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  • 何に希望をかけますか
    ものみの塔 1959 | 10月15日
    • 何に希望をかけますか

      人々は,世界の状態がもつと良くなることを熱望しています。しかし同時に,果してそんな時がやつて来るのだろうかと疑問にも思つています。この不安定な世界では,殆どすべての人が,もつと安定した,もつと幸福な生活を望んでいます。

      お金の価値の動揺は,人間が一生かかつてきずきあげた財産を,幾度となく台なしにしました。1923年のドイツでは,お金は確かな希望でないことをはつきりとあらわしました。かりにあなたがその時,1兆マルク(1,000,000,000,000)を貯めていたとしたら,その莫大な額のお金が,ただの1マルクの価値にまで下つたのを経験したでしよう! 今日では,アメリカにおいてさえ,お金は数年前と同じ価値をもつていません。以前は自動車が1台買えたお金が,今では手付金とちよつとの価値しかありません。インフレーションとデフレーションがあるので,お金は希望の基礎としてはすこぶる貧弱です。

      その上,お金は戦争,盗難,下手な扱い,その他の種々の方法でなくなる恐れがあります。従つてお金は身の守りの一つですが,真の希望の基礎ではありません。

      さらに他の人々は,軍備撤廃計画に希望をかけ,これこそ人類に明るい将来とより幸福な生活をもたらすものと考えています。しかし彼らは,何を基礎にしてそうした望みを持つているのでしようか。何もないのです。なぜなら,軍備縮小問題を討議している国家群そのものがまさに戦争の準備に余念がないからです。それらの国々の経済は戦時経済です。そして最も優秀な国家資源は,軍備縮小のためではなく,兵器に使用されています。こうしたことは確かに,明るい将来を人間の計画に依存している人々にとつて,はげましでもなければ希望に満ちた見通しを与えるものでもありません。

      また他の人々は長生きをすることを望みます。彼らは,長寿に関してすばらしい約束をする科学者たちの発見に希望を置きます。しかし,それらの約束する者自身が死んでしまいます。

      クリスチャンもまた平和と永遠の生命を望みます。彼らの希望にはどんな基礎がありますか。彼らは,不滅の生命の授与者であられるヱホバに希望をかけています。ヱホバこそ,イエス・キリストに信仰を持つ者に生命を保証されている方です,『神の賜物は,わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。』ヱホバは全能の神であつて,その御言葉が空しく終ることは決してありません。ですからこの約束は確かに成就するのです。またヱホバの御約束が必ず成就することは,保証されていることです。イエスは,ヱホバに希望を置いて,永遠の生命を得られました。あなたも,『望みを与える神』に希望をおいて下さい。そうすれば,決して失望することはないでしよう。―ロマ 6:23; 15:13。イザヤ 55:11。

  • 「キリストの意図した事柄の漫画」
    ものみの塔 1959 | 10月15日
    • 「キリストの意図した事柄の漫画」

      かつてはセント・パウロ大寺院の会員であつた英国の牧師エッチ・アール・エル・シェパードはキリスト教国の教会について,「もし私が独裁者なら」という本の中で次のように書きました,「キリスト教は人々の心にしつかり食いこんでいない…宗教は人々の心をひきつけるが,教会は第二次的事柄や関係のない事柄について不思議な非人道的な注意を払うため,しばしば人々をはねつけてしまう。…キリスト教というものはかくも複雑な形式を持つようになつてしまつた。それがキリストの意図した事柄の漫画以上に良いなどということはとうてい考えられない。」

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