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家族の研究は祝福ものみの塔 1971 | 6月1日
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に感謝しています。そして,そうしたたぐいの訓練や訓戒がどれほど感謝されているかをみなさんに知っていただきたいと思います。
「わたしたち3人の姉妹は現在20代で,結婚していますが,わたしは毎週の聖書研究のことをよく覚えています。家族で行なった聖書朗読もその研究の有益な一部になっていました。わたしたちは毎晩ベッドの端にすわって,順番に聖書を読んだものです。
「学校には,『あなたには何の楽しみもないのね』などと言って,わたしたちを嘲笑する生徒もいました。しかし,わたしたちはそうしたことに対して答えを持っていました。その一つとして,そうした決定は自分たちが下したものだということがありました。父はいつもわたしたちとともに腰をおろし,わたしたちが自分で答えを得るまで聖句を調べてくれました。父は『その点についてはエホバがどのように言っておられるか調べてみよう』とよく言ったものです。わたしたちは子どもの時からエホバに対する愛をいだいていたので,まず天の父を喜ばせることをし,それから地的な両親を喜ばせることをしたいと考えました。
「それから,楽しみがないということに対する答えをすると,いつも他の人たちはあ然としました。第一,わたしたちは何度もいろいろな場所での大会に旅行して,史跡や博物館,動物園,国立公園その他の名所を数々実際に見学していました。ニューヨークにあるベテルの家や工場をも見学したことがありました。地上のいろいろな土地にいる宣教者たちを知っていましたし,どこにでも兄弟や姉妹を持っていました。その上,両親は家族のピクニックや遠足,キャンプ旅行をしてわたしたちといっしょにすごしてくれました。植物や動物の生態についてたくさん学び,さまざまの野性動物のありのままの生態をなん度も観察していたのです。
「両親はこうした事柄すべてにおいても,『エホバがこれらすべてのものと永遠の命の約束とをわたしたちにお与えになったのであり,わたしたちからは愛と従順また崇拝しか求めておられない』という点をわたしたちが見落とさないようにしてくれました」。
そうです,家族研究は真の祝福を得る基礎となるのです。それは,現在の体制と神の新秩序とにおける,命のための確固とした基礎を,子どもたちにばかりでなくおとなたちにも提供します。
あなたは家族研究をしておられますか。もし,しておられないなら,さっそく今週から計画されてはいかがですか。
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人々が悪いことをするのはなぜですかものみの塔 1971 | 6月1日
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人々が悪いことをするのはなぜですか
親が子どもといっしょに読む特別な記事
もしみんなが良い人で,ほかの人をきずつけないなら,すばらしいではありませんか。
しかし,いつもほんとうに良いという人がいますか。あなたはどう思いますか。聖書には,エホバはいつも良いかたで,エホバには少しも悪いところがないと書かれています。また,偉大な師であるイエスはいつも正しいことをなさいます。でも,自分はいつも良い人だとほんとうに言える人は,わたしたちの中にはひとりもいません。
わたしたちは良い人であろうとするかもしれませんが,悪いことを考える時がありますね。ときどき悪いおこないもします。最初の人間アダムは,わざと神にそむきました。それはたいへん悪いことでした。そのために,わたしたちはみな,不完全に生まれつきました。みなアダムの子どもだからです。それは,人々が悪い人でありたくないと思っても悪いことをする理由の一つです。
でも,悪いことをたくさんする
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