに大きな喜びを招きつつ家路につきました。

[43ページの写真]

7,136名はヱホバ神への献身を象徴する為に洗礼を受けました

[45ページの写真]

大会中のヤンキー野球場の俯瞰図

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする