-
若い人たち,聖書の道徳を守るのが最善の道ではありませんかものみの塔 1982 | 5月1日
-
-
23 (イ)不道徳に対する闘いは永遠に続きますか。(ロ)エホバに喜んでいただくためにどんな努力でも進んですべきなのはなぜですか。
23 若い人に対する圧力は確かに強くなっています。忠実であるためには日々闘いが必要です。しかしながら「若さの盛り」を過ぎてしまえば,その闘いもより容易になるものです。それでもその闘いは永遠には続きません。やがてこうした不道徳の波の背後にいる主要な扇動者であるサタンは滅ぼされます。間近に迫っている神の新秩序では,わたしたちの歩みを非常に容易なものにする義に満ちあふれた環境が作り出されるでしょう。その新秩序の様々な祝福を思いに描くのです。あなたも,ある若い女性が語った感慨深い言葉に同意されるに違いありません。「私はエホバが私のために行なってくださったことや私に約束しておられることのすべてを考えます。エホバは私を見捨てられませんでした。エホバは非常に様々な方法で私を祝福してくださいました。私にとって最善のことだけを神が望まれることがよく分かります。ですから私は神に喜んでいただきたいのです。エホバのためにどんな努力を払おうとも,永遠の命はそれに値するものです」。―ローマ 16:20。ペテロ第二 3:13。
-
-
親のみなさん,子供の心を動かしてくださいものみの塔 1982 | 5月1日
-
-
親のみなさん,子供の心を動かしてください
「我が子よ,あなたの心が賢くなったなら,わたしの心は,このわたしの心は歓ぶであろう」― 箴言 23:15,新。
1,2 (イ)クリスチャンの親の願いは何ですか。しかしある父親はどう感じましたか。(ロ)子供の訓練において,何を動かすことが必要ですか。なぜですか。
クリスチャンである親は,すべてを台なしにする道徳上の落とし穴に落ちないよう子供たちを守ることに心を砕きます。親である方なら,十代の子供を4人持つあるクリスチャンの父親と同じような心配を抱いておられるに違いありません。その父親はこのように書いています。「若い人たちが直面する道徳は悪化の一途をたどっており,この世が取り入れる新しいものすべてに対処することが,時々難しく感じられます。若い人々を助けることができるようにと私はいつも祈っています。若い人々を深く愛しているからです」。
2 ところが,宗教的な集まりに連れて行かれ,聖書の道徳について教えられても,依然として性の不道徳に巻き込まれる子供が時折見受けられるのはなぜでしょうか。頭に入れる勉強も大事ですが,とりわけ道徳に関しては心が重要な働きをします。子供の心が『賢くなる』ようその心を動かすために,親は何ができるでしょうか。―箴言 4:23; 23:15。
心の中から計り事をくみ上げなさい
3 箴言 20章5節はどんな意味ですか。これは親にどんな行動を要求するものですか。
3 心を動かすには,心の中にあるものをある程度把握しなければなりません。「人の心にある計り事[人の真の目的あるいは根底にある意図a]は深い水のようだ。しかし識別力のある人はそれをくみ上げる者となる」。(箴言 20:5,新)子供の心にある真実の考えは,深い井戸の底にある水のようです。聖書時代には,水位が地表から30㍍も低い所にある
-