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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2021
塔研21 10月号 14–17ページ
1人の兄弟が,ひどく壊れてしまった家を建て直すのに必要な時間や労力を考えて,ぼうぜんとしている。

エホバとの友情を再び築く

毎年,羊のような大切な人たちが大勢会衆に復帰しています。誰かが戻ってくるたびに,大きな「喜びが天に」湧き起こります。(ルカ 15:7,10)あなたも会衆に復帰した人の一人ですか。もしそうなら,あなたが再び真理の側に立場を定めたのを見て,エホバもイエスも天使たちも大いに喜んでいます。しかし,エホバとの友情を再び築いていく中で,さまざまな問題にぶつかるかもしれません。どんな問題がありますか。何が助けになりますか。

どんな問題があるか

会衆に戻ってきた後も,マイナスの気持ちと闘っている人たちは少なくありません。あなたもダビデ王の気持ちが分かるかもしれません。ダビデは,罪を許されていたにもかかわらず,「自分の過ちに圧倒され[る]」と言いました。(詩 40:12; 65:3)エホバのもとに帰ってきた後も,罪悪感や恥ずかしい気持ちが何年も続く場合があります。20年余り排斥されていたイザベル姉妹はこう言っています。a 「エホバが許してくださったとは,なかなか思えませんでした」。とはいえ,気落ちするならエホバとの絆が再び弱くなってしまうかもしれません。(格 24:10)そうしたことが決して起きないようにしましょう。

エホバとの友情を再び築くためにしなければならないことについて考えて,自分にはできないのではないか,と感じる人もいます。アントワーヌ兄弟は,復帰した後にこう言いました。「エホバの証人としてどんなことを学び,どんなことを行っていたかを,すっかり忘れてしまっていました」。こうした気持ちのために,クリスチャンとしての活動に十分参加できない人もいるかもしれません。

例えで考えてみましょう。大切にしていた家がハリケーンでひどく壊れてしまった場合,それを建て直すのに必要な時間や労力を考えると,気が遠くなるかもしれません。同じように,エホバとの友情が重大な罪によって壊れてしまった場合,その友情を再び築くには大変な努力が必要だ,と感じるかもしれません。でも,1人で頑張る必要はありません。

エホバは私たちにこう呼び掛けています。「来なさい。私たちの間で物事を正そう」。(イザ 1:18)あなたは,「物事を正」すために,すでに大きな努力を払ってきました。エホバは,そのように頑張っているあなたをいとおしく思っています。考えてみてください。あなたがエホバのもとに帰ってきたことは,サタンの非難が間違っていることの強力な証拠になるのです。(格 27:11)

エホバのもとに帰ってくることによって,あなたはエホバに近づきました。そして,エホバもあなたに近づくと約束してくださっています。(ヤコ 4:8)会衆の人たちも,あなたが戻ってきたことを喜んでいます。とはいえ,さらに行うべきことがあります。お父さんであり友でもあるエホバへの愛を深めていくことです。そのために何ができるでしょうか。

達成できる目標を立てる

達成できる目標を立てましょう。エホバや将来の約束についての知識といった信仰の土台は残っていることでしょう。しかし,その上にクリスチャンとしての良い習慣を再び築いていく必要があります。例えば,良い知らせを伝えることや,集会やそのほかの機会に兄弟姉妹と時間を過ごすようにすることなどです。では,どんなことを目標にできるでしょうか。

エホバにいつも祈る。お父さんエホバもよくご存じのことですが,罪悪感を感じていると,祈るのが難しくなることがあります。(ロマ 8:26)それでも,「粘り強く祈り」,エホバとの友情を再び築きたいと心から思っていることを伝えましょう。(ロマ 12:12)アンドレイ兄弟はこう述べています。「強い罪悪感と恥ずかしさを感じていました。でも祈るたびに,そうした気持ちは和らぎ,心はいっそう穏やかになりました」。どのように祈ったらよいか分からない時には,悔い改めたダビデ王の祈りを参考にすることができます。それは,詩編 51編と65編に収められています。

聖書を定期的に学ぶ。そうするなら,信仰は強くなり,エホバへの愛は深くなっていきます。(詩 19:7-11)フェリペ兄弟はこう言います。「私は,聖書通読や個人研究が習慣になっていなかったので,弱くなり,エホバをがっかりさせてしまいました。同じ間違いは二度としたくないと思いました。それで,個人研究を定期的に行うことを決意しました」。あなたも同じようにできます。個人研究で何をテーマにしたらよいか分からないなら,エホバとの強い友情を築いている友達に尋ねてみましょう。

仲間の兄弟姉妹との友情を再び築く。会衆に戻ってくる人の中には,自分は兄弟姉妹から良く思われないのではないか,と心配する人がいます。ラリッサ姉妹はこう言います。「恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。会衆の兄弟姉妹を裏切ってしまった,と感じていたからです。そうした気持ちはなかなか消えませんでした」。長老たちも兄弟姉妹も,あなたがエホバとの友情を再び築くのを助けたいと心から願っています。(「長老たちにできること」という囲みを参照。)みんなは,あなたがエホバのもとに帰ってきたことを喜んでいて,あなたが元気になることを願っています。(格 17:17)

