-
発表王国宣教 2005 | 11月
-
-
発表
■ 野外での提供 11月: 「偉大な教え手から学ぶ」。子どもがいないと言う人には「幸せな家庭」の本か「聖書についてもっと知りたいと思われませんか」のパンフレットを提供する。12月: 「これまでに生存した最も偉大な人」。代わりに,「わたしの聖書物語の本」,「聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?」,「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」を用いてもよい。1月: 会衆に在庫のある,1991年以前に発行された書籍のいずれか。会衆に在庫がなければ,近隣の会衆に,使わせてもらえる古い出版物が余分にないかどうか確認する。書籍を受け取らない人には「ずっと見張っていなさい!」を提供する。2月: 「エホバに近づきなさい」。この出版物がないときには,代わりに,『啓示の書の最高潮』の本を用いることができる。
■ 主宰監督またはその指名を受けた人は,12月1日か,それ以後できるだけ早く会衆の会計検査を行なってください。建設などのために別個の口座を持っているなら,その会計検査も行なうよう取り決めます。終了後,次回の会計報告の際に会衆に発表します。
■ 宗教法人の主体会衆となっている会衆は,毎年所轄庁に提出することになっている書類を期限までに忘れずに提出なさってください。提出期限は,法人の定めた会計年度終了後4か月以内です。なお,提出した書類の写しを支部事務所にもお送りください。
■ 思い起こしたい点ですが,個人的な通信物の差出人住所として,支部事務所の住所を用いるべきではありません。この点は,手紙や文書類を郵送して,関心を示した人や留守宅,あるいは訪問できない所に住む人に証言する際に当てはまります。宣教は神への個人的な奉仕が関係しているので,奉仕者は,差出人住所として自分の住所を用いたいと思うでしょう。(マタ 28:19,20。ロマ 10:14,15)しかし,郵便で証言する際に自分の住所を用いるのは賢明でないと感じる場合には,自分の名前と王国会館の住所を用いることができます。―「王国宣教」2002年5月号,「質問箱」を参照してください。
■ 「輸血の代替医療 ― 患者の必要と権利にこたえる」のビデオが1月の奉仕会で取り上げられます。ビデオを必要とする方は,できるだけ早く会衆を通して依頼してください。なお,このビデオは「輸血の代替療法 ― ドキュメンタリー・シリーズ ― DVD」の中に含まれています。
-
-
助けになりたいのですが王国宣教 2005 | 11月
-
-
助けになりたいのですが
1 エホバの証人は,世界のどこかで災害が生じたという話を聞くと,「助けになりたいのですが」とよく言います。使徒 11章27-30節の記録によると,1世紀のクリスチャンたちは,ユダヤで飢きんが生じた時,そこに住む兄弟たちのために救援活動を行ないました。
2 今日,わたしたちの組織の法律上の規定では,慈善活動を行なうため,あるいは自然災害や人為的な災害その他,必要が生じた場合に人道的援助を行なうために,資金を用いることが認められています。
3 例えば,昨年,南アジアで起きた津波の被害者を助けるために多くの兄弟たちが寄付をしました。組織が設けた救援基金に対する寄付という形で示された心のこもった反応は,深く感謝されました。しかし,特定の災害に限定した寄付がなされると,国によっては,その目的のためだけに,また地元の兄弟たちの必要が満たされたかどうかにかかわりなく定められた期間内に,そうした基金を用いることが求められます。
4 ですから,人道的援助や救援活動のための寄付は,世界的な業のための寄付として行なうようにお勧めします。その基金は,救援活動や,クリスチャンの兄弟たちの霊的必要を満たす業を促進するために用いられます。何らかの理由で世界的な業への寄付とは別に救援のための寄付をしたいと思う方がおられれば,今後もお受けし,救援が必要な時に活用したいと思います。しかしその場合も,用いる場所や方法を指定せずに寄付してくださるなら,助けになります。
5 おもに世界的な業のために寄付をするというこの方針により,いっそう多くの基金を,救援のためだけに蓄えておくのではなく,王国の業のあらゆる面に関連して活用することができます。これは,エフェソス 4章16節の精神とも調和します。必要なものを与えるために協力するとき,「愛のうちに自らを築き上げることを目ざした体の成長に資する」ことになるのです。
-