1996年3月: 特別な活動の月 ― 補助開拓奉仕を楽しまれるのはいかがですか
毎年,春はわたしたち日本のエホバの証人にとって躍動感にあふれた季節であり,多くの喜びをもたらしてきました。今年は3月9日土曜日が,すべての奉仕者が何らかの仕方で雑誌配布の業にあずかるべく取り分けられた日となっています。わたしたちがエホバに対して抱いている心からの感謝を,『一日じゅうエホバの救いを詳しく話す』ことによって表わせるのは何という喜びでしょう。―詩編 71:15。
また4月2日火曜日には,わたしたちが年に一度執り行なうよう命じられている唯一の式典である記念式が予定されています。すべての人にとって重要なこの催しに,親族や友人,知人や研究生,また再訪問をしている人々など,できるだけ大勢の人々を招待したいと思います。それで3月9日にはすべての人が雑誌配布にあずかると共に,記念式に備え,関心ある人や未信者の親族を訪問し,記念式に積極的に招待する特別の努力を払うのはいかがでしょうか。
加えて,今年は特にこの3月にできるだけ大勢の人が補助開拓奉仕を行なうよう励まされています。そうすれば,3月中,新しい「知識」の本を用いて野外奉仕に精力的に取り組み,数多くの再訪問を行ない,記念式の招待活動にも十分携わることができます。
3月には,五つの週末が含まれています。学校が春休みの時期に入る若い人々にとってこの3月は,補助開拓奉仕をとらえる絶好の機会となることでしょう。また,世俗の仕事に就いている人や主婦の奉仕者たちも生活をよく組織し,体調を整えることによってこの奉仕にあずかるのはいかがでしょうか。今奉仕年度の目標は,「喜びを増し加えるよう新しい人や若い人を助ける」というものですから,ぜひそれらの人々が補助開拓奉仕に携わり,奉仕から喜びや満足感を得られるよう互いに助け合うことができるに違いありません。
春の時期はわたしたちにとって増し加えられた喜びを経験する特別な時となることでしょう。では今からよい計画を入念に立て,互いに励まし合いつつ,春の特別な活動を楽しみにしましょう。