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他の人々との関係においてしんぼう強くあるものみの塔 1971 | 7月1日
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います。『寛容を用ひ,愛をもて互に忍べ』。―マタイ 18:21,22。エペソ 4:2,3。
しんぼう強く待つのは確かに知恵の道です。それは自分自身とまわりの人々に益をもたらします。エホバ神は宇宙を律する法を持つとともに,ご自分の目的を成就するための,ご自身の時間表を持っておられます。神が時間表をわたしたちの都合に合わせて変更することはありません。それは,わたしたちが神に日や季節や年を変えさせたり,速めさせたりすることができないのと同様です。信仰と希望,喜びと認識をいだくなら,わたしたちは,しんぼう強く待つことを学ぶ知恵の道に従えるでしょう。
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いちばん良い場所をえらんだ人たちものみの塔 1971 | 7月1日
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いちばん良い場所をえらんだ人たち
親が子どもといっしょに読む特別な記事
自分のためにいつもいちばん良いものをほしがり,われさきにそれをとろうとする人がいます。そんな人がいることに気づいたことがありますか。わたしは気づいていますよ。
たとえば,食事のとき,おいしそうなケーキがいっぱいはいった大きなお皿がまわされるのを見たことがあります。そのお皿がまわってきたとき,みんなはケーキを見まわして,いちばん大きいのをえらんで取りました。そうするのは良いことでしょうか。また,わたしはこんなことも見ました。あるお父さんとお母さんが子どもたちをつれて,友だちをたずねたときのことです。友だちの家にはいるや,子どもたちはさきをあらそって,いちばん気持ちのよいいすにすわりました。それは良いことでしょうか。子どもたちはいちばん良い席にすわるべきですか。
偉大な師が地上におられたとき,それと同じようなことがおきました。あるえらいパリサイ人の家のりっぱなふるまいに招かれたときのこと,イエスは,招かれたおおぜいのお客さんがその食卓の主人席の近くのいちばん良い場所をえらぼうとするのを見ました。人びとはほまれのある場所とされる席をのぞんでいたのです。イエスがそれらの人たちになんと言ったかを聞きたいとはおもいませんか。
イエスはひとつの話をされましたが,その話のなかには,それらのお客さんだけでなく,今日のわたしたちにとっても良い助言が含まれています。
イエスはいわれました。『だれかに婚礼
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