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死からよみがえらされた子どもたちものみの塔 1971 | 8月15日
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行った時,みんなはイエスは何をするつもりなのだろうと思ったにちがいありません。
イエスは死んでいる少年にむかって,「若者よ,さあ,起きなさい」と命じました。少年はすぐに立ち上がり,話しはじめました。―ルカ 7:11-17。
女の人がどんな気持ちになったか考えてごらんなさい。死んだ愛する人が生き返って来たら,あなたはどんな気持ちがするでしょう。ことばでは言えないほどすばらしいことでしょう。
このでき事は,イエスが人々をほんとうに愛し,人々を助けたいと思っておられることを示していませんか。エホバ神とみ子イエスが,わたしたちをほんとうにたいせつにしてくださっていることを知るのは,すばらしいではありませんか。神の新しい事物の体制で,愛する人々が死からよみがえらされるのはなんとすばらしいことでしょう。
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全地にわたる一致の必要ものみの塔 1971 | 8月15日
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全地にわたる一致の必要
「兄弟よ,我らの主イエス・キリストの名に頼りて汝らに勧む,おのおの語るところを同じうし,分争する事なく同じ〔思い,同じ考えの方向において〕全く一つになるべし」― コリント前 1:10,〔新〕。
1 今日,一般の人々はどんな問題について同意しますか。ゆえに人々はいたるところで何を叫び求めていますか。
わたしたちは今日分裂の世界に住んでいる,ということに異論を唱える人がいるでしょうか。20世紀の現代に住んでいる人間は,政治・宗教・経済の面で,また国内においても国際間においても,隣人と調和していけない状態です。いわゆる世代の断絶といわれている事態も,青少年と年長者,子どもと親との間に存在している分裂のもう一つの証拠でしかありません。各方面から,「理性的に話し合おうではないか」との声がかかります。ベトナム,中東,アフリカ,東ヨーロッパにおける紛争から,大学,高等学校,中学校,小学校における対決にいたるまで,理性を求める叫び,現在の分裂状態の収拾を求める叫びがあがっています。にもかかわらず,危機の時代の終わりの日に人々は「どんな合意にも応じない」であろう,と使徒パウロがテモテへの手紙の中で書いたことばを成就する事態へと,人類は容赦なく進んでいるかに見えます。―テモテ後 3:3,新。
2 理性を求める叫びにもかかわらず,何が起きていますか。そのためにある人たちはどんな結論を下すようになっていますか。
2 一致をもたらすためのあらゆる交渉にもかかわらず,分裂は存続し,各国民の間の隔たりは増大する一方です。さまざまな国家および民族間の平和にかかわる諸問題は,しばしば暴力や流血行為へと発展します。問題は決して処理できない,また,その出生や皮膚の色のゆえに,ある者は人類の他の者たちとは離れて住むべきだ,と感じる人もいます。
3,4 (イ)宗教の分野における分裂を見て,当然どんな質問が起きますか。(ロ)そうした分裂はカトリック教会,プロテスタント教会の中でどのようにはっきりと目につきますか。
3 宗教思想の分野においても,その分裂
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