どうすれば会衆の人たちともっと親しくなれるでしょうか。集会に休まず出席し,伝道を定期的に行うことによって,兄弟姉妹と一緒に時間を過ごしましょう。そうするとよいのはなぜでしょうか。フェリクス兄弟はこう言っています。「会衆の人たちは,私が戻ってくるのを心待ちにしてくれていました。自分は愛されているんだと実感しました。みんなのおかげで,会衆の中に再び居場所を見つけることができましたし,エホバに許されていると感じられました。そして,エホバに仕えていく力ももらえました」。(「あなたにできること」という囲みを参照。)

あなたにできること

クリスチャンとしての良い習慣を再び築きましょう。

長老が,エホバのもとに戻ってきた兄弟と一緒に祈っている。

エホバにいつも祈る

エホバとの友情を再び築きたいと心から思っていることを伝えましょう。長老たちは,あなたのために,またあなたと一緒に祈ってくれます。

長老が,「エホバに近づきなさい」の本を使って,その兄弟と聖書レッスンを行っている。

聖書を定期的に学ぶ

信仰を強くしましょう。そうするなら,エホバへの愛は深くなっていきます。

その兄弟が,会衆の兄弟姉妹と一緒に軽食を取りながら,楽しく話している。

仲間の兄弟姉妹との友情を再び築く

集会に休まず出席し,伝道を定期的に行うことによって,兄弟姉妹と一緒に時間を過ごしましょう。

諦めないでください

サタンは,エホバとの友情を再び築こうとするあなたの邪魔をしようとして,今後も“ハリケーン”を送り込んでくるでしょう。(ルカ 4:13)ですから,今エホバとの友情を強めることによって,備えをしておきましょう。

エホバはこう約束しています。「[私は]いなくなった羊を捜し,はぐれた羊を連れ戻し,けがをした羊に包帯をし,弱い羊を力づける」。(エゼ 34:16)エホバは,ご自分との友情を再び築けるよう,たくさんの人を助けてきました。そして,あなたのことも助けたいと思っているのです。

長老たちにできること

壊れてしまった家を建て直している兄弟を長老が手伝っている。

長老たちは,エホバとの友情を再び築くよう復帰した人たちを助ける上で,重要な役割を果たします。どんなことができるでしょうか。

安心できるようにする。使徒パウロは,罪を犯して悔い改めた人が「あまりの悲しみに打ちのめされてしま」うことがあるのを知っていました。(コリ二 2:7)そうした人は,恥ずかしさや落胆を感じることがよくあります。それで,パウロはコリントの会衆に,悔い改めた人を「優しく許して慰めるべきです」とアドバイスしました。復帰した人たちは,エホバや仲間から深く愛されていることを実感する必要があります。長老たちは,復帰した人たちをいつもよく褒め,必要な助けを与え続けることにより,落胆しないよう助けることができます。

一緒に祈る。「正しい人の祈願には大きな力があります」。(ヤコ 5:16)前に出てきたラリッサ姉妹はこう言います。「自分が感じている疑いや不安について,長老たちに話しました。長老たちは,私のために祈ってくれました。それを聞いて,長老たちが私に腹を立てているわけではないと分かりました。長老たちは,エホバとの友情を再び築けるよう私を助けたいと思ってくれていたんです」。テオ兄弟はこう言っています。「長老たちの祈りのおかげで,エホバが私を心から愛し,私の悪いところだけでなく,良いところも見てくれていることを確信できました」。

友達になる。復帰した人たちには,会衆の中に友達が必要です。長老のジャスティン兄弟はこう言っています。「機会を見つけて一緒に伝道に行くよう誘いましょう。家を訪ねるのもとても大切なことです。復帰した人たちには親しい交友が絶対に必要なんです」。同じく長老のヘンリー兄弟もこう言います。「長老たちが復帰した人たちと親しくしているのを見ると,会衆の人たちも同じようにしようと思うものです」。

聖書を学ぶよう励ます。クリスチャンとして十分成長した人は,復帰した人が聖書を学ぶ良い習慣を身に付けるよう助けることができます。長老のダルコ兄弟はこう言います。「私は,個人研究で見つけた興味深い情報を話したり,聖書の勉強の楽しさを伝えたりするのが大好きです。励みとなる資料を一緒に学ぶこともあります」。やはり長老であるクレイトン兄弟はこう言います。「復帰した人に,自分と同じような経験をした聖書中の人物を探すよう勧めています」。

牧羊する。復帰した人たちは,自分に対して長老が裁判官のような役割を果たすのを見てきました。しかし今度は,長老たちを牧者として見る必要があります。(エレ 23:4)ですから,いつでも話に耳を傾け,進んで褒めるようにしましょう。小まめに連絡を取ってください。長老のマーカス兄弟は牧羊訪問の際に行っていることについて,こう述べています。「聖書から話し,褒めます。戻ってくるために本当によく頑張ったことをうれしく思っていることを話し,エホバも同じように感じていることを伝えます。そして,毎回の訪問の終わりに次回の予定を決めます」。

a この記事に出てくる名前は変えてあります。

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