雑誌は王国を告げ知らせる
1 エホバの証人は，神の王国を熱心に宣べ伝えることでよく知られています。わたしたちが配布している「ものみの塔」誌と「目ざめよ！」誌は，幾百万という人々が神の目的について学ぶのを助ける上で強力な役割を果たしています。そこに含まれている音信は本当に良いたよりです。人類の唯一の希望として，神の天の王国を告げ知らせているからです。
2 これらの雑誌は，感情的，社会的，霊的な必要など，人々が真に必要としている事柄に真っ正面から取り組んでいます。至る所で道徳的な価値観や家族中心の価値観が崩壊している今，「ものみの塔」誌と「目ざめよ！」誌は，聖書の原則をどのように当てはめるかを示すことによって，生活の質を向上させるよう人々を助けています。ですから，4月と5月中，これらの価値ある雑誌を強調できるのはわたしたちにとって喜びです。
3 雑誌は本当に心に訴える: 「ものみの塔」誌と「目ざめよ！」誌は，世界中のほとんどすべての言語で入手できます。ですからわたしたちの雑誌はよく知られています。人々がこれらの雑誌に引き付けられる理由は幾つかあります。
■ 忠誠と真理の雑誌として，善悪の違いをはっきりと示しています。
■ 地球を神の王国の支配下におくという神の約束を基盤として，義の宿る来たるべきパラダイスの希望を与えます。
■ 多種多様な時宜にかなった論題が扱われているので，あらゆる背景や文化圏の人々の心に訴えます。
■ 記事は簡潔かつ教育的で事実に基づいており，偏見にとらわれることも，妥協することもありません。
■ 挿絵は人目を引くものですぐに関心を呼び起こし，簡潔な文体は雑誌を読みやすいものにしています。
4 広く配布する: 雑誌を効果的に配布できるかどうかは，わたしたちが勤勉に提供方法を準備すること，予定を立てること，そして自分の宣教活動を組織することに大きく依存しています。「王国宣教」1996年10月号には，効果的な雑誌活動を行なうために，復習して当てはめるとよい実際的な提案が差し伸べられています。
5 雑誌に精通する: 各号を読みながら，その記事を感謝して受け取る人のことを考えてください。雑誌を提供するときに引用できる具体的な点や聖句を探してください。会話を始めて，論題に対する関心を高めるために使える質問を考えてください。
6 人々に合わせて提供方法を変える: 相手が顔見知りであってもなくても男性，女性，年配の人，若者など，どんな人にも適合できる簡潔で融通の利く提供方法を準備してください。
7 「ものみの塔」誌と「目ざめよ！」誌を常に意識する: 雑誌は，かばんやハンドバック，ポケットの中に容易に入るので，職場や学校や病院，また旅行や買い物に出かけるときに持ってゆくことができます。それらを親戚の人，近所の人，職場の同僚，クラスメートや先生と話をする時に提供してください。一週間のうち一日は，雑誌証言をするために取り分けてください。
8 雑誌に対する認識を示す: 雑誌の価値が失われることは決してありません。そこに含まれている音信の価値は時間がたっても損なわれることがありません。もちろん，もしわたしたちが，会衆から定期的に受け取る雑誌をすべて配布するために特別な努力を払うなら，古い号を棚に積んでおく必要はなくなります。
9 街路伝道は効果的: 街路伝道は，多くの人々に雑誌を提供するための最も良い方法の一つです。ある奉仕者たちは買い物をする日に，人通りの多い街路で定期的に街路伝道を行なっています。その際，ビラを配布するような仕方で関心のない人に一方的に雑誌を渡すことがないよう注意すべきです。
10 ビジネス街や商店街の区域は産出的: 店から店に証言する場合，留守宅はほとんどありません。そうしたところで仕事をしている人たちは大抵，応対が丁寧で，雑誌を喜んで受け取る人も少なくありません。ビジネス街や商店街で奉仕する時には，訪れている区域の特定の会社や店に合った記事を強調してください。
11 雑誌経路には可能性がある: 雑誌は隔週で発行されているので，それを読んでいる人を再び訪ね，次の新しい号を提供するのは非常にふさわしいことです。もちろん，わたしたちはただ単に雑誌を配布するためだけでなく，聖書に対する人々の関心を高めるためにも定期的に再訪問を行なわなければなりません。雑誌経路は聖書研究のすばらしい可能性を秘めているのです。
12 4月と5月を最大限に活用する: 「ものみの塔」誌と「目ざめよ！」誌は幾百万という感謝の念の厚い読者たちの信頼を勝ち得てきました。両誌は王国を告げ知らせる上で非常に効果的なので，忘れずに雑誌を携帯し，あらゆる機会にそれを提供すべきです。そして可能な場合には，雑誌を受け取った人を再び訪ね，その人の関心を高めるようにしましょう。4月と5月が雑誌配布の面で際立った月となりますように。