支部の手紙
王国伝道者の皆さん:
去る4月15日,日曜日の日没後,わたしたちは世界中の兄弟たちと一つの思いを持って記念式に出席しました。わたしたちと共に,関心を持つ大勢の人々が続々と王国会館に集まる光景を見るのは何という喜びだったでしょう。皆さんの会衆ではどれほどの方が出席しましたか。関心を持つこれら新しい方々がこれからも会衆の他の集会に出席し,家庭聖書研究の益にあずかって霊的な進歩を遂げるように是非,続けて援助いたしましょう。
ベテルでは増築工事のための様々な準備が既に行なわれています。この手紙が集会で扱われるころには,160人の働き人を収容できる宿泊施設の工事が始まっていることでしょう。これは延べ床面積330坪の鉄骨造りの建物となります。既に風呂とシャワーのための施設が用意されつつあります。完成すれば全部で22の浴槽と22のシャワーが取りつけられることになっています。またベテルの洗たく室の拡張工事も5月末にはほぼ終わり,働き人の大幅な増加に対してこの面でも十分な用意が整います。建設奉仕の申し込みの機会が知らされてから2か月以内に,全国から,570通以上の申込書を求めるお手紙を既にいただきました。皆さんの祈りや熱意のある支持を心から感謝しています。
今年の冬はまれに見る寒さと降雪に見舞われ,雪国の兄弟たちの苦労は並大抵のものではありませんでした。他の多くの土地でも野外活動には普通以上の努力が求められました。それでも,2月中に日本中の伝道者数は600人以上増加して,8万6,803人という優れた新最高数に達しました。正規開拓者,家庭聖書研究の数も新最高数が報告されています。困難にもめげず王国についての何とすばらしい証しがなされたのでしょう! 加えて支部の奉仕事務所はこの3月,4月より正規開拓奉仕を計画している方々から776通の申込書をいただきました。その中に高校卒業予定の大勢の若い兄弟姉妹が含まれていたことは本当に大きな喜びです。
気候の良いこの初夏の期間,わたしたちの活動を一層増し加え,王国のたよりを鳴り響かせましょう。
日本支部の皆さんの兄弟たち