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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「ペリカン」

ペリカン

(Pelican)[ヘ語,カーアート]

ギリシャ語セプトゥアギンタ訳とラテン語ウルガタ訳の翻訳者たちはヘブライ語カーアートを「ペリカン」と同定しました。この鳥は,モーセの律法で『清くないもの』として指定されている鳥の中に挙げられています。―レビ 11:13,18; 申 14:11,12,17。

ペリカンは,飛ぶ鳥の中では大型のほうで,体長は1.5㍍余に達し,翼幅は2.5㍍かそれ以上の堂々たるものになります。黄色みがかったくちばしは長く,また鉤形になっており,その下に付いている伸縮自在の大きな袋は何も入っていなければほとんど目立ちません。ペリカンは陸上ではぶかっこうですが,飛んでいる姿は力強く優雅です。そして,自分たちの漁場から100㌔も離れた場所に巣を作ることが知られています。ペリカンは漁の名手であり,水上では水かきのある足で敏しょうな動きをすることができます。

ペリカンは食物を腹いっぱい詰め込むと,よく寂しい場所に飛んで行き,頭を肩にうずめて沈思黙考の姿勢を取ります。そうしてじっとしているので,遠くから見ると白い石かと思えるほどです。この鳥は一度に何時間もその姿勢のままでいます。これは,詩編作者が自分の悲嘆の激しさを例えて,「わたしは荒野のペリカンに似ています」と書いた時に言及した物思いに沈んで無活動になった状態に適合します。(詩 102:6)この「荒野」とは,必ずしも砂漠のことではなく,単に人間の居住地から離れた地域,恐らく湿原のことを暗示しているのでしょう。今でもヨルダン渓谷北部の沼沢地は,ある季節にはペリカンの生息地となります。イスラエルでは,3種類のペリカンが見られます。一番よく見かけるのは,モモイロペリカン(Pelecanus onocrotalus)です。ダルマティアペリカン(Pelecanus crispus)とコシベニペリカン(Pelecanus rufescens)はそれほど頻繁に見かけません。

ペリカンは,人間に邪魔されない未耕作の場所を非常に好みます。そのような場所で巣を作り,ひなをかえします。漁をしたあとはその場所に引きこもります。この鳥はそのように人里離れた荒れ果てた所を好むので,聖書の中では完全な荒廃の象徴として用いられています。イザヤはエドムがやがて荒廃することの象徴として,ペリカンがその地を所有すると予告しました。(イザ 34:11)ゼパニヤは,ニネベの柱頭の間にペリカンが棲むようになると預言し,完全な破滅と人間がだれもいなくなることを示しました。―ゼパ 2:13,14。

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