質問箱
● 集会や大会の出席者数を数える時,どんな指針に従ったらよいですか。
座席を占めている人で,話される事柄から何らかの知識を吸収したり,益を受けたりする年齢に達している人はすべて数えるべきであるというのが,わたしたちの全体的な考えです。ネヘミヤ記 8章2節(口)には,『エズラは…律法を携えて来て,男女の会衆およびすべて聞いて悟ることのできる人々の前にあらわれた』,と述べられています。この記録の精神に従い,わたしたちは「腕に抱かれた赤子」を数えることはしません。
上記の原則は,大会においても会衆の集会においても無難なものであると思われます。申命記 31章12節(口)でもやはり,「男,女,子供およびあなたの町のうちに寄留している他国人など民を集め,彼らにこれを聞かせ,かつ学ばせなければならない」と述べられています。したがって,集会でも,地域大会や巡回大会でも,出席していて,しかも聞いて学ぶことのできる人々を数える対象とすることができるでしょう。
以上は,上記の質問に対して統治体から知らされた見解です。案内係や会場整理係は特に子供たちを数える際,ある子供を数に含めるべきか,除外すべきかをこの原則に従って判断することができます。その子供は話される事から何かを学んで益を得ていますか。では,出席者として数えてください。あるいは,明らかに話される事柄を何一つ理解できないみどり子ですか。では,数には含めないでください。