-
親しく神を知り平和を保ちなさいものみの塔 1970 | 2月1日
-
-
実際に滅びてから14年後,破滅を知らせた自分の使命を思い起こさせられました。つまり,バビロンに捕われて25年目に,完成したエホバの新しい宮の幻を与えられたのです。エゼキエルは人の形をしたひとりの天使に導かれて,その宮を見学しました。こうしるされています。
42 エルサレムの滅びた14年後,エゼキエルは新しい宮に関するエホバのどんな幻を見ましたか。
42 「彼われを携へて門にいたる その門は東に向ふ 時にイスラエルの神の栄光 東よりきたりしが その声大水の音のごとくにして地その栄光に照さる そのかたちを見るに我がこの町をほろぼしに来りし時に見たるところのかたちのごとくに見ゆ またケバル河のほとりにて我が見しところの形のごとき形の者あり我すなはちひれ伏す」― エゼキエル 43:1-4; 40:1-4。
43 その幻がエゼキエルに与えた影響は,まことの神の栄光について何を物語るものですか。
43 幻に見る全能の神エホバの栄光はあまりにも強烈で,もろい肉の人間は思わず地に伏して神を拝さないではいられませんでした。エホバ神の栄光は,慎しみもなく,みだりに,かつ,こう然と見るべきものではありません。エゼキエルが見た「エホバの栄光」の奇跡的な幻は恐るべきものであり,人をおののかせ,神を拝させずにはおかないほどのものでした。しかしエゼキエルはそれらきわめて異常な経験をしたにもかかわらず,彼自身にかかわる神のお目的のゆえに生き残れました。
44 エゼキエルの見た幻からすれば,人間は今,神を親しく知って,神との平和を得なければなりません。なぜですか。
44 ケルビムのような生き物に仕えられ,ご自分の天の戦車に乗り,勝利を収めて進むエホバ神はまさに栄光に輝いておられます。同様に今日,神はご自分の審判を執行すべくその車を進めておられるのです。今や人間はこのような神を親しく知って,神との平和を得,その平和を保たねばなりません。
-
-
神を知ることはとこしえの平和をもたらすものみの塔 1970 | 2月1日
-
-
神を知ることはとこしえの平和をもたらす
1 ダニエルはいつエホバの幻を見ましたか。その幻の中で彼は最初に何を見ましたか。
エゼキエルが天の戦車に乗られた栄光に輝くエホバの幻を初めて見てからおよそ60年後,エゼキエルとともにバビロンにとらわれていた仲間のひとりが,宇宙の主権者であられる神の幻を与えられました。そのことがダニエル書 7章1-3節にこうしるされています。「バビロンの王ベルシャザルの元年にダニエルその床にありて夢を見 脳中にまぼろしを得たりしが すなはちその夢をしるしてその事の大意を述ぶ ダニエル述べていはく 我夜のまぼろしのうちに見てありしに 四方の天風大海にむかひて烈しく吹きたり 四箇の大なる獣海より上りきたれりその形はおのおの異な(れ)り」― ダニエル 7:1-7。
2 四つの獣は何を表わしていますか。至上の審判者は何に基づいて象徴的な獣をさばきますか。
2 それは預言的な意味をもつ幻でした。この幻の中でダニエルにその意味を説き明かした者のことばによれば,四つの大いなる
-