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ローマ総督の質問「真理とは何か」に答えるものみの塔 1966 | 2月1日
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て,「真理とは何か」との質問の答えを知りました。わたしたちはまた,真理を扱う,神の目に見える組織を支持することを望みます。神は高められた御子イエス・キリストを用いて,この組織を設立されました。それはイエスが復活してから50日後のペンテコストの日でした。テモテ前書 3章14,15節の霊感の言葉にしたがえば,この組織は「神の家,生ける神の〔会衆〕のことであって,それは真理の柱,真理の基礎」です。〔新世〕そうです,わたしたちがささえたいのは「真理の柱,真理の基礎」です。
57 それゆえ,わたしたちは真理にかんしてどんなことを決意していますか。
57 それゆえ,真理を破壊しようとするかわりに ― それは不可能です ― 御国の真理を守り,すべての人の前にこれを掲げるべく各自の分を果たすべきです。わたしたちは「真理とは何か」との質問に対する聖書の答えを,すべての国の人々に伝えます。そして「生ける神の会衆」と共に真理,「この御国の福音」を伝道し,終わりの来る以前に全地のすべての国民に対するあかしとします。(マタイ 24:14)わたしたちがキリストの使者として奉仕する時,真理につく者のすべてはわたしたちの声に耳を傾けるでしょう。―ヨハネ 18:37。コリント後 5:20。
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どの神を崇拝するかは重要な問題ものみの塔 1966 | 2月1日
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どの神を崇拝するかは重要な問題
1 崇拝に関してどんな言葉をよく耳にしますか。わたしたちの宗教観はなぜ大切ですか。
「拝んでいさえすれば,どの神を拝んでも変わりはない」「自分がよいと思う教会に行きなさい」「人はそれぞれ神を見出して,自分の方法で崇拝しなければならない」。こういった考えは牧師の説教の中,新聞紙上,ポスターの文句,一般の人々の言葉のはしにもよく表明されます。このように言う人の多くは,生命を得る道と考えて自分の宗教を実践しています。ということはつまり,宗教に多くのことをかけているのです。生命がなければ,他に何があっても役にたちません。ゆえに宗教に対してどんな考え方をするかは非常に大切です。
2 神の子の言葉は前述の考え方とどのようにくらべられますか。
2 神の子の言われたことを前述の言葉と比較してごらんなさい。サマリヤ人の宗教を持つ一人の女との会話の中で,神の子は言われました。「女よ,わたしの言うことを信じなさい。あなたがたが,この山でも,またエルサレムでもない所で,父を礼拝する時が来る。神は霊であるから,礼拝する者も,霊とまこととをもって礼拝すべきである」。(ヨハネ 4:21,24)何がまことであるかについて,イエスは天の父への祈りの中で,「あなたの御言は真理であります」と言われました。(ヨハネ 17:17)ゆえに真理とは,事物の実際の状態および真の導きである神のことばと一致している事柄です。神のみ子イエスはご自分の父を最もよく知り,また自ら言われた通り,父のみ心を行なうことに献身しておられました。(ヨハネ 4:34)この事から,間違った神あるいは間違った崇拝は悪い結果をもたらすと結論しなければなりません。
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