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あらゆる年代の人に「幸せな家庭」の本を提供する王国宣教 1999 | 2月
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あらゆる年代の人に「幸せな家庭」の本を提供する
1 米国カリフォルニア州の11歳の少年は,「幸せな家庭を築く秘訣」の本に対する感謝を表わして,このような手紙を寄せました。「この本に感謝していますし,すばらしい本なので,ほかの人たちも家族で読むようにすすめたいと思っています。ぼくの家族が家の中で平和に,幸福になるのに役立っています」。この子供の経験を知ると,あらゆる年代の人に「幸せな家庭」の本を提供したいという気持ちになるでしょう。ここに提案を幾つか挙げます。2月中の宣教奉仕で試してみたいと思われるでしょう。
2 若い人に会うなら,このように言えるかもしれません:
■ 「皆さんの年代の人々の中には,結婚について考える方もおられるようですが,その点で確実なアドバイスはどこから得られると思われますか。[答えの間を置く。] 若い人の中には,自分は結婚する用意ができているかどうかよく分からない,と言う人もいるようです。その点について,この手引に何と書かれているか,ちょっとここをご覧いただけますか」。「幸せな家庭」の本の14ページを開き,3節を読みます。次に,その章の各副見出しに注意を向けます。本を提供し,再訪問の約束をしてください。
3 親の立場の人と話す場合,このように言えます:
■ 「親の皆さんに,子育ての面で実際に役立つ情報をお伝えしています。それは,この『幸せな家庭を築く秘訣』という手引にまとめられています」。51ページを開き,1節を読みます。次いで,12節から16節の,下線の付された各文に注意を向け,続けてこう言えます。「子供をりっぱに育てるのにこの本が役立った,という方々が大勢おられます。お読みになられるようでしたら,喜んで差し上げます」。
4 年配の方と話す場合は,このように言えるかもしれません:
■ 「ここにこんなことが書かれていますが,どう思われますか」。「幸せな家庭」の本の169ページを開き,17節の最初の二つの文を読みます。次いで,どう思われますか,と尋ねます。答えにもよりますが,さらに抜粋して読んでもよいでしょう。そして,本を提供します。
5 「幸せな家庭」の本を配布できた人を訪ねる際,聖書研究を始めるよう心がけてください。「求め」のブロシュアーの第8課や「知識」の本の15章に加え,研究を始めるのに都合のよい他の出版物を自由に用いてください。その際,キリスト教の示す幸福な家族生活を築くよう,あらゆる年代の人を助けることに努めましょう。
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家族みんなが加われるようどのように協力できるか ― 聖書の研究の点で王国宣教 1999 | 2月
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家族みんなが加われるようどのように協力できるか ― 聖書の研究の点で
1 真理は家族生活に真の意味や目的を付しますが,エホバに仕える点で自動的にうまくゆくというわけではありません。霊的に強い家庭を築くには,時間と努力が要ります。そのためには,家族の一人一人がどうしても緊密に協力しなければなりません。この3部から成る一連の記事の第1部では,良い研究の習慣を培うために家族がどのように協力できるか,という点に焦点が当てられます。
2 聖書を毎日読むことによって: 箴言 24章5節には,「知識のある人は力を強化している」とあります。神の言葉を定期的に読んで知識を得るなら,サタンがその人の霊性を攻撃しても,それに抵抗するうえで必要な内面の力が与えられます。(詩 1:1,2)家族ぐるみで聖書を毎日読んでいますか。「神権宣教学校予定」には,その年の各週の「補足的な聖書朗読の予定」が明示されています。家族で毎日ほんの10分を割くだけで,その予定に付いてゆけます。聖書を読み,「日ごとに聖書を調べる」から,その日の聖句を考慮するために,朝食の時や夕食後,または寝る前など,都合の良い時間を選んでください。それを家族の日課に含めてください。
3 毎週一緒に研究することによって: 家族の聖書研究は,一週間のうちで特に重要なひとときとすべきです。各自には,研究に意欲的に参加することによって,それを支持する務めがあります。家族の頭は,研究の資料を選び,どの曜日の何時から,どれほどの時間研究するかを決めるに当たり,家族が何を必要としているかを考慮したいと思うでしょう。家族研究を週の予定の中で優先してください。さほど重要でない事柄が妨げとならないようにしてください。―フィリ 1:10,11。
4 ある父親は,自宅に仕事の電話がよくかかっていたので,家族研究の間は電話を切っていました。顧客が家に来たときには,研究に同席するよう招くか,それが終わるまで待ってもらいました。この父親は,家族研究が何にも妨げられないようにすることを決意していたのです。そのことは子供たちに強い印象を与えました。仕事のほうも順調にゆきました。
5 家族が霊的な活動において協力するのは何と喜ばしいことなのでしょう。家族の聖書研究にみんなが加わるよう忠実に努力するなら,エホバの祝福がもたらされるでしょう。―詩 1:3。
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