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  • 宣 90/12 3–4ページ
  • クリスチャン会衆内における若者の立場

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  • クリスチャン会衆内における若者の立場
  • わたしたちの王国宣教 1990
  • 副見出し
  • 『霊のためにまく』
  • クリスチャン社会における立場をしっかりと保つ
わたしたちの王国宣教 1990
宣 90/12 3–4ページ

クリスチャン会衆内における若者の立場

1 詩編作者はエホバに忠実に仕えている若い人々の気持ちを代表して次のように述べました。「主権者なる主エホバよ,あなたはわたしの望み,若い時からのわたしの確信だからです」。(詩編 71:5)あなたもこの言葉に同意しておられますか。もしそうであれば,あなたの心からの願いは若い時期に偉大な創造者エホバを覚え,エホバとの親密な関係を築くことであるに違いありません。

2 諸会衆には精力的にエホバのご意志を行ない,自分の設けた霊的目標を達成しようとして,意欲的に取り組んでいる若者が少なくありません。そのような若者は,会衆の中で自分のあるべき立場を見いだした若いテモテのようです。では,どうすれば若い時を有意義に過ごし,拡大してゆくエホバの組織の中で自分を役立てることができるでしょうか。

3 皆さんは幼いころから親を通してエホバ神について多くのことを教えられ,クリスチャン会衆をその活動の場として成長してきました。繰り返し行なわれてきた聖書研究を通して,エホバに仕える動機付けを得てこられたに違いありません。そして,神への無条件の献身を表わし,キリストの弟子としての「くびき」を負うようになりました。(マタイ 11:29,30)では,バプテスマを受けることによってあなたの目標はすべて達成されたのでしょうか。決してそうではありません。エホバは身体的な成長と同じく,あなたの霊的進歩を期待しておられるのです。―ルカ 2:52と比較。

4 以前は親との研究や集会を通して学ぶことがあなたの聖書研究の大半を占めていたかもしれませんが,これからは真理を自分のものとし,それに従って生活し,新しい世でエホバを永遠にわたって賛美することを最終的な目標としてゆかなければなりません。そのためにまず必要なのは,個人研究の習慣を確立することです。エホバの証人の若者は高等教育をあえて受けたいとは思いませんが,エホバとその組織は,優れた教育プログラムによって,霊的資産とも言える若者を数多く生み出してきたのです。

5 どうぞ考えてみてください。わたしたちは皆,毎号の「目ざめよ!」誌を通してどれほど多くの情報を学んでいることでしょう。しかし,単に多くの知識を与えてくれるだけでなく,生活上の諸問題に取り組む必要が次第に多くなってゆく若者たちにとって,聖書の原則を適用することが真に知恵の道となることを教えてくれるのです。加えて,たとえ若くても,他の人を援助する能力やより平衡の取れた考え方を培うこともできます。また「ものみの塔」誌は,わたしたちを「教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育」しつつ,霊的な人に成長してゆくようわたしたちを助けてくれます。(テモテ第二 3:16,17)それで,学習能力に恵まれている時期に聖書と協会の出版物をできるだけ多く読み,得た情報を土台にして物事を考えたり,研究したりする習慣をぜひとも身に着けるようにしてください。

6 学校教育についてはどのように考えるべきですか。標準的な教育を通して得られる益は数多くあります。国語や外国語の勉強に加え,数学,歴史,科学などで学ぶ知識は将来の生活に大いに役立つことでしょう。学校によっては,在学中にその後の社会生活に順応できるよう,実際的な教育プログラムを組み込んでいるところもあるようです。たとえば,機械の使用,大工仕事,電気,自動車の修理,家政,ワープロ,医療に関係した事柄などの分野である程度訓練を受けることによって将来に備えることができます。

7 しかし,クリスチャンの若者すべてにとって真に望ましい目標の一つは,イエス・キリストの歩まれた道,すなわち全時間奉仕を生涯の仕事とすることです。それで,学校教育が終わりに近づく時期には,その後の開拓奉仕やパートナー生活に備え,益となるさまざまな技能を習得したり,生活上の訓練を集中的に受けたりすることができるでしょう。そうするなら,宣べ伝える業に一層多くの時間を振り向けられる,効率の良い仕事を見いだすことができるかもしれません。

『霊のためにまく』

8 パウロは適切にも「肉のためにまいている者は自分の肉から腐敗を刈り取り,霊のためにまいている者は霊から永遠の命を刈り取ることになる」と語りました。(ガラテア 6:8)皆さんはこれまで,世の若者が決して受けることのできない優れた霊的教育を受けてきました。その優れた効果を家庭やクリスチャン会衆の中で試してみるのはいかがですか。霊のためにまく一つの方法は,「善を行なうこと,そして,他の人と分かち合うこと」です。―ヘブライ 13:16。

9 会衆の集会には多くの新しい人々が交わっています。そのような人たちは,しばしば子供や若者の振る舞いを見て大いに感動し,エホバ神に引き寄せられます。王国会館で,することもなく手持ちぶさたになることがありますか。ある子供たちは王国会館やその周辺を掃除したり,新しい人たちを歓迎したりしています。たとえば,王国会館にはときどき新しい若者や子供たちが親に連れられて出席することがあります。そのような時,あなたはあいさつの言葉をかけ,親しくなるように努めていますか。あるいはさらに進んで,他の若者を霊的会話に引き入れたり,共に善を行なうよう招いたりして積極的に築き上げていますか。こうした事柄に心がける若者は,イエスの言われた,「受けるより与えるほうが幸福である」という言葉を自ら体験することになるでしょう。―使徒 20:35。

10 さらに病気の人を見舞ったり,お年寄りや目の不自由な人々のために,家で「ものみの塔」の研究記事を読んであげたりする若者もいます。また長老たちの求めに応じ,文書・雑誌・音響などの係として働く若者や,自分から近づいて小さな割り当てを長老から受けている若者たちも決して少なくありません。もし年若い奉仕者が集会で短いながらも確信に満ちた注解をし,賛美の歌を心から歌い,神権宣教学校の割り当てをりっぱに果たすなら,仲間のクリスチャンは大いに励まされるに違いありません。

11 一方,在学中は盗み,喫煙,性の不道徳など,肉のためにまくよう圧力を加えられることもあります。しかし,創造者との関係を絶えず思い起こし,忠実を守り通すなら,エホバはあなたをどれほどいとおしく思われることでしょう。

クリスチャン社会における立場をしっかりと保つ

12 エホバは,わたしたちを大患難の際に保護する取り決めとして,霊的パラダイスを建ててこられました。そのパラダイスの境界内にとどまり続けることが,皆さんにとって真の命と安全を約束するものであることを忘れないようにしましょう。そのためには,エホバ神との平和な関係を保ち,他の人に対する態度や振る舞いにおいてキリストのりっぱな模範に倣うことが求められます。加えて,自分の優れた特質を伸ばすことを個人の目標とすることができます。例えば忍耐,謙遜さ,難しい割り当てを扱う決意などをひとつひとつ培ってゆくのです。このように神や隣人に対する責任を認識し,自己訓練に励むことによって,将来担うことになる責任や特権に今から備えてゆくことができます。霊的パラダイスが繁栄と拡大を見ているゆえに,若い奉仕者にとって野外においても会衆の中でも「主の業においてなすべき事」が多くあるのです。(コリント第一 15:58)皆さんは,神のご意志に喜んでこたえ応じる精神を抱いておられますか。このようにするとき,皆さんはクリスチャン社会における真の立場を保ちつつ霊的に進歩してゆくに違いありません。

13 神のご意志を忠実に行なう若者には何が待ち受けているでしょうか。比較的早い時期に開拓奉仕を始めることができます。男子であれば,霊的資格を培い,奉仕の僕さらには長老として会衆に仕えることができるようになるかもしれません。開拓奉仕において経験を積むなら,やがて必要のより大きな所での奉仕・特別開拓者・宣教者・ベテル奉仕を目標とすることさえできるでしょう。現在の体制下でエホバのご意志を最大限に行なう喜び,さらに新しい世において享受する数々の特権は,わたしたちの想像をはるかに超えるものとなるに違いありません。では,露玉のような若い奉仕者の皆さん,創造者との貴重な関係を今築き,喜びにあふれた有意義な若い時代を楽しんでください。

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