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あなたはエホバの証人の音信をわずらわしく感じますかものみの塔 1966 | 11月1日
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刑罰の日を宣明し,また地に行なわれている憎むべき事のために嘆く人々を慰めることが含まれています。エホバの証人がそのことをしなければ,石が叫ぶであろうと,聖書は述べています。(ルカ 19:40)これほど重大なことであれば,腹をたてるかわりに耳を傾けるのが当然です。それにより,自分のとるべき立場をどう考えるかにつき,決定を下すことができます。それは軽々しく考えてよいことではありません。
18 (イ)一部の人々が腹だたしく思うにもかかわらず,エホバの証人がこれらの災いに関する真理を宣明するのはなぜですか。(ロ)災いについての真理を宣べ伝えるエホバの証人の動機は何ですか。
18 エホバの証人はその使命を真剣に考え,それゆえに,たとえ,一部の人が腹を立てても伝道のわざをつづけます。彼らはだれかを怒らせようとしているのではありません。しかし彼らは神のことばに手加減を加えるようなことをしません。そのようなことをすれば,その音信はこの世の報道機関のニュースの場合に多く見られると同じく,検閲され,「片寄った」不明確な音信となるでしょう。それはまちがったもの,人をあやまらせるものとなります。エホバの証人は神の警告の重大さを知り,人々が真理を聞くことを望んでいます。災いから害を受ける必要はだれもありません。人は神の警告を聞き,それに従って行動することができます。エホバの証人は,真実の,信頼できるニュースを望む,心の正しい人々を喜んで援助します。その伝道は悪意から出たものではなく,人を非難したり,あるいは名前を売ったりするためのものではありません。彼らは隣人を愛し,それゆえに熱意をいだいてあなたの家をおとずれるのです。
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思いやりは偏見をとりのぞくものみの塔 1966 | 11月1日
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思いやりは偏見をとりのぞく
◆ セネガル共和国でのこと,エホバの証人は奉仕中にある老夫婦をたずねました。この老人夫婦は,証人の訪問について牧師に話したので,牧師はもしエホバの証人がいつものようにまた来たら追いかえすようにと言ったのです。そのため,これ以上二人に証言することはむずかしいことでした。少したってから二人はエホバの証人の一夫婦と知り合いになり,エホバの証人夫婦は,他の友人といっしょに老夫婦を自分の家に招待しました。エホバの証人が思いやり深く,たくみに話したので,次に会った時に老人はもっと学びたいと言いました。さっそく聖書の研究がはじまり,2カ月の,研究の後この老人はずっと抱いていた死の恐怖をぬぐい去ってしまいました。真理を知ってから8カ月後この老人夫妻は家から家への奉仕に参加しはじめ,彼らはまもなくバプテスマによって献身をあらわそうと決意しています。
― エホバの証人の1966年度年鑑より
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イスラエルの解放者,裁き人バラクものみの塔 1966 | 11月1日
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イスラエルの解放者,裁き人バラク
裁き人バラクはどんな人でしたか。いつの時代の人ですか。また,自国民であったイスラエルを,どのように救いましたか。バラクはヨシュアの後継者で,イスラエルの4代目の裁き人であり,解放者でした。また彼は,カナンの圧制的な王ヤビンの手からイスラエル人を救い,はるかに優勢な敵を相手に,イスラエルを勝利に導いた勇敢な戦士でした。しかし彼についての記録はきわめて簡潔なものです。
彼は信仰の人と言われていますから,聖書が裁き人バラクについて何と述べているかを考慮するのは適当なことです。そうです。彼
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