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  • 塔研18 2月号 28–30ページ
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  • 喜び 神が与えてくださる特質
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2018
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 喜びとは何か
  • 倣いたい手本
  • 喜びを抱ける理由
  • どうすれば喜びを深めることができるか
  • どんな良い結果が得られるか
  • 苦難に満ちた世にあって喜びを見いだす
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1985
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    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1995
  • 喜び
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    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2018
塔研18 2月号 28–30ページ

喜び 神が与えてくださる特質

  • 愛

  • 喜び

  • 平和

  • 辛抱強さ

  • 親切

  • 善良

  • 信仰

  • 温和

  • 自制

わたしたちは皆,幸せな生活を送りたいと願っています。しかし,終わりの日の今,「対処しにくい」問題にぶつかります。(テモ二 3:1)不公正,病気,失業,愛する人の死などです。そのために喜びが徐々に奪われるかもしれません。神の僕であっても,落胆して喜びを失うことがあります。そのような時,どうすれば喜びを取り戻せるでしょうか。

まず,本当の喜びとは何か,神の僕たちが問題にぶつかってもどのように喜びを保ったかを考えましょう。その後,わたしたちが喜びを保ち,喜びを深めるためにできることを考えます。

喜びとは何か

喜びとは,単に楽しいと感じたり陽気になったりすることではありません。例えば,お酒をたくさん飲むと上機嫌になる人がいます。でも,酔いがさめると楽しい気分は消え,問題だらけの現実に引き戻されます。このような一時的な楽しさは本当の喜びとは言えません。(箴 14:13)

喜びは,「良いものを得ること,あるいは期待することによって引き起こされる感情」と定義されています。喜びは内面の深いところにあるので,周りの状況に左右されません。(テサ一 1:6)動揺させられるような問題にぶつかっても失われません。例えば,使徒たちはキリストについて語ったためにむち打たれましたが,「彼の名のために辱められるに足る者とされたことを歓びつつ,サンヘドリンの前から出て行」きました。(使徒 5:41)むち打たれたことを喜んだわけではありません。神に忠誠を保てたことを喜びました。

喜びという特質は,生まれつき備わっているものでも,自動的に得られるものでもありません。喜びは,神の聖霊の実の一面です。喜びを含む「新しい人格」は,神の霊の助けによって身に着けることができます。(エフェ 4:24。ガラ 5:22)喜びという特質があれば,生活のストレスに対処しやすくなります。

倣いたい手本

エホバの目的は,地球が良いことを行なう人々で満ちることです。しかし今,多くの人たちは悪いことを行なっています。だからといって,エホバは喜びを失ってはおられません。聖書には,「力と喜びはその場所[または,神の住まい]にある」と述べられています。(代一 16:27)また,神の僕たちの良い行ないは「[エホバ]の心を歓ばせ」ています。(箴 27:11)

エホバにどのように倣えるでしょうか。物事が思いどおりにならなくても過度に思い悩まないことです。喜びを失うのではなく,現在得ている良いものに目を向け,新しい世でより良いものが得られる時を辛抱強く待ちましょう。a

聖書には,難しい状況の中でも喜びを保った人たちのことが記されています。アブラハムは,命が危険にさらされたり,他の人が引き起こした問題に巻き込まれたりしても,喜びを失いませんでした。(創 12:10-20; 14:8-16; 16:4,5; 20:1-18; 21:8,9)なぜ喜びを保てたのでしょうか。メシアの支配する新しい世で生活するという希望を思い描いていたからです。(創 22:15-18。ヘブ 11:10)イエスはこう言いました。「あなた方の父アブラハムは,わたしの日を見ることを見越して大いに……歓んだのです」。(ヨハ 8:56)わたしたちもアブラハムに倣い,将来味わえる喜びについて深く考えましょう。(ロマ 8:21)

パウロとシラスも神の約束に思いを向けていました。強い信仰を持っており,問題にぶつかっても喜びを保ちました。例えば,何度も殴打されて獄に入れられましたが,「真夜中ごろ,……祈ったり,歌で神を賛美したりし」ました。(使徒 16:23-25)彼らは神の約束に思いを向けていたので,つらい状況に耐えることができました。また,キリストの名のために苦しんでいることを知っていたので,喜びを保てました。わたしたちもパウロとシラスに倣い,神に忠実に仕えることから得られる良い結果に思いを向けましょう。(フィリ 1:12-14)

今日でも,難しい状況の中で喜びを保っている兄弟姉妹が大勢います。2013年11月,スーパー台風ハイエンがフィリピン中部を直撃し,エホバの証人の家が1000軒以上被害を受けました。タクロバン市に住んでいたジョージの家は全壊しました。こう述べています。「大変な被害を受けましたが,兄弟たちは喜びを失っていません。言葉ではうまく言えませんが,深い喜びを感じています」。難しい問題を経験する時,エホバがしてくださっていることを思い巡らし,感謝の気持ちを抱きましょう。そうすれば喜びを保つことができます。わたしたちが喜びを抱ける理由はほかにもあります。

喜びを抱ける理由

わたしたちが喜びを抱ける最大の理由は,エホバとの親しい関係を持っていることです。エホバは宇宙主権者です。その方がわたしたちの父であり,神であり,友なのです。(詩 71:17,18)

エホバは,命という贈り物と生活を楽しむ能力を与えてくださいました。(伝 3:12,13)また,わたしたちを引き寄せてくださり,人類に対する目的を教えてくださいました。(コロ 1:9,10)わたしたちは,人生の本当の意味は何か,どのように生きるべきかを知っています。他方,多くの人々は人生の真の目的を知りません。パウロはこう書きました。「『神がご自分を愛する者たちのために備えられた事柄は,目も見ず,耳も聞かず,人の心に上ったこともない』……。神はそれを,ご自分の霊によって,このわたしたちに啓示された」。(コリ一 2:9,10)エホバのご意志と目的を理解できているのはうれしいことです。

エホバはほかにもどんなことをしてくださっているでしょうか。わたしたちの罪を許してくださっています。(ヨハ一 2:12)新しい世で生活するという希望も与えてくださいました。その希望はもうすぐ実現します。(ロマ 12:12)わたしたちは今,大勢の兄弟姉妹と共にエホバを崇拝することができています。(詩 133:1)エホバはわたしたちをサタンと邪悪な天使たちから守ってくださいます。(詩 91:11)神からのこうした祝福を思い巡らすなら,喜びを抱けるでしょう。(フィリ 4:4)

どうすれば喜びを深めることができるか

すでに喜びを抱いていても,喜びを深めることができます。イエスはこう言いました。「わたしがこれらのことをあなた方に話したのは,わたしの喜びがあなた方のうちにあり,あなた方の喜びが満ちるためです」。(ヨハ 15:11)たき火の勢いを強めるには,まきを足す必要があります。同じように,喜びを深めるには,神の霊の助けが必要です。ですから,神の霊を祈り求め,聖霊に導かれて書かれた聖書を読んで黙想しましょう。(詩 1:1,2。ルカ 11:13)

エホバに喜ばれる活動を精一杯行なうことによっても,深い喜びを味わえます。(詩 35:27; 112:1)わたしたちは神のご意志を行なう者として造られているからです。聖書にも,「まことの神を恐れ,そのおきてを守れ。それが人の務めのすべてだからである」と記されています。(伝 12:13)エホバに仕えるなら,人生で最高の喜びを味わえるでしょう。b

どんな良い結果が得られるか

喜びという特質を培うなら,たくさんの良い結果が得られます。問題にぶつかっても喜びを保ってエホバに仕える時,エホバにいっそう喜んでいただけます。(申 16:15。テサ一 5:16-18)また,本当の喜びを味わっているので,お金や物を中心にした生き方を避け,神の王国のためにもっと犠牲を払おうとするでしょう。(マタ 13:44)そのような犠牲を払うなら,喜びは深まり,もっと幸せになれます。他の人を幸せにすることもできるでしょう。(使徒 20:35。フィリ 1:3-5)

健康について調査した米国ネブラスカ大学の研究者は,「今,幸せで満足のいく生活を送っていれば,将来,健康な生活を送れるだろう」と述べています。聖書にも,「喜びに満ちた心は治療薬として良く効[く]」とあります。(箴 17:22)喜びは健康にも良いのです。

今はストレスの多い時代です。しかし,祈りと研究と聖書の黙想によって聖霊を受けるなら,本当の喜びを味わえます。現在得ている祝福を思い巡らし,神の僕たちの信仰に倣い,神のご意志を行なうなら,喜びを深めることができます。詩編 64編10節にあるとおりです。「義なる者はエホバにあって歓び,実際にそのもとに避難します」。

a 辛抱強さという特質は,「霊の実」に関するこのシリーズ記事で今後取り上げられます。

b 「喜びを深めるために」の囲みも参照。

喜びを深めるために

  • 生活をシンプルにする。(ルカ 12:15)

  • 自分の限界をわきまえる。(ミカ 6:8)

  • エホバにいっそう仕えるため,時間の使い方(仕事や学校や気晴らしなど)を工夫する。(エフェ 5:15,16)

  • 自分と他の人に厳しすぎないようにする。(フィリ 4:5)

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