支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
統治体は昨奉仕年度中全世界でなされた王国の業につき報告を寄せています。それによると,昨年全世界の216の国々において王国の業がなされ12万4,459人がバプテスマを受けました。また昨年の記念式には510万7,518人の人々が集まりましたが,記念式に500万人以上の人々が出席したのは初めてのことでした。伝道者数は全世界で1%の減少となったようです。しかしエホバは業を豊かに祝福しておられ,わたしたちはこのことを深く感謝できます。
統治体はこれからの一年間,わたしたちが奉仕において特に力を注ぐべき二つの分野を指摘しています。地域,巡回大会にも,記念式や会衆の集会にも非常に多くの方々が出席しているものの彼らはまだエホバの証人となっていません。それでわたしたちが家庭聖書研究において効果的な教え手となって人々が神のご要求をはっきり理解し,学んだことを自分に適用してゆくよう助けることです。そうすればさらに大勢の人を霊的に助けることができるでしょう。もう一つのことはわたしたちが非公式の証言活動にいままで以上に力を注いでゆくことです。活発な信仰を持っている人は救いのための公の宣言を行ない,あらゆる機会に自分の口を用います。(ローマ 10:10)それで全世界の兄弟たちと努力を一致させて,これら二つの奉仕の分野に力を注ぎましょう。いろいろな提案が今後「王国奉仕」を通してなされるでしょう。
11月の奉仕は本当にすばらしいものでした。「若い時代」の書籍は人々に非常にたくさん配布されました。26万3,920冊の新最高数の配布でした。伝道者4万2,939人,正規開拓者5,612人はいずれも新最高数です。そして全日本で初めて60万件を上回る再訪問がなされ,6万件を上回る家庭聖書研究が報告されました。日本の霊的な畑において,これからさらに大きな収穫がなされるでしょう。教える業にみながあずかり,一つの家庭聖書研究を司会することを目ざし,効果的な教え手となってエホバに賛美をささげましょう。
昨年夏の地域大会で発表された開拓奉仕学校がこの2月から6月まで日本で開かれ,宣教者,特別開拓者,そして巡回,地域監督の妻たちが入学します。学校は2週間月曜日から金曜日までのもので,日本の24の都市で順々に開かれる予定です。1978年の終わりごろにはこの開拓奉仕学校はさらに拡大され大勢の正規開拓者が入学するように招かれます。
これらすべての事を考えると業が拡大しておりこれからもさらに大きな拡大が期待されていることがよく理解できます。わたしたち各自いつも魂を込め最善の奉仕をエホバにささげてまいりましょう。
共に働く,日本支部事務所の兄弟たち