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神のお名前をほんとうに高めた大会ものみの塔 1972 | 1月15日
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する個人の内部でおのおの“話す”たびに明かりがつきました。ナオミの神に対するモアブの女ルツの献身を描いた「あなたの生きかたをエホバの目的にかなったものとしなさい」と題する劇はすべての観衆の心を動かしました。
「あなたの行かれる所へ私も行き…あなたの民は私の民,あなたの神は私の神です」と語ったルツのことばは,真の神エホバの崇拝を押し進めるためにみずからを十分に役だてて奉仕しているかどうか自分自身の心を探るよう聴衆を動かさずにはおきませんでした。
「劇」の形式で資料を提供する方法が有効かどうかに関して,オレゴン州ポートランド大会のある出席者はこう述べました。「話と劇は,悪い考えを閉め出すための行動をじん速に起こさせる『私たちの心を守る』必要を大いに強調できました」。ワシントン州の別の人は述べました。「この大会で強調されたのは愛であり,私たちすべては自分の心を探って,エホバとキリスト・イエスに対する忠節と献身の深さを吟味するよう助けられました」。
実際,「命の源が[心]に発している」のです。ニューヨーク州ポキプシー会衆からのある出席者が結論として語ったとおりです。「大多数の講演者によって語り継がれた考えの脈絡とみなされるのは,正しい動機づけ ― 何をするかだけでなく,なぜそうするか ― の問題です。エホバは,人の行なうわざや当人の外見ではなく,人の心をさばかれるからです」。―箴言 4:23,新; 21:2。
こうして,「神のお名前」大会は神ご自身の民の前にエホバというお名前をほんとうに高めるとともに,彼らの秩序正しさ,清潔さ,礼儀正しさ,そして幸福の霊は,エホバの証人の仕える神のお名前を傍観者すべての眼前でたたえるものとなりました。シュレブポート・ジャーナル誌の一編集者は大会に関する特集記事に「彼らは幸福な神の証をする」という題を付したほどです。
真の神エホバの崇拝がもたらす心底からの誠実な態度に注目した,ノースカロライナのグリーンズバロ・デーリー・ニュース紙の記者は,「他のおおかたの宗教団体以上に人種的融合の比率が高い」ことを指摘して,「『兄弟姉妹』という関係は見せかけではない」と述べました。
エホバの証人は自分たちの活動が神のお名前を高める結果になっていることをうれしく思っています。しかし,神に対する奉仕の務めを絶えず改善して,『王国と神の義を求めつづけ』ねばならないことをも認識しています。この広範にわたる問題も大会のプログラムの中で考慮されましたので,それを次の記事で取り上げることにしましょう。
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前途のわざに備えて奉仕を強化するものみの塔 1972 | 1月15日
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前途のわざに備えて奉仕を強化する
今日の,あらゆる圧迫や困難に直面するとき,実世間で清い正直な生活をするよう神のしもべたちに力を与えるのはなんでしょうか。さらにまた,自分の住む地域社会の人々の家に出かけて行って,自分の信仰を他の人に勧め,かつ教える力を神のしもべたちに与えるのはなんでしょうか。
それは,神のみことばである聖書を勉強し,その原則を実践することによって得られる神の霊です。クリスチャンの奉仕は,こうした事がらすべてを行なうことを意味します。この奉仕には不断の注意が払われねばなりません。エホバの証人が,聖書を討議する集会に集まって交わることに非常に熱心なのはそのためです。また,エホバの証人が年に
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