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確信を抱いて「大患難」に立ち向かうものみの塔 1977 | 5月1日
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あなたはエルサレムが滅ぼされる前にそこから脱出した一世紀当時のクリスチャンのようです。
30 どんなことを自問するのは適切ですか。
30 しかし,現在自分がこのような恵まれた立場にあることに気づいたあなたは,どのように将来に立ち向かいますか。自分が入っている,箱船のような霊的パラダイスの中にとどまることにしますか。偽りの宗教の世界帝国を去ったあなたは,切なる期待と絶対の確信を抱いて,来たるべき「大患難」における大いなるバビロンの滅びを待ち望んでいますか。こうした問題を熟考する際に,どうぞ次の記事を検討してください。
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将来に備えて今確信を固めなさいものみの塔 1977 | 5月1日
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将来に備えて今確信を固めなさい
1,2 (イ)人類の世は全般的にどんな状態にありますか。なぜですか。(ロ)しかし,それと対照的に,多くの人はどんな確信を示していますか。
今や20世紀もおおかた過ぎ去り,現体制がこの消えゆく世代とともに終わりを迎えようとしている兆候が随所に見られます。神から離れている人々は,この20世紀の各10年が過ぎ去るごとに,不安が増してゆくのを経験しています。偉大な預言者イエス・キリストはそうなるだろうと言われていましたが,まさしくその通りになっています。「そうしたことは実際にはいつあるのでしょうか。また,そうしたことが起きるように定まった時のしるしは何ですか」という問いに答えて,イエスはなかでも次のことを言われました。「地上では……逃げ道を知らない諸国民の苦もんがあるでしょう。同時に人びとは,人の住む地に臨もうとする事がらへの恐れと予想から気を失います」― ルカ 21:7,25,26。
2 したがって,エホバまたはエホバの言葉聖書を信じていない,人類の世の大多数の人々が,将来起こることに恐怖心を抱いて思い悩んでいても不思議ではありません。これと対照的に,また前の記事で指摘されたように,世界には今日,非常に楽観的な気持ちで将来に対している人々が200万人以上います。その人々は,まもなく正義の新秩序が,つまりクリスチャンたちが祈り求めるようイエスから教えられた神の王国が,邪悪な現体制に取って代わることを確信しています。―マタイ 6:9,10。
3 使徒パウロはどんな適切な警告を与えていますか。
3 今この時点であなたはこうした人々の一人であるかもしれません。そしてあなたは,自分の立場と,この終わりの時に何に立ち向かおうとしているかについては相当の確信を抱いているように思うかもしれません。しかし,使徒はこう警告しています。「立っていると思う者は,倒れることがないように気をつけなさい」。(コリント第一 10:12)もしこの助言に留意するなら,確信を抱いている状態を強化するために行なえる事柄が幾つかあります。
4,5 どうすれば将来に対する確信を強めることができますか。
4 まず第一に,箴言の言葉を思い起こしてください。それはつまり,人のエホバに対する信頼は,エホバの現在および将来の目的に関する知識はもとより,エホバおよびエホバが過去において人類と持たれた交渉に関する知識に基づいたものでなければならないということです。―箴 14:26; 22:19,新。
5 これは会衆でグループとして行なう研究と個人研究の重要性を強調するものです。この偉大な創造者について,そのみ言葉である聖書からだけ
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