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  • 聖書は結婚生活に役立ちます
    ものみの塔 2003 | 9月15日
    • 聖書は結婚生活に役立ちます

      結婚生活。この言葉を聞くと,楽しく快い事柄が頭に浮かぶ人もいれば,心が痛む人もいます。一人の女性はこう嘆いています。「気持ちの上では離婚しているような感じです。ないがしろにされているような気がして,いつも寂しさを感じます」。

      互いに愛し慈しむことを誓い合った二人の心がそれほど離れてしまうのはなぜでしょうか。その要因の一つは,結婚に何が関係してくるかを教えられていないことです。「我々は全く何の訓練も受けずに結婚制度のもとに身を置く」と,ある医学ジャーナリストは述べています。

      結婚についての知識を持っている人が今日,非常に少ないことは,米国ニュージャージー州ラトガーズ大学の全国結婚プロジェクトという調査研究によって裏づけられています。このプロジェクトの二人のディレクターはこう書いています。「この調査の対象になった人の多くは,不幸な結婚生活を送っている親もしくは離婚した親のもとで育った。惨めな結婚生活がどういうものかについてはよく知っているが,幸せな結婚生活というものについてははっきり分かっていない。幸せな結婚生活とは『両親が送ったのとは反対のもの』としか説明できない人もいる」。

      クリスチャンであれば,結婚生活の問題を抱えずにすむのでしょうか。そのようなことはありません。事実,1世紀のクリスチャンの中には,結婚生活から「放たれることを求めてはなりません」との率直な助言を必要とした人たちがいました。(コリント第一 7:27)二人の不完全な人間が結婚するのですから,問題が生じるのは明らかです。しかし,助けもあります。夫と妻は,聖書の原則を当てはめることによって二人の関係を改善できます。

      もちろん,聖書は結婚生活の手引き書ではありません。しかし,結婚の取り決めを設けられた方の霊感のもとに著わされた書物ですから,そこに記されている原則はきっと役立つはずです。エホバ神は預言者イザヤを通して次のように述べておられます。「わたし,エホバは,あなたの神,あなたに自分を益することを教える者,あなたにその歩むべき道を踏み行かせる者である。ああ,あなたがわたしのおきてに実際に注意を払いさえすれば! そうすれば,あなたの平安は川のように,あなたの義は海の波のようになるであろうに」。―イザヤ 48:17,18。

      配偶者との間にかつて存在していた愛が冷めてきましたか。愛のない結婚生活に行き詰まりを感じていますか。結婚して26年になる一主婦はこう言いました。「このような関係になって経験する苦痛は,とても言葉では表現できません。いつでも,どこにいても感じるのです」。満たされない結婚でもしかたがないとあきらめるのではなく,何とかしようと決意してはいかがですか。次の記事では,結婚の誓約を守るという一つの分野を取り上げ,聖書の原則が結婚生活にどう役立つかを示します。

  • 夫婦のきずなを強めるために
    ものみの塔 2003 | 9月15日
    • 夫婦のきずなを強めるために

      荒れ放題になった一軒の家を想像してみてください。ペンキははがれ,屋根は壊れ,庭も草ぼうぼうです。どうやら,この建物は長年の間に何度か嵐に見舞われ,放置されてきたようです。取り壊すほうがよいでしょうか。必ずしもそうする必要はありません。土台が強固で,造りがしっかりしていれば,恐らく修復は可能でしょう。

      自分の結婚生活はその家のようだ,と思われますか。年月を経るうちに,いわば嵐によって夫婦関係が損なわれてきたかもしれません。夫婦の片方あるいは双方が相手を幾分ないがしろにしているかもしれません。サンディーと同じように感じている方もあるでしょう。この女性は結婚から15年経って,「わたしたちには,結婚して夫婦になったこと以外に共通点が何もありませんでした。それだけでは十分ではありませんでした」と言いました。

      結婚生活がそのような状態に陥っているとしても,終止符を打つべきだと性急に結論を出さないでください。恐らく,夫婦の関係を修復することは可能でしょう。修復できるかどうかは,結婚の誓約を守り抜こうという二人の決意がどれほどのものかに大きく依存しています。誓約を守る決意は,試練の時にも結婚生活を安定させるのに役立ちます。では,『誓約を守る』とはどういうことでしょうか。その決意を強めるうえで,聖書はどのように助けになるでしょうか。

      結婚の誓約には義務感が伴う

      ある辞書によれば,ここで『誓約を守り抜く決意』と訳されている英語のcommitment<コミットメント>という語は,「義務づけられた,もしくは感情面で駆り立てられた状態」を指します。この語は,商業上の契約などの事務的な事柄について用いられることもあります。例えば建設業者は,家の建築を請け負ったなら,契約どおりに行なう義務を感じることでしょう。仕事の依頼人を個人的には知らなくても,約束どおりにしなければならないと感じます。

      結婚は冷たい商取り引きではありませんが,交わされる誓約には義務感が伴います。夫婦であれば恐らく,どんなことがあろうともずっと連れ添うことを神と人との前で厳粛に誓ったことでしょう。イエスは,「[男女]を創造された方は,これを初めから男性と女性に造り,『このゆえに,人は父と母を離れて自分の妻に堅く付き,二人は一体となる』と言われたのです」と述べ,「神

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