ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 聖書の10番目の書 ― サムエル記第二
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • の王国を指し示し,その王国を予想させる輝かしい事柄を述べています。(マタイ 1:1)エホバがダビデに,その王国の永続性に関して行なわれた誓い(サムエル第二 7:16)は,イエスに関連して使徒 2章29節から36節で参照されています。「わたしは彼の父となり,彼はわたしの子となる」(サムエル第二 7:14)という預言は,実際にはイエスを指し示していたことが,ヘブライ 1章5節に示されています。このことはまた,「これはわたしの子,わたしの愛する者である。この者をわたしは是認した」と,天から語ったエホバの声によっても立証されています。(マタイ 3:17; 17:5)最後に,ダビデとの王国契約は,イエスに関して次のようにマリアに話された言葉の中で,ガブリエルによって言及されています。「これは偉大な者となり,至高者の子と呼ばれるでしょう。エホバ神はその父ダビデの座を彼に与え,彼は王としてヤコブの家を永久に支配するのです。そして,彼の王国に終わりはありません」。(ルカ 1:32,33)わたしたちの眼前で段階を追って一歩一歩進展してゆく王国の胤についての約束は,何と感動的なものなのでしょう。

  • 聖書の11番目の書 ― 列王記第一
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 聖書の11番目の書 ― 列王記第一

      筆者: エレミヤ

      書かれた場所: エルサレムとユダ

      書き終えられた年代: 西暦前580年

      扱われている期間: 西暦前1040年ごろ-911年

      1 (イ)イスラエルの輝かしい繁栄はどのように衰退し,損なわれましたか。(ロ)それにもかかわらず,どうして列王記第一は『霊感を受けたもので,有益』であると言えますか。

      ダビデは何度か征服を行なって,イスラエルの領土を天与の境界線まで,つまり北はユーフラテス川から南はエジプトの川まで拡張しました。(サムエル第二 8:3。列王第一 4:21)ダビデが死んで,その子ソロモンが彼に代わって支配するころまでには,「ユダとイスラエルは,おびただしさの点で海辺にある砂粒のように多くて,食べたり飲んだりして,歓んで」いました。(列王第一 4:20)ソロモンは大いなる知恵,すなわち古代ギリシャ人のそれをはるかにしのぐ知恵をもって支配しました。彼はエホバのために壮大な神殿を建てました。しかし,ソロモンでさえ堕落して,偽りの神々を崇拝するようになりました。その死に際して,王国は二つに分裂し,張り合うイスラエルとユダの両王国の歴代の邪悪な王たちは滅びをもたらすことを行ない,サムエルが予告した通り,民に苦難をもたらしました。(サムエル第一 8:10-18)ソロモンの死後,ユダとイスラエルで支配した14人の王たちのうち,列王記第一の書で回顧されている通り,エホバの目に正しいことを首尾よく行なえたのは,ただ二人の王だけでした。では,この記録は『霊感を受けたもので,有益』ですか。まさしくその通りです。というのは,その訓戒,その預言や型,および「聖書全体」の王国という主要な主題とのその関係からも,それが分かるからです。

      2 列王記第一および第二の記録はどのようにして二つの巻き物の形を取るようになりましたか。それらはどのようにして編集されましたか。

      2 列王記は元々一つの巻き物,つまり一巻でできており,ヘブライ語で「メラキーム」(「王たち」)と呼ばれていました。セプトゥアギンタ訳の翻訳者たちはそれをバシレイオーン,つまり「王国」と呼び,それを初めて便宜上二つの巻き物に分けました。これらの書は後に列王記第三および第四と呼ばれるようになり,この名称は今日でもカトリックの聖書で引き続き用いられています。しかし,これらの書は今では一般に列王記第一および第二として知られています。これらの書は,以前の記録を編集者のための資料として挙げている点で,サムエル記第一および第二とは異なっています。その一人の編集者は,この二つの書の中で,「ユダの王たちの時代の事績の書」に15回,そして「イスラエルの王たちの時代の事績の書」に18回言及し,また「ソロモンの事績の書」にも言及しています。(列王第一 15:7; 14:19; 11:41)これらほかの昔の記録は完全に失われてしまいましたが,霊感を受けて編集された書 ― 列王記第一および第二という有益な記述 ― は残っています。

      3 (イ)列王記の書を書いたのは疑いもなくだれでしたか。どうしてそう答えますか。(ロ)それはいつ書き終えられましたか。列王記第一はどんな期間を扱っていますか。

      3 列王記の書を書いたのはだれですか。これらの書の中で預言者たち,特にエリヤやエリシャの業が強調されていることは,筆者がエホバの預言者であることを示しています。言葉遣い,文章構成,および文体に見られる類似性は,エレミヤ書と同じ筆者であることを示唆しています。列王記やエレミヤ書にだけ出ていて,聖書のほかの書には出て来ないヘブライ語の言葉や表現は少なくありません。しかし,もしエレミヤが列王記を書いたのなら,どうしてエレミヤのことがその中で述べられていないのでしょうか。そうする必要はありませんでした。なぜなら,彼の業はその名の付されている書の中で扱われていたからです。その上,列王記はエレミヤの評判を高めるためではなく,エホバとその崇拝を大いなるものとするために書き著わされたのです。実際のところ,列王記とエレミヤ書は大半の部分で互いに補い合っており,一方

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする