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  • エホバの業 ― 偉大で,驚くべきもの
    啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
    • 17 ヨハネは聖なる所について,どんなことをわたしたちに告げますか。それはどのように古代イスラエルの聖なる所について思い起こさせますか。

      17 最後に,ヨハネは幻のこの部分を説明し終えるに当たって,わたしたちにこう告げています。「すると,神の栄光のゆえに,またその力のゆえに聖なる所は煙で満たされ,七人のみ使いの七つの災厄が終わるまでだれも聖なる所の中へ入ることはできなかった」。(啓示 15:8)イスラエルの歴史の中で,雲が文字通りの聖なる所を覆い,こうしてエホバの栄光が現われたため,祭司たちはそこに入れなくなったことが何度かありました。(列王第一 8:10,11。歴代第二 5:13,14。イザヤ 6:4,5と比較してください。)それらの時期に,エホバは地上の事態の進展に活発に関係をお持ちになりました。

      18 七人のみ使いはエホバに報告するため,いつ戻りますか。

      18 エホバは今も,地上で起きている事柄に深い関心を抱いておられます。そして,七人のみ使いに彼らの割り当てを完了させたいと思っておられます。今は,詩編 11編4節から6節で次のように述べられている通り,裁きが最高潮に達する時代です。「エホバはその聖なる神殿におられる。エホバは ― その王座は天にある。その目が見,その輝く目が人の子らを調べる。エホバは義なる者をも邪悪な者をも自ら調べ,その魂は暴虐を愛する者を必ず憎む。神は邪悪な者たちの上に,わな,火と硫黄,燃える風を,その杯の分として降らせる」。それら七つの災厄が邪悪な者たちの上に注がれるまで,七人のみ使いは,非常に高い所におられるエホバのみ前には戻りません。

      19 (イ)どんな命令が出されますか。どなたがそれを出しますか。(ロ)象徴的な鉢から注ぐことは,いつ始められたに違いありませんか。

      19 畏敬の念を起こさせる命令がごうごうと鳴り響きます。「そして,わたしは聖なる所から出る大きな声が七人のみ使いにこう言うのを聞いた。『行って,神の怒りの七つの鉢の中から地に注ぎ出しなさい』」。(啓示 16:1)どなたがこの命令を出すのでしょうか。それはエホバであられるに違いありません。というのは,その栄光と力の光輝のために,ほかの者はだれも聖なる所に入れなかったからです。エホバは1918年に裁きを行なうため,ご自分の霊的な神殿に来られました。(マラキ 3:1-5)ですから,エホバはその年の後,間もなく,神の怒りの鉢から注ぎ出すようにとの命令をお与えになったに違いありません。事実,その象徴的な鉢に含まれていた裁きの言葉は,1922年に激しい勢いでふれ告げられ始めました。そして,彼らのふれ告げる声は今日,しだいに高まり,増大しています。

      鉢とラッパの音

      20 エホバの怒りの鉢は何を明らかにし,何について警告しますか。それはどのように注ぎ出されますか。

      20 エホバの怒りの鉢は,世界の舞台の特徴をエホバがどのように見ておられるかを明らかにし,エホバが執行なさる裁きについて警告します。み使いたちは,モーセの歌と子羊の歌を歌っている,地上の油そそがれたクリスチャンの会衆によって,その鉢から注ぎ出します。ヨハネ級の人たちは王国を良いたよりとしてふれ告げる一方,それらの怒りの鉢の内容を大胆に明らかにしてきました。(マタイ 24:14。啓示 14:6,7)ですから,彼らの二重の目的のある音信は,人類に自由をふれ告げる点で穏やかなものですが,「わたしたちの神の側の復しゅうの日」について警告する点では戦闘的なものでした。―イザヤ 61:1,2。

      21 神の怒りの最初の四つの鉢の標的は,最初の四つのラッパの音のそれにどのように対応しますか。それはどの点で異なっていますか。

      21 神の怒りの最初の四つの鉢の標的は,最初の四つのラッパの音のそれに対応しています。それはすなわち,地,海,川と水のわき出るところ,および天の光の源です。(啓示 8:1-12)しかし,ラッパの音は「三分の一」に対する災厄を告げ知らせましたが,神の怒りの鉢から注ぎ出されるものは全体を悩ませます。ですから,「三分の一」であるキリスト教世界が主の日の期間中,まず最初に注目されてきたとはいえ,サタンの体制の一部分で,エホバの裁きの忌まわしい音信とそれがもたらす悲しみによる苦しみを免れてきたものは一つもありません。

      22 最後の三つのラッパの音はどのように異なっていましたか。それはエホバの怒りの最後の三つの鉢とどのように関係していますか。

      22 最後の三つのラッパの音は異なっていました。というのは,それらは災いと呼ばれたからです。(啓示 8:13; 9:12)その最初の二つは特にいなごと騎兵隊で構成されていましたが,第三のものはエホバの王国の誕生を紹介しました。(啓示 9:1-21; 11:15-19)これから分かりますが,神の憤りの最後の三つの鉢もまた,それらの面のある点を扱いますが,三つの災いとは多少異なっています。今度は,エホバの怒りの鉢から注ぎ出される結果,明らかにされる劇的な事柄によく注意してみましょう。

  • 終わりに至る神の怒り
    啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
    • 1 七つの鉢の中身が最終的に注ぎ出されると,何が起きますか。それらの鉢に関して,今,どんな質問が起きますか。

      ヨハネは,七つの鉢の中身を注ぐ使命を帯びたみ使いたちをすでに紹介しました。そして,わたしたちに,「これは最後の者たちである。彼らによって神の怒りは終わりに至るからである」と告げています。(啓示 15:1; 16:1)地上の邪悪な事柄に対するエホバの制裁行為を明らかにする,それらの災厄は,最終的に注ぎ出されなければなりません。それが終わる時,神の裁きは執行されていることでしょう。サタンの世はもはや存在しなくなります! それらの災厄は人類と現在の邪悪な体制の支配者たちにとって何を予示していますか。クリスチャンはどうすれば,滅びに定められたこの世と共に災難に遭わないようにすることができますか。これは大変重要な質問ですから,今その答えを得ておかなくてはなりません。義の勝利を待ち焦がれている人は皆,ヨハネが次に見る事柄に深い関心を抱くことでしょう。

      「地」に対するエホバの憤り

      2 第一のみ使いが鉢の中から地に注ぎ出す結果,何が生じますか。「地」は何を象徴していますか。

      2 第一のみ使いは行動を開始します!「そして,第一の者が出て行って,自分の鉢の中から地に注ぎ出した。すると,害をもたらす悪性のかいようが,野獣の印を持ち,その像を崇拝していた者たちに生じた」。(啓示 16:2)最初のラッパの音の場合と同様,ここで出てくる「地」は,4,000年余の昔,ニムロデの時代にサタンがこの地上で築き始めた,安定しているように見える政治体制を象徴しています。―啓示 8:7。

      3 (イ)多くの政府は崇拝に相当することをどのように臣民に要求してきましたか。(ロ)諸国家は神の王国に代わるものとして何を作り出しましたか。それを崇拝する人々はどんな影響を受けますか。

      3 終わりの日の今日,崇拝に相当することを臣民に要求し,国家を神,もしくは他のいかなる忠誠心よりも高められなければならないと主張する政府は少なくありません。(テモテ第二 3:1。ルカ 20:25; ヨハネ 19:15と比較してください。)1914年以来,現代の歴史の多くのページを血で染めた総力戦のような戦争で戦うよう,あるいは戦う用意をするよう国家が若い人々を徴兵するのは,普通の事柄となってきました。主の日の期間中,諸国家はまた,神の王国に代わるものとして獣の像,つまり国際連盟,ならびにその後身である国際連合を作り出しました。近年,法王たちがしてきたように,人間の作ったこの機関が平和のための諸国家の唯一の望みであると宣言するのは,何という冒とくでしょう。その機関は神の王国に頑強に反対しています。それを崇拝する人々は,モーセの時代にエホバに反対したエジプト人が文字通りのはれ物やかいようで苦しめられたのと全く同様,霊的に汚れて,かいようができるようになります。―出エジプト記 9:10,11。

      4 (イ)神の怒りの最初の鉢の中身は何を大いに強調していますか。(ロ)エホバは野獣の印を受ける人々をどのようにみなされますか。

      4 この鉢の中身は,人間の前に置かれている選択の機会を大いに強調しています。つまり,世の不興を買うか,エホバの義憤に遭うか,いずれかを選ばねばなりません。人間は野獣の印を受けるよう強制されてきました。それは,「その印,つまり野獣の名もしくはその名の数字を持つ者以外にはだれも売り買いできないようにする」ためです。(啓示 13:16,17)しかし,印を受けるなら,払わねばならない代償があります! エホバは,印を受ける人々を「害をもたらす悪性のかいよう」に冒された者とみなされます。1922年以来,そのような人々は生ける神を退けた者として公に印づけられてきました。彼らの政治的な企ては功を奏さないので,彼らは苦悩しており,霊的に汚れています。彼らが悔い改めない限り,「害をもたらす」この病は末期的なものとなります。というのは,今はエホバの裁きの日だからです。この世の事物の体制の一部になるのと,キリストの側に付いてエホバに仕えることとの間には中立的な立場はありません。―ルカ 11:23。ヤコブ 4:4と比較してください。

      海は血のようになる

      5 (イ)第二の鉢の中身が注ぎ出されると,何が起きますか。(ロ)エホバは,象徴的な海に住んでいる人たちをどのようにみなしておられますか。

      5 今や,神の怒りの第二の鉢の中身を注ぎ出さなければなりません。それは人類にとって何を意味しますか。ヨハネはわたしたちにこう告げます。「また,第二の者がその鉢の中から海に注ぎ出した。すると,それは死人の血のようになり,すべての生きた魂が,しかり,海にあるものが死んだ」。(啓示 16:3)第二のラッパの音と同様,この鉢は海に,つまりエホバから離反した人類の沸き立つ反抗的な集団に向けられています。(イザヤ 57:20,21。啓示 8:8,9)この「海」はエホバの目には血のようで,生き物が住むのに適していません。そのような訳で,クリスチャンは世のものであってはなりません。(ヨハネ 17:14)神の怒りの第二の鉢の中身を注ぎ出すことは,この海に住んでいる人間がすべてエホバの見地からすれば死んでいることを明らかにしています。人類には共同責任があるゆえに,無実の人間の血を流したゆゆしい罪があります。エホバの怒りの日が到来すると,それらの人々は神の刑執行隊の手にかかって文字通り死ぬでしょう。―啓示 19:17,18。エフェソス 2:1; コロサイ 2:13と比較してください。

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