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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2007
塔07 10/1 31ページ

読者からの質問

創世記 27章18,19節に記されているように,ヤコブがエサウのふりをしたことは,間違っていたのではありませんか。

あなたもこの記述をよくご存じかもしれません。老齢のイサクはエサウに獲物の肉を獲て来てほしいと頼み,こう言いました。「わたしに食べさせてくれまいか。死ぬ前に,わたしの魂がお前を祝福するようにするのだ」。夫のその言葉を聞いたリベカは,おいしい料理を作ることにし,ヤコブにこう指示します。「ぜひともあなたが[その食べ物]を持って行って父上が召し上がれるようにし,こうして死なれる前にあなたを祝福してくださるようにするのです」。それでヤコブはエサウの衣を着,首筋と両手に子やぎの皮を当ててもらい,そのおいしい料理を持って父親のところに入って行きました。イサクが「我が子よ,お前はだれなのか」と尋ねると,ヤコブは「あなたの長子エサウです」と答えます。イサクはその言葉を信じ,ヤコブを祝福しました。―創世記 27:1-29。

リベカとヤコブがこのように行動した理由について,聖書は詳細に述べてはいませんが,その状況が突然に生じたことを示唆しています。留意すべき点として,神の言葉はリベカとヤコブの行ないの是非を論じておらず,この記述によってうそや欺きの先例が作られたわけではありません。しかし,聖書はこの状況を理解するための手がかりを与えています。

まず,ヤコブには父親の祝福を受ける権利があり,エサウにはなかったことを,聖書の記述は明らかに示しています。以前にヤコブは,双子の兄から長子の権を法的に買い取っていました。認識の欠けたエサウは自分の空腹を満たすため,食事と引き換えにその権利を売ったのです。そのようにしてエサウは「長子の権を軽んじ」ました。(創世記 25:29-34)ですからヤコブは父親のところに行った時,正当に自分のものである祝福を求めていたのです。

二つ目の点として,イサクはヤコブに祝福を与えたことに気づいた時,それを取り消そうとはしませんでした。双子が生まれる前にエホバがリベカに告げた,「年上の者が年下の者に仕えるであろう」という言葉を思い出したのかもしれません。(創世記 25:23)イサクが,ハランに向けて出発しようとしていたヤコブに対し,すでに与えていた祝福を増し加えたことも,注目に値します。―創世記 28:1-4。

最後に,エホバは起きていたすべての事をご存じであり,関心を払っておられたということを思いに留めるべきです。イサクが与えた祝福は,アブラハムに対する神の約束と結びついていました。(創世記 12:2,3)神はヤコブが祝福を受けることを是認しておられなかったのであれば,何らかの方法で介入されたことでしょう。しかしエホバはそうされず,むしろ「あなたの胤によって地上のすべての家族は必ず自らを祝福するであろう」と告げて,ヤコブに確証をお与えになりました。―創世記 28:10-15。

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