生きた信仰を表明する
1 信仰という主題を論じた際,ヤコブは,「あなたは,ただひとりの神がおられることを信じているというのですね」と問いを発しました。それから彼は言いました。「なるほどそれはりっぱです。ですが,悪霊たちも信じておののいているのです」。(ヤコブ 2:19)ギリシャ語の「信じる」という言葉は,「信仰を置く」ということと同じです。―ヤコブ 2:23。
2 このように,悪霊たちはひとりの神がおられることを信じ,神を恐れてはいますが,神に従ってはきませんでした。同じようにわたしたちも,たとえ神を信じても,もし神に従わないなら,そのような「業を別にした信仰は無活動」なのです。(ヤコブ 2:20)わたしたちの信仰は,業によって完全にされたアブラハムの信仰のようでなければなりません。―ヤコブ 2:21,22。
信仰を表明する
3 1月中,わたしたちは野外奉仕における業によって自分の生きた信仰を表明したいと思います。わたしたちを助けるため,エホバは予約運動で用いるための効果的な手段を備えてくださいました。それは,「食卓に糧を備えることのできる本」という興味をそそる題の付いた1月8日号の「目ざめよ!」です。(「良いたよりを伝える」をご覧ください。)
4 良い意図を抱いていても,わたしたちは野外奉仕活動に不定期的になることがあり得ます。この落とし穴をどうしたら避けられるでしょうか。エホバに倣うことによってです。ヤコブは,エホバを「天の光の父」,『影の回転による変化もない』方として描いています。(ヤコブ 1:17)エホバは秩序のある神,不変で,信頼のおける神です。家庭や学校,世俗の仕事において物事を成し遂げるため,わたしたちは定期的な日課につき従います。物事の予定を立てることの知恵に疑問の余地はありません。わたしたちは野外における業によって自分の信仰を示すための時間をはっきりと組み込んだ毎週の予定を立てることにより,秩序正しいエホバの模範に倣うことができます。
5 例えば,1月中,週に3時間かそれ以上野外で奉仕できる,あるいは可能であれば補助開拓ができるような家族の予定を立ててみてはいかがですか。区域の人々を霊的に助けるため毎日平均してわずか2時間を費やすだけで補助開拓ができるのです。ひんぱんに補助開拓をする兄弟姉妹もあれば,毎月している人もいます。一兄弟は最近次のような手紙を協会に寄せてきました。「補助開拓をしてみて,野外奉仕に新たな認識を持てるようになりました。見いだされた関心をたぐるのに一層注意深くなりましたし,人々を助ける点でずっと効果的になりました。わたしにとって補助開拓は収穫の精神をより十分認識する上で本当に役立ちました」。―マタイ 9:35-38。
6 あなたはご家族と一緒に物事を行なう時間をもっと増やす必要を感じておられますか。では,家族全体で野外奉仕を共に楽しむよう取り決めてみてはいかがですか。神を恐れる親が活動している様を見る時,あなたのお子さんは,野外奉仕に参加している時ばかりでなく学校にいる時にも,自分の信仰を表明するよう助けられるでしょう。
率先する
7 ペテロは年長者たちが群れの模範となるよう勧めました。(ペテロ第一 5:3)1月中,長老や奉仕のしもべが野外奉仕で熱心に率先し,仲間の奉仕者たちと共に喜びを持って働くなら,会衆はその信仰に倣うことでしょう。ある長老が他の人たちと一緒に働いて時間が過ぎてしまったために一緒に働けないことを一姉妹にわびたところ,その姉妹はこう言いました。「いいですよ。わたしは兄弟が通りの向こうで働いておられるのを見ることができましたから,それで十分です」。長老団はすべての人が自分の信仰を宣言することに可能な限り十分にあずかることができるよう,会衆の野外奉仕活動を組織します。このようにしてわたしたちはふさわしい人々を捜し出し,その人々の命を救う助けとなるべくエホバに用いられるのです。1月は,エホバに対するわたしたち皆の生きた信仰が「業を行なう者」となるようわたしたちを動かし,結果として幸福をもたらすものであることを実証する優れた機会に恵まれているのです。―ヤコブ 1:25。