野外奉仕において会話するための話題を用いる
暴力がなくなる時が来ますか ― 詩篇 37:8-11。
1. 間もなく悪が取り除かれる。
2. 真の平和が行き渡る。
ほとんどすべての人は親切,温かさ,そして自分の福祉に対する真実の関心に答え応じます。このようにしてわたしたちが家の人に近づく時,わたしたちは人々に直ちに訴える,語るべきものを持っていたいと思います。それゆえに「野外奉仕において会話するための話題」が大変役立つと考えられます。
わたしたちのすべてが開拓者でないので,わたしたちは自分が野外にしばしば出たいと望む程には出られません。しかし野外に出る時,わたしたちの会話が人を引きつけるもの,また洞察力を働かせたものであるよう望んでいます。野外奉仕において会話するための話題が「わたしたちの王国奉仕」にこれから取り上げられますので,このことに関係した幾つかの質問と答えは役立つでしょう。
質問。「わたしたちの王国奉仕」で新しい主題が紹介されるたびに,これらの話題を変える必要がありますか。
答え。いいえ,多分一年に3回か4回変えることはあなたご自身にとって都合良いものとなるでしょう。そうすれば時間がありますし,野外で実際に行なってみることができますから,その話題とそこに述べられている聖書的な考えに十分に通じることができます。これは確信を抱く点で,また良いたよりを容易に伝える能力を培う点で役立つでしょう。
質問。これらの話題をどのように紹介すべきですか。
答え。その地方でいま起きている事柄,例えばその地域社会でまたは世界で,国で何が起きているか,ということは役立つということがしばしば証明されてきました。その一例がこの号の「良いたよりを伝える」の中に示されています。
質問。すべての戸口でこれらの話題につき従うべきですか。
答え。いいえ。ほとんどの伝道者にこれらの話題がとても役立つと思いますが,あなたが,その地方にもっと適した話題を発展させることができるなら,どうぞ自由にそれをお用いになってください。これらは単に提案にすぎず,それを用いることもできますし,伝道者たちが自由に変えることもできます。開拓者はしばしば野外に出ますから,会話するためのこの話題や他の話題を変化させて用いるのは役立つと思うに違いありません。そしてもし区域がひんぱんに回られているなら,あなたは主題を変える必要があるでしょう。
質問。これら会話するための話題を共にすることの目標は何ですか。それは単に文書を配布することですか。
答え。それだけではありません。わたしたちは人々に証言,つまり音信を伝えたいと思います。第一に,わたしたちは人々が神のみ言葉である聖書に通じるようにさせることができます。聖書は人類の問題の真の解決策,つまり王国を指し示しています。第二に,人々にとって普通,聖書の教えを認識することは難しいことなので,わたしたちは人々が聖書にあることを理解するため文書を用いるように望みます。会話するための話題は,聞く耳を持つ人にわたしたちが話すのを助けることを意図していますので,わたしたちは神のみ言葉に対する関心を高めてゆくことができるでしょう